奥山准教授のトマト大学太平記

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著者 : 奥本大三郎
  • 幻戯書房 (2011年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901998840

奥山准教授のトマト大学太平記の感想・レビュー・書評

  • 「ー」

    フランス語の教養がある人が読めば面白いのだろう。
    社会に対する皮肉がいい。

  • フランス講義についてはあまり頭に入らなかったけど、雰囲気は好き。森博嗣さんの水柿助教授を思い出しました。ラストが突然すぎてびっくりです。続くの?

  • 「鉄屑彫刻の知に悩む」は笑った。
    勉強になったところあり。
    こういうふうに奥本先生は講義してたんだろうなあ。ちょっと受けたかった。

  • 半独立行政法人トマト大学の仏文教授である奥山教授が、学生相手に学問・大学のシステム・受験体制などを語る。

     フランス文学を中心に、雑学的な知識やフランス語に限らず翻訳することへの考え方など、多岐にわたっていて、面白い。奥山先生の姿を借りた奥本氏の学問や教育に対する姿勢がうかがわれる。それに振り回される学生は、意外に冷めてる。

     でも、センター試験の監督についてのご意見は、半分くらいはのんきな教授のグチに思えます。終わり方は、3.11を意識したのかしら?

     それにしても、奥本先生も、こんなにオヤジギャグ満載のゼミをやっていたのでしょうか?

  • いそうだよな、こういう准教授ってw 面白いんだけど、軽妙さだけが妙に読後に残る感じ。やっぱりオムニバス形式だからなのかな?

  • イヤー面白かったですね著者:奥本大三郎氏はフランス文学者、フランス文学を始め薀蓄が満載です。
    教養に対する昨今の風潮や大学教育や学問の姿勢に対する風刺が主人公、奥山万年准教授の日常を通してユーモラスに語られます。
    この奥山万年准教授たるや実にウイットに富んでいてそしてクレバーまたお年頃特有の親父ダジャレもアカデミックです。
    物語の中でフランスの文豪、名作、日本の近代文学に貢献した翻訳者の解釈など活字マニアには、たまらない話も沢山出てきます。
    また大学生に教養・勉学に対する姿勢を問うくだりがアチコチで出てきますが、ジェネレーションギャップに思わず腹を抱えて笑わせてもらいました。
    奥山准教授の語り口、暮らしぶりは私的には敬愛するフランス文学通の故遠藤周作氏(狐狸庵先生)をイメージしながら楽しく読ませていただきました。
    終章のラストシーンでは文科省のご都合通達、指導マニュアルの責任回避的アリバイ文書の無能さが笑いを誘いますが最後は文科省一流の言い訳常套句「想定外」の想定の悲しさを暗喩したブラックユーモアで終わります。
    文科省に軽くデコピン一発のニクイいエピローグでした。

    読後感=教養とは学問を学ぶ姿勢と見たり・・・

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奥山准教授のトマト大学太平記の作品紹介

先生、私たち何のためにフランス文学なんか勉強するんですか?文学と大学の落日をめぐる、ブラック・ユーモアあふれる長篇小説。

奥山准教授のトマト大学太平記はこんな本です

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