しなの川 第3巻 (上村一夫完全版シリーズ)

著者 :
  • ケイ・アンド・ビー・パブリッシャーズ
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本棚登録 : 15
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902800784

感想・レビュー・書評

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  • 3巻構成の最終巻。
    うーん、上村一夫が描いていなければ、確実に途中で読むのをやめている。

  • 昭和初期の激動期を生きた美女・雪絵の人生もいよいよ佳境に。医師の夫との平穏な生活も雪絵の淫蕩な気質ゆえ長続きせず、雪絵は画家と不倫。新たな生命を宿す。医師の夫は軍医として戦死。雪絵は画家と再婚。雪絵の淫蕩な血は長女に受け継がれようとしていた…この連鎖…止められないんでしょうか。初恋の奉公人と再会後、雪絵は姿を消し信濃川に身を投げる。とにかく叙情的で女の業がムンムンの物語なのですが、雪深い地域の雰囲気も相まって美しかったです。どっぷり昭和浪漫に浸ってください。映画版では雪絵は由美かおるだったらしい。納得。

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著者プロフィール

1943年山形県生まれ。早稲田大学文学部仏文専修科卒。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。著書に『劇画狂時代 ヤングコミックの神話』(飛鳥新社)、絵本『ありがとう ラベンダー』(絵・大社玲子、キッズメイト)、『畑のおうち』(芸文社)、訳書に『ラベンダーとラバンジン』(クリスティアヌ・ムニエ著、フレグランスジャーナル社)など。ガーデニング誌「BISES(ビズ)」に花と野菜づくりに関するエッセイ「信州四賀クラインガルテン便り」を長期連載中。

「2013年 『富良野ラベンダー物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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