老いと幼なの言うことには

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  • 小澤昔ばなし研究所 (2015年4月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902875683

老いと幼なの言うことにはの感想・レビュー・書評

  • 子どもの時間で生きるということ。
    小澤先生の奥様で義娘で、オザケンのお母様で奥様の対談。
    女性はこの社会においていつ主語になれるのか。

  • According to the Old &the Young Makiko Ozawa&Elizabeth Coll

    小澤牧子さんとお嫁さんのエリザベス・コールの対談
    めぐるいのち
    宇宙の秩序をとりもどす
    老いと死、葬送と再生

    P25 老人も幼子も地面に近いところにいるのです。
    そして両方とも、体力をあまり持ちません。幼いものは「まだ」弱く、老いた者は「もう」強くはない。老と幼の行動範囲は狭くなり、周りのものをよく見て過ごし、自分の身体に近いところで暮らし、ときに人の助けが必要です。そして似た者どうしおたがいに親近感を抱きあいます。

    なるほど。今回の訪日で沖縄を訪ねしばらく滞在したのですが、お年寄りが97歳になったとき、かざぐるまをもらう習慣があると、現地のかたから聞きました。

    P27 わたしがいま小さな赤ん坊と暮らしていて感じていることなんですが、子どもはわたしが掃除をしたり料理をしたり、目で見てわかる仕事をしているときは、わたしの傍らで落ち着いて自分の遊びwしています。ところがわたしがパソコンに向かって仕事を始めると嫌がってぐずり、手がかかるようになるのがいつものことなんです。なんだかわたしが別の世界に行ったような感じがするのかもしれませんね。きっとわたしの顔つきも、洗濯物を干しているときとは違って険しくなるのでしょう。

    P36 私が目的地まで登っていけるのは、彼女のあとを追っていくから。誰とあるくかによって、足は重くも軽くもかんじるものだ。祖母たちは静かに、下の世代を運んでいく。私たちの出発をうながし、歩いていくリズムが私たちの骨の中に入るまで、私たちを先導して行く。

  • 人生を虹に例えると、幼子と老人は同じ位置にいる。だから相性がよい。という、その地面に近い2つの目線から社会について語られていて、良し悪しとは別のところで、幸せってなんだろう?なんてことを考えさせられる。虹の頂上にいるような働き盛りこそ、一読してみると、後ろや前を見つめ直すよい機会になるかも。

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老いと幼なの言うことにはの作品紹介

幼な子と暮らす現役母と年老いた引退母が語り合う、この社会の困難と未来への希望。

老いと幼なの言うことにはの単行本(ソフトカバー)

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