ブタとおっちゃん

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  • フォイル (2010年12月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902943603

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ブタとおっちゃんの感想・レビュー・書評

  • 全編モノクロ写真である。
    声高に主張している本ではない。
    養豚業を営むおっちゃんと、おっちゃんが育てているブタの日常を、ただ淡々と追っていく写真集である。

    おっちゃんもブタもいい顔してるなぁ
    おっちゃん、昼からビール飲んでいいなぁ(でも働いた後だからこそ、だよなぁ)
    おっちゃん、ブタにギター聞かせてるよ
    ブタって笑うんだ
    小さいブタも大きいブタもどれもみんなかわいい
    おっちゃんにこんなに大勢で群がって、ブタはおっちゃんが好きなんだなぁ
    何でこんなに時計がたくさんあるんだろ(しかも同じ時刻を指しているのがなくて、どれがあってるのかわかんないし)
    おっちゃんはイヌも、それにサルも飼ってるんだ
    おっちゃんの奥さん(?)も娘さん(?)も美人だなぁ
    そうなんだ、おっちゃんのブタは賞を取ったのか すごいなぁ

    あとがきによれば、現在の養豚は、機械化・効率化が主流であり、おっちゃんこと上村さんのように、のびのびした飼育をしている業者はないのだそうである。おっちゃんは体調を崩し、今ではもう養豚の現役を引退しているという。ブタとおっちゃんのこのユートピアのような暮らしはもう過去のものなのだ。
    ぼんやりのんびり、行きつ戻りつ写真を眺めながら、このブタたちは食肉用であり、食べられるために飼われていた、という厳然たる事実もまた、思う。

    でも、おっちゃんのブタ、確かにうまそうでもあるよなぁ。
    生きるってそういうことなのかなぁ。

  • おっちゃんとブタが一緒に昼寝をしている
    どちらも幸せそうだ

    おっちゃんによるところが大きいんじゃないかなあ
    おっちゃんがいい顔してるから、豚もなんか笑ってるように見える
    おっちゃんは本当にいい顔をしている

    いや、豚もかわいいな
    台に首を持たせかけてこちらを見てる写真とかほのぼのする

    いいなあ

  • 荒んだ心も温かくなる。煙草と酒とギターと豚と奥さん。
    自分の愛しいものを並べたら、こんなに素敵な表情が生まれるんですね。人も豚も。

  • 最後はお金にかわってしまう豚たち、
    でも愛情があふれてる
    なんてこった!

  •  これは花が咲くまでの秘密を見せてくれる写真集です。とっても幸せそうな豚、豚、豚…。みなさんの小さい頃の写真を見てみてください。きっと同じくらいハッピーな顔だと思います。新生活を楽しんでください。
    (一般担当/ブタかもしれない。)

  • 表紙にひかれる写真集。
    のびのびとブタを育て、可愛がるおっちゃん。
    読み進める内にどんどん好きになりました。
    あとがきで、養豚場は閉鎖されたと知り、すごく切なくなりました。

  • ブタが可愛すぎる、おっちゃんが素敵すぎる。たまに見返してニヤニヤしてる。

  • 深い写真集です。
    見る度に、気になる写真が変わります。
    それほど、一枚一枚に思いが詰まっているからだろうな〜。

  • おっちゃんは、養豚業を営んでいます。
    早朝から夜まで、奥さんとほぼふたりで、1200頭のブタの世話をしています。
    そんなおっちゃんの休息の時間の一コマがレンズに納められています。
    おっちゃんの休息とは? ブタと戯れること、ですね。
    たばこを一服しつつ、ビールを片手に、そしてまわりにはブタがひしめいている、というのがおっちゃんの休息のスタイルです。
    おっちゃんの腕枕で寝るブタとおっちゃんの幸せそうな顔といったら・・・
    養豚を生業にしているのですから、育てて大きくなったら当然売られていくだろうし、病気で死ぬこともあるだろうけど、みじんも感じさせない、いつもひょうひょうとしているおっちゃんはすごい。
    売られて、やがて食肉になり私たちの食卓にのる、という生々しさがないのです。
    ゆくゆくは食べられてしまう運命であるにしても、おっちゃんに育てられたブタたちは幸せだなぁ。

  • ★★★★★
    ぶたとお昼寝してるおっちゃんの写真が好き
    (まっきー)

  • GUEST 043/ルポライター・内澤旬子:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2011/10/post117619.html

  • とある養豚場の写真集。
    オーナー上村さんの、くわえタバコに ブタたちの笑顔があふれる。

    テレビで紹介されていて、心に残っていた。

    ブタが好きで、家族で養豚業を営んでいた上村さん。しかし、近くに住宅地が整備され、家が建ち始めると、住宅地から臭いの苦情が寄せられるようになった。市が新しい住宅地計画をすすめたから起きた悲劇。上村さんたちは、養豚場を移転することを余儀なくされた・・・。
    そして、その時、市の担当者だった山路としてるさんは、退職後、上村さんたちのもとを訪れ、写真を撮り始めた。
    そこには、幸せな光景がひろがっていた。
    ・・・
    ・・・
    ・・・
    というような事を言っていました。
    (いつ、どの局のなんの番組が忘れてしまいました(^_^;))


    私たちは肉を食べる。
    感謝して、いただく。
    ブタにも、それに携わる人にも、すべてに感謝だ。

  • おっちゃんの愛情たっぷり。ブタに表情があってかわいい!

  • ブタとおっちゃんの写真集。
    そのまんま。
    ブタも可愛いけどおっちゃんも妙に可愛いw
    人生の半分程付き合いのある友人いや、戦友から貰った流石ナイスチョイス!と言わんばかりの写真集です。

  • 書店でひとめぼれして買った本。
    養豚場を営む「おっちゃん」こと上村さん。
    くわえ煙草、缶ビール片手に豚たちの世話。
    豚たちに囲まれてギター弾いたