はたらきたい。

制作 : ほぼ日刊イトイ新聞 
  • 東京糸井重里事務所
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本棚登録 : 821
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902516173

感想・レビュー・書評

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  • 一緒に働きたいと思えるかどうか。

  • 働くということを正直に、真摯にそれに向き合ってある程度の答えを出してくれる。就職活動をしている人や、これからする人にはいいのかもしれない。ただ、全般的に表現の能力が乏しいが中身の優秀な人、基本的にいいやつ、あてに書かれている。なんだかんだそういう人は、どこかに紆余曲折はあれたどりつくもの。求人の絶対数が少なく、必ず誰かが間違いなくこぼれ落ちるこの就職戦線にあってはこのような理論も空しいもの。この中では、しりあがり寿の章が秀逸だった。真っ正直に経験と思ったことを話すその姿勢と内面の面白さ。あとのものは、あまり…。自分の大切にしているものはなにかって、それを今の段階で明確にできる人間はいーなーって思っちゃうほうの人間である自分はダメな派なんだろーなー。あと、永ちゃんとの対談もよかった。

  • これは、就活や人生のハウツー本じゃない。

    糸井重一も巻頭で述べている。


    この本を開くのは、ちょっぴりどきどきする。

    自分の心のやわらかいところを真正面から針でさされるようなあの、感じ。

    「あなたが正しいと思っていることは、本当にそうなの?」

    そう、私に問いかけてくる気がするからだ。


    それにも拘わらず、

    「こんな私でも大丈夫だって、そう安心させてくれるような、何かピンとくるフレーズと出会えるんじゃないか」

    そんな期待を抱きながらこの本を開いてしまうのだ。




    そして、

    「充実した人生」とか「こうする人間は人から慕われる」とか、そーいうのをいじいじと考えていた自分を鼻で笑える。


    そして、

    時間が答えを授けてくれることもある。
    それに、笑い飛ばせるような人生が、私は好きだ。

    と思わせてくれる。

    よい出会いだったと思える本の一つ。


    ---------
    実は、ずっと前から読みたかった。
    HPでは読んでたけど、書籍でも読んでみたかった。

    結局、新装版で読んだけど、登録はこっちのままで。

  • 就職活動のときに読みたかった。


    ちょっぴりかわった人たちのおはなし。

  • 就活とかいう枠を超えて、久しぶりに"人生を豊かにしてくれそうな本"に出会った気がする。もし自分がいわゆる"就活のマニュアル本"を持ってたら、今すぐ破り捨てる。

  • 糸井重里といろんな人がはたらくこと、について対話を重ねた本。「わかってるんだけど、わかってるんだけど、うーん」という気分にならないこともないけれど、言ってる人の立場と経験が重みがある。まぁその分、その立場になったからこそ言えるのであれ、私にはそんな風には今はできないよ、という思いもあったりしますが…

    本にもあるように、就職前に読んでおくのがタイミングとしてはベストかな。

  • 今の時期多いですね就職活動中の学生。
    会社の周囲でよく見かけます。

    これは「ほぼ日就職論」という、ほぼ日の企画の書籍化本。
    いわゆる就職活動のテクニックやら、マニュアルといった本ではございません。
    様々な立場の人達と糸井重里の「はたらく」ということを切り口にした対談集。

    あなたは、何を大切にしてきましたか?

    それに答えられればこの本は買う必要は無いかもしれないという帯のふれこみ。

    この本では、その大切にしてきたことに共感してもらえる人達のいる職業・職場に就くのがそもそもなのでは?と言いたいのだと思います。

    僕は社会人になって三年目。その僕にはこの本の主張に共感はできます。
    しかし、受かるか・受からんかの現役修シュウカツ生にとっては、そうは言っても受からなくちゃ始まらないと切羽詰まっているわけで、この本の主張は響くんかなぁ・・・とも思ったりもします。

    【以下抜粋】
    仕事って、たぶん、自分の居場所を好きになるところから、始まるんだと思うんです。自分のいるところを好きになる才能に恵まれた人は、やっぱり、うまくいくんじゃないでしょうか。逆に言えば、この場所を愛せないヤツは、よそを愛することなんかできないような気がするんです。「自分の立ち位置を愛せなくってどうするの?」と。
    重松清(作家)

  • 働くことに対する自分なりの立ち位置みたいなものについて考えさせられました。企業に所属するかしないかにかかわらず、目の前にある仕事にどうやって向き合うか。それを決めるのは、上司でもない家族でもない、自分自身なんですよね。就職活動中の人でなくても、参考になりそうな言葉がたくさんあります。

  • 先輩に勧められ、就活時に読んだ本。
    「あなたは何を大切にしてきましたか?」
    その答えを探っていくことこそが、はたらくことを考えるということ。
    その辺のいわゆる就活本よりずっと良い。

  • 就職論について、ユーモア盛りだくさんで書かれています。
    私は電車で笑いをこらえるのに苦労しました。(笑)

    対談形式ですが、特に印象に残ったのは、
    糸井重里さんと矢沢永吉さんの対談。
    異色の就職論です。

    いま「はたらくのがツライと感じている人」だけでなく、
    経営者の方にもおススメします。
    普通のビジネス本とは視点が違ってて、楽しめます♪

    最後に書かれていた言葉が今も印象に残っています。
    その言葉とは・・・、引用文のところをご覧くださいね。
    それにしても、糸井重里さん、
    うーん、いい事言うなぁ。感服します。(^_^)

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