ぐうたら旅日記 恐山・知床をゆく

著者 :
  • 寿郎社
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本棚登録 : 88
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902269574

作品紹介・あらすじ

恐山の温泉で「極楽極楽」と言ってみる。知床半島のクルーズでいちゃつくカップルに呪いをかける。-札幌在住のぐうたら作家が渾身の力を抜いてだらだら歩く爆笑・北のパワースポット巡りと摩訶不思議なショートストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • すげーやこの人。
    「旅日記」だからまぁブログとかならわかるんだけど、書籍として出すもんに、同じ場所同じ目的の旅を載せるんだから。
    だってのに面白い。同行者の皆さんが尖っているのもあるんだろうけど、それをキャッチする北大路さんが何より凄いんだろうなぁ。

  • 積丹の章があるので、積丹旅行を前に借りてみたが、そこまで参考になる情報はなかった。そういう目的で読む本ではないので当然ですが…。

  • 笑わせられる。こういう脱力できる文かけるのうらやましい。旅行って酒飲みてー。小説も面白かった。

  • 公子さんの6冊目は「ぐうたら旅日記」(2012.12)です。まえがきで、いきなり「旅は嫌いだ。」とw。面倒なことばかり、家にいてビール吞みながらTV見てるのが好きだそうです。(私と同じ。ぷっ!)それでも「身体に毒」だと友人に誘われ、恐山、知床、積丹など旅したそうです。で、旅の中身は、ビールタイム(食事を含む)と入浴タイム(混浴含む?)が殆どで、あとは寝てる姿だったでしょうか(^-^) そして、あとがき「旅は嫌いだ。」でした。

  • はー笑った笑った!

    元気出ますね。
    温泉で貴金属注意されたり、
    人をきちんと集合場所に連れていけなかったり
    朝からのビールで新世界見たり。

    一冊で、あ、キミコさんがこの世界にいる限り
    私も酒呑んで、明日に備えようと思えます。

  • 面白い。

  • その名の通り、ぐうたらな旅日記。
    めちゃくちゃ楽しそうで羨ましいことこの上ないです。旅メンバーが面白過ぎます。
    「ウニツアーというよりウニ合宿」は特に面白かった。段々キミコ様の 文章が研ぎ澄まされていく。
    コパパーゲ氏よ、しかしお疲れ様でした。

    ぐうたら夜話も興味深い。

  • 私もこんな旅をしてみたいものだ。

    でも,ウニはいらない。
    ホタテとジンギスカンがあればビールもいらない。

    間違いなく道内の地図は私の方が詳しい。

    3つのお題での創作は,
    最後にお題を見るまで,
    そんなお題が出ていたとは
    きっと誰も気づかないと思う。

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著者プロフィール

1960年代、北海道札幌市生まれ。文筆家。2005年、ネットの公開日記をまとめた『枕もとに靴――ああ無情の泥酔日記』で寿郎社からデビュー。著書に『最後のおでん――続・ああ無情の泥酔日記』『ぐうたら旅日記――恐山・知床をゆく』(以上、寿郎社)、『生きていてもいいかしら日記』『頭の中身が漏れ出る日々』『すべて忘れて生きていく』『私のことはほっといてください』(以上、PHP文芸文庫)、『ロスねこ日記』(小学館)、『いやよいやよも旅のうち』『石の裏にも三年』『晴れても雪でも』(以上、集英社文庫)など。

「2020年 『ハッピーライフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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