- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902800180
作品紹介・あらすじ
バブル時代のディスコ文化について検証したインタビュー集が登場!
80年代を彩ったマハラジャ、キング&クイーン、エリア、シパンゴ、Jトリップバー。そして迎えた90年代、時代の旗頭はGOLD、ジュリアナ東京、ヴェルファーレと移り変わっていく。
バブル時代&ディスコ黄金期を知る11人が自分たちのディスコ体験を語る本書は、80~90年代に高級ディスコへ出掛けたことがある人が「なるほど」と納得する面白エピソードを満載しています。
当時のディスコのグルーヴ感を味わえる秘蔵写真も多数掲載。
バブル時代のカルチャー研究書としてもご活用いただけます。
JトリップバーのDJ兼プロデューサーDr.Koyama による80年代ディスコミュージック100選カタログも掲載!
感想・レビュー・書評
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今、日本企業に足りないのは「いかに金持ちに気持ちよく金を使ってもらうか」だと強く感じる本。
格差社会になったのに、中間層から吸い上げる、マスのビジネスモデルだけが評価される。
さらに言えば、2年前までのマクドナルドモデルのように、吸い上げ先を貧困層に向けたモデルばかり。
銀行の硬い頭には「マスが貧困に移った」ところだけ見えるのはよくわかるが...
この本を読むと、バブルで、一度金持ち向けのモデルが破壊しつくされたので、絶対禁止になった印象を受ける。
でも、時代が違うんだからさ。
今や持ってる人には、儲けるより使う方が難しい時代だし。
その意味でも、これからは「勧進/お大尽モデル」が大事だと思う。
勧進モデルは、勧進相撲に代表サれるように、お大尽が金を使うと、沢山の貧乏人がいい気持ちになれて、そのお大尽はさらに名声と賛美と人脈が手に入るモデル。
ジュリアナの、フロアーが見えるVIPルームなんて、勧進モデルに近いよ。
でも、今、何を勧進商材に使えばいいかまでは読み取れなかった。
一つ言えば、その遊びに1億円突っ込むだけで、人類が前進したり、貧困問題が改善したり、紛争が和らぐカンジがすることだろうな。クラウドファンド?的な詳細をみるコメント0件をすべて表示