- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902516173
感想・レビュー・書評
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いろいろな人が「就活」について語る本。
目次を見て興味ある人がいたら読んでみるといいでしょう。
みうらじゅんさんのコラムはたまに非常に参考になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それでもやっぱり、はたらきたくない。
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ピエール瀧とか板尾とかのグレートフリーの「はたらくこと」の対談集とかすごすぎて思わず読みたくて買ってしまった。。。一気に中盤まで読んじゃいましたが、おもろいっす。
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最初から順々に読んでいって最後の対談、矢沢栄吉さんと糸井重里さんの一言一言に、涙腺が緩んでしまう。
ほんとに胸に沁みました。
この本を紹介してくれた大学図書館の職員さんに、感謝。
就活がんばります!
以下、覚書。
・経営者の読む本を読め
・大事なことふたつ、つなげようとしてる。つながんないのに。
・「この人の世界を見てほしい」と紹介したい気持ち
・なぜ働くか?→ちやほやされたいから!!褒められたいから!!
・「やりたいこと」と「やってみたいこと」は違う。
・デメリット表示
・ダウンロードできないものか、とことんできるものか。
・「ライブだ!」
・挽回、挽回、挽回。
・人のせいにしない。 -
考え方がすき。
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すべての人に生きるエールを送る最高の対談集。
就活の時期に読んでみたかったな…と思ったり。
けれど働く前に読めて本当に良かった。
普通とは違う生き方の著名人が多いので、共感できないかと思いましたが、読後心に残ったのは永ちゃんやしりあがりさんでした。
みんないろんな考えを持って働いてるよな…正解は無いけれど、俺はこういう考えだ!と自信持って言える小さな哲学を持っていたい。
「どっちが正しいという話じゃなくて、「何が大切か」ということなんです」(しりあがり寿)
「褒められたい!!働く生活の方が面白いからかもしれませんね。家でジッとしてるよりは、おもしろいです。」(ピエール瀧)
「仕事と遊びをきっちり分けていた人、仕事と家族は別物だと思っていた人は、遊びや家族がうまくいってるからこそ、仕事もうまくいってるんだ、ということに気づかなきゃ。」(金井トシ宏)
「生きることは苦である、って、2000年前くらいから言ってるわけです。それはもう、どう考えても正しいんですよ。」(みうらじゅん) -
一生懸命な大人ってやっぱりかっこいい。通り一遍のことを言われても、皆がやってるからそうなんだって自分を無理やり納得させても、心の深いところで変われるはずがない。
必死で生きてきた、必死で生きている100人もの大人の言葉は、子供たちに伝えていくべき財産だと思う。
余裕があって、何もかも手に入るときには、全然役に立たない本でないかしら、とわたしは思う。ただ単にこういうふうに考えて生きている人がいるんだと流し読みするくらい。でも、人生がつらい、何もかも嫌だ、と嘆いているときにこそ、励ましの一書となってくれる。みうらじゅんとか永ちゃんとか本当に面白い。異質の生き方本。
(20111211) -
僕が初めてヒトを採用する側になったとき
なんとなしに手にとって読んだ本 -
この本みたいな対談形式で書かれた文章を読むのは苦手
中身がどうこうって前に、対談形式だっていうだけでそれ以上見ない
本屋で何回か見たけど、結局買わず図書館にあったから借りてきた
うぅぅん、想像以上になかなか良い・・・
途中で買ってしまおうかと思ったくらいに良かったぞ
意外なことに「矢沢永吉」との対談が一番共感できたぞぉぉ~
やっぱり「世界の矢沢」侮れません・・・
なんかね最近さ「就活」とか言って、就職することに焦点が当てられていて
「いや、そうじゃないだろ・・・」って個人的に思っていた
学生さんが必死になるのは少しだけ分かる
(すみません私の時代は売り手市場だったので)
その企業に就職した後に待っている、当然のことながらの毎日の風景が
あるじゃん・・・「働く」ってことがさって思ってしまうんだよね
面接のスキルばかりあげても仕方ないよ・・・
面接官もプロだからね(うちの会社の場合は疑問だけどね・・・)
