慈経: ブッダの「慈しみ」は愛を越える (「パーリ仏典を読む」シリーズ vol. 1)
- 日本テーラワーダ仏教協会 (2003年9月11日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902092011
感想・レビュー・書評
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仏教分裂の歴史は根本分裂から始まる。ブッダの訃報を知り、「スパッタダは、『悲しむことはない。ブッダが涅槃に入られたので、我々は苦しみから開放された。ブッダがおいでの時は、あれも駄目、これも良くないと禁止されるばかりだったが、これからは何でも自分の好きにできる。誰も禁止する人はいない』と発言した」(第一章 初めての結集 ブッダ入滅の四か月後、タンマの編纂をする)。この発言を問題視したマハーカッサパ(マハーカーシャーパ、大迦葉、摩訶迦葉)が仏典編纂(へんさん)を決意する。十大弟子のうち、モッガラーナ(目連、目犍連)は集団暴行で殺害され、サーリプッタ(シャーリプトラ、舎利佛)は病没していた。
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