- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902257113
作品紹介・あらすじ
ふかいふかい森のおくに、イスがひとつありました。いつからここにあるのか、だれもしりません。ちょっぴり不思議なイスくんと、森の友だちの物語。
感想・レビュー・書評
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森の奥にイスがひとつ。
動物たちがいっしょに遊ぼうと誘う。
森にさいている花の名前をたくさん知っているイス。
雲の名前もたくさん知っている。
どうしていろんなこと知ってるの?とたずねても「くふふ」と笑うだけ。
動物たちは、イスはどこからきたんだろう?
だれが座ってたんだろうと想像するけどイスくんは答えてくれずに笑うだけ。
「イスくん、あしたも あそぼうね」
「くふふ、あそびま〜す」
不思議なイスだけど笑ってるだけでも動物たちは楽しそう。
いつもいないものがいるって、興味しんしんで…というのがよくわかる。
ずっと森にいていろんなものを見ているイスくんだから物知りなんだろうか。
チェアリングの物語を思い出してしまった。
森の中のイス、気持ちいいだろうなぁ。
遊ぶより大人は座りたいと思う(笑)
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なんだかほんわかな気持ちになる。
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読了
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1-1 2008/07/02
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くふふとミステリアスないすくん。
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特別なことは、何にも起こらない、いすくんと動物達のふれあいの話。
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いつどこから来たのか、なんでここにいるのかは、今問題じゃなかった。
その存在そのものが楽しくて、一緒に遊べるから嬉しい。
好きだから知りたくなるけど、色んな想像が出来るから楽しいし、イスくんも楽しんでいるんだから、詳しく知る必要はなかった。
森の中にあるイス。ありそうだし、そそられる。 -
なんかいいんだよね、この感じ。
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石井聖岳さんの絵本で、一番スキ。とにかく色が美しいし、イスくんのほんのわずかな口角のゆがみで表情がくるくる変わるのが、眺めていて楽しい。ゆったりした気分にもなれます。
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ほのぼの