私がこの本で「!」と思った個所を抜粋しますね
・「僕は、なぜだかわからないけど「あいつを呼ぼうぜ」と言われる人が
いいと思っている。結果はわからないけれど、自分の子どもにも、
そんなふうに育ってほしいと願ってきたし、知り合いの若い人たちにも
そう言ってきている」(糸井重里)
・「仕事って「価値をつけること」
・「他人の評判を気にしていると、そこそこのことはできますが、本当にオリジナルな
ことはできません。他人の評判ではなく自分の原理で動く生きかたが、かっこいいと
思います」(山岸俊男・社会心理学者)
・「いっしょに働きたいかどうか」
・「大事なのは、ドキドキすることだと思うんだよ。「ドキドキするから、やっているんだ」と
言われたほうが、僕は感動するな」(小林薫・俳優)
・「わたしは、ずっと前から、自分が誰かと仕事をしたら「次もあいつと仕事がしたい」と
言わせよう、というのがモットーだったんです」(岩田聡・任天堂㈱代表取締役)
・「真剣にリスクを分析したら、大抵の場合は「やめよう」となります。リスクは計算できるけど
成功は計算できないから。でも「やる!」と言いきってしまうことの大切さって、あると思います
(有吉伸人・NHKチーフプロデューサー)
・「人とのつき合いにおいて決定的に重要なのは「共感性」です。相手が何を考えているか
どう思っているかを直感的に感じる能力です」(詫摩武俊・心理学者)
・「やっぱり、目の前にいる人は愛さないとダメやなと思う。愛することと、愛されることで
信頼と自由が生まれる。認めてやることで、すごく仕事ができるようになるんです」
(笑福亭鶴瓶・落語家)
・「誰でもできるかも知れない仕事を与えられたら、そのときこそ、誰にもできない仕事に
してやろうと思いなさい」(ジョージさん・ほがらかな人々)
・「補欠の気持ちをわかってる選手は必ず強くなるんです。「あの先輩のために自分は
走らなきゃいけない」「何かのために自分は頑張らなきゃいけない」という気持ちに
なれたときに、能力は、発揮されるんじゃないかと思うんです」
(大後栄治・神奈川大学陸上部監督)
・「ナポレオン・ヒルとか、船井幸雄さんとか、松下幸之助さんとか・・・いろんな人の本を読んでる
うちに、気がついたんです。職種に限らず、成功してる人たちは、言うことがみんな、いっしょなんですよ
「大きい変化は小さい変化から」「感謝の気持ちを忘れない」「思いついたらすぐ行動」・・・
このみっつ」(上大岡トメ・イラストレーター)
・「おばあちゃんたちだって、みんな、働きたいんですよ。自分が働いて評価され、社会とつながっていると
感じることが、すごく大事なんです」(横石知二・いろどり副社長)
・「先に、高い敷居をまたげ。ハードルの高いところで思いきり頑張ると、知らないうちに自力が
できてくる」(山本一力・作家)
・「やっている最中は「自分しかいない!」と思ってやらなくちゃいけないんだけれども、通じなければ
二度と雇われないわけですから、客観的に自分を評価できないとダメですね」
(米原万里・ロシア語同時通訳)
・「数学者の岡潔さんは「数学というのはどういう学問ですか?」と昭和天皇に聞かれたときに
「生命の燃焼であります」と答えたそうです」(中沢新一・思想化/人類学者)
・「仕事って、たぶん、自分の居場所を好きになるところから、始まると思うんです。
自分のいるところを好きになる才能に恵まれた人は、やっぱり、うまくいくんじゃないでしょうか。
逆に言えば、この場所を愛せないヤツは、よそを愛することなんかできないような気がするんです。
「自分の立ち位置を愛せなくってどうするの?」と。」(重松清・作家)
・「したくない仕事しか来ないんです。でも、運は、そこにしかない」(萩本欽一・コメディアン)
・「やりはじめないと、やる気は出ません。脳の「側坐核」が活動するとやる気が出るのですが
側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので」(池谷裕二・脳科学者)
・「いつも失敗した思うから、次に行くんや。失敗は失敗だけで終わらしたらあかんやろ。
今度挽回しよう、今度挽回しようって、挽回、挽回、挽回で生きてるねん」(綾戸智恵・ジャズシンガー)
・「言いたいのは、それひとつだよ。その生き方を人のせいにしちゃダメだ。
俺も、人のせいにしないから。自分で処理する。だから君も自分で、自信を持って処理してもらいたいと
思うし、決して国が悪いとか、会社が悪いとか、世間が悪いとか言っちゃダメだぞって言いたい」
(矢沢永吉)
・「自分にとって、本当に大事なことってなんだろう。自分にとって、本当に大切な人って誰だろう。
このふたつを、本気で思っているだけで、いい人生が送れるような気がする。」(糸井重里)