新装版 ほぼ日の就職論「はたらきたい。」 (ほぼ日ブックス)

  • 東京糸井重里事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902516326

感想・レビュー・書評

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  • ずっと眩しい人生は考えられないように、ずっと真っ暗な人生も考えられない。やまない雨はない、夜が来れば朝も来る。当たり前だけど忘れがちなこと。ためにならない就職論に散りばめられた“ためになる”人生論。永ちゃんの筋の通し方は生のセオリーみたい。

  • 糸井重里さんと言えばコピーライターバリバリの頃に子供だった世代なので、今何しているのかよく知りませんでしたが、ほぼ日手帳の会社を作ってまたバリバリやっていたんですね。迷いなく生きてきたのかなと思ったら、子供の頃から就職が怖くてよく布団で泣いていたと書かれていて意外に思いました。これから働く若者たち、既に働いている人たちへも色々な世界の人たちのメッセージが詰まっている本ですが、就職活動していない人たちがわんさか出てくる辺りが一番面白いところで、そのマストは矢沢栄吉さんです。もがいて上がりたいという気持ち一本やりでやってきた迷いない言葉はスガーンと来ました。が、常人にはまねできないですね。でも自分のやりたいことは自分で決めて、誰のせいにもするなというのは納得だし、そうならないように意思的に生きたいなとつくづく思いました。ちなみに結構かっちりした中で僕の敬愛するみうらじゅんさんが何度もコラムで登場しますが面白いことやろうとしてちょっと滑ってます。まあ、昔の事ですよ(笑)

  • はたらくことの本質を問う本。
    大事なのは、「大切にしてきたものはなんですか?」自分の身に振り返って考えてみたとき、まず私はこの質問を聞かれたくない、と思った。専門学校のようなところに進学して、この問いに答えず、一抜けしようとした歪みが今出ているのかなあ。将来の職種は決まっていたとしても、一度考え直してみる価値はある問い。そして、このことが問われるということを、学校で家庭でもっと教えるべきだと思った。これを問われるなら、問いながら生きていくのなら、社会って思ったほど怖いところじゃないぞ。この問いに目をきらきらさせて答えられるような人生を送りたいと思った。頭の片隅に留めておきたい問い。
    私なりの答え。他人に評価されること、他人より優れていること、だったけれど、それが破綻して新しい価値を探そうとしている。

  • シンプルに就活前に読みたかった
    けど、「働くこと」のイメージにちょっとお花畑咲いて、柔らかい空気が流れ始めた気が!

  • 「音楽でもなんでもいいから、とにかく登りだかったんだよね」って正直に言ってのける矢沢さんに脱帽&乾杯。就職前に、いろんな働き方、働く理由を知りました。

  • 就職に関して座談会形式で語られている。中間部のピエール瀧、板尾さん、天久さん、浜中さんの対談はちょっと長すぎかも。面白い部分もあるが、あまり意味のない内容もあった。
    無意味さで言えばみうらじゅんのコーナーは無意味に徹していた。でも短いので、コーヒーブレーク的にOKだろう。
    個人的には矢沢永吉のところもいまひとつ。
    金井さんの対談部分をもうすこし長くしてもよかったのではないか。

  • 『はたらく』に関して、ときに緩く、ときに真剣に議論された対談集。就職について、心にフォーカスしていることが特色。

    優良企業の見分け方〜とか、内定を取る方法〜とか、キャリアの積み方が〜などの本がほとんどですが、人間としての正直なきもちが綴られています。

    自分の正直な気持ちがわからなくなったときに、巷にあふれるマッチョな話につかれたときに、スキルノウハウの話にあきあきしたころに・・そんなあなたにはこの本を処方します!

    ちなみに、電子書籍版は巻末に『はたらく』に関する、様々な人の言葉が載せられています。このボリュームが本当にたっぷり。この部分こそ、書籍版に欲しかった...!

  • 人生の中で働いている時間というのは、大半以上を占めてる。何のために働くのか、そのもっとも根本のところを掬い上げてくれる。話を聞く相手のチョイスも、糸井さんらしくかなりユニーク。みうらじゅんは言いたい放題だし、一癖ふた癖ありあそうな人ばかり(笑)何を大切にしていきたいのか、どんな人と一緒にいたいのか、自分の基盤を改めて考えたくなる作品。こういう本がもっと出回るといい。

  • 「あなたは何を大切にして生きてきましたか?」

    結局、それが大事だということ。

    あたしは、何を大切にしてきただろうって、
    ずっと考えながら読んだ。

    永遠に生きるかのように学べ。
    明日、死ぬかのように生きろ。

    ガンジーさんの言葉が残った。

  • 面白かったし、核をついてるが、生身の言葉で語られてるため、非常に読みやすく、分かりやすい。
    糸井さんと働きたくなった。

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