しなの川 第1巻 (上村一夫完全版シリーズ)

著者 :
  • ケイ・アンド・ビー・パブリッシャーズ
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902800760

感想・レビュー・書評

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  • しなの川は、信濃川のこと。
    この漫画の、原作者は、岡崎英生という人。上村一夫の作品の原作を、他にもいくつか手がけている。
    3巻構成の、1巻目を読み終わったところ。今のところ、可もなく不可もなくという感想。
    2巻目以降に期待。

  • 大正の旧家に産まれた美女・雪絵の壮絶な人生の幕開け。さすが昭和の絵師・上村一夫。とても美しいです。艶っぽい劇画かと思って読み始めたらまさかのホモ展開にホットレモンを噴きそうになった。雪絵の親父のキャラがすごい。そして雪絵はまだ15〜6歳なのにすでに魔性の女だ。奉公人と恋に落ちたり先生と駆け落ちしたり色々すごい。

  • いやしき肉体の血筋は途絶えることなく子から子へ。男を次から次へと食っては捨てる思い切りの良さが小気味いい。きっと「恋」とか「愛」というものは幼少期の初恋時に捨ててしまったのだろう。再会後もその関係は純粋なままだ。女としての肉体でしか繋がれなかった人との絆が痛く悲しい。

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著者プロフィール

1943年山形県生まれ。早稲田大学文学部仏文専修科卒。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。著書に『劇画狂時代 ヤングコミックの神話』(飛鳥新社)、絵本『ありがとう ラベンダー』(絵・大社玲子、キッズメイト)、『畑のおうち』(芸文社)、訳書に『ラベンダーとラバンジン』(クリスティアヌ・ムニエ著、フレグランスジャーナル社)など。ガーデニング誌「BISES(ビズ)」に花と野菜づくりに関するエッセイ「信州四賀クラインガルテン便り」を長期連載中。

「2013年 『富良野ラベンダー物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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