絵に描けないスペイン

著者 :
  • 幻戯書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901998390

作品紹介・あらすじ

スペイン生活とは何か。ひと言でいえば、絶え間なき闘いである。そしてその99%は理不尽との闘いである。雪舟、北斎にゴヤ、ピカソ、天才たちの粗暴さを愛する画家の文化考。

感想・レビュー・書評

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  • NHK週刊ブックレビューで、角田光代さんが紹介した本。
    堀越千秋さんは、東京芸術大大学院油画科修了され、フランス、イタリアの後に旅したスペインが気に入り、二年後に再びスペインへ。
    そして、本の時点で25年、現在ではすでに40年近くマドリードに住み、日本と行き来されています。

    本職が画家なのでしょうが、エッセイストともいえます。
    彼自身、非常に面白いかたで、スペインと日本でユニークな皆さんと交流されているので、笑いながら読みました。
    一番笑ったのは『茶一服』ですね。主役は茶道の大先生なのに。

    どんぐりを食べて育った豚のハム、食べたい!

  • ANAの機内誌「翼の王国」の表紙を描いている、スペイン滞在25年の絵描きによるスペインライフなどの身近エッセー。

    スペインのハモン(生ハム)の旨さ、日本とヨーロッパの温泉比較、アーティストや文化人との交流話・・・・・。

    電車の中で気軽に読めけれど、特になにも残らない。

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著者プロフィール

画家。1948年東京都・駒込千駄木町生まれ。1976年東京藝術大学・大学院(油画)終了後、スペイン政府給費留学生として渡西、現在に至る。世界各地で個展を開催。壁画、彫刻、装丁、挿絵、舞台芸術、陶芸、映像など多岐に制作。カンテ(フラメンコの唄)の名手でもある。

「2008年 『赤土色のスペイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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