森のイスくん

著者 :
  • ゴブリン書房
3.72
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本棚登録 : 121
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902257113

作品紹介・あらすじ

ふかいふかい森のおくに、イスがひとつありました。いつからここにあるのか、だれもしりません。ちょっぴり不思議なイスくんと、森の友だちの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 森の奥にイスがひとつ。
    動物たちがいっしょに遊ぼうと誘う。

    森にさいている花の名前をたくさん知っているイス。
    雲の名前もたくさん知っている。
    どうしていろんなこと知ってるの?とたずねても「くふふ」と笑うだけ。

    動物たちは、イスはどこからきたんだろう?
    だれが座ってたんだろうと想像するけどイスくんは答えてくれずに笑うだけ。

    「イスくん、あしたも あそぼうね」
    「くふふ、あそびま〜す」


    不思議なイスだけど笑ってるだけでも動物たちは楽しそう。
    いつもいないものがいるって、興味しんしんで…というのがよくわかる。

    ずっと森にいていろんなものを見ているイスくんだから物知りなんだろうか。


    チェアリングの物語を思い出してしまった。
    森の中のイス、気持ちいいだろうなぁ。
    遊ぶより大人は座りたいと思う(笑)

  • なんだかほんわかな気持ちになる。

  • 読了

  • 1-1 2008/07/02

  • くふふとミステリアスないすくん。

  • 特別なことは、何にも起こらない、いすくんと動物達のふれあいの話。

  • いつどこから来たのか、なんでここにいるのかは、今問題じゃなかった。
    その存在そのものが楽しくて、一緒に遊べるから嬉しい。
    好きだから知りたくなるけど、色んな想像が出来るから楽しいし、イスくんも楽しんでいるんだから、詳しく知る必要はなかった。
    森の中にあるイス。ありそうだし、そそられる。

  • なんかいいんだよね、この感じ。

  •  石井聖岳さんの絵本で、一番スキ。とにかく色が美しいし、イスくんのほんのわずかな口角のゆがみで表情がくるくる変わるのが、眺めていて楽しい。ゆったりした気分にもなれます。

  • ほのぼの

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著者プロフィール

1976年、静岡県生まれ。『つれたつれた』(さく・内田麟太郎、解放出版社)で絵本画家デビュー『ふってきました』(さく・もとしたいづみ、講談社)で第13回日本絵本賞受賞、第39回講談社出版文化賞絵本賞受賞。『おこだでませんように』(さく・くすのきしげのり、小学館)は、第55回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定されている。近著に『みんなとおなじくできないよ』(さく・湯浅正太、日本図書センター)、『まってました』(さく・もとしたいづみ、講談社)、『どろんこおばけになりたいな』(さく・内田麟太郎、童心社)、『オレじてんしゃ! 』(ほるぷ出版)など。

「2022年 『おはなしサイエンス 遺伝子工学 光るマウスが未来をかえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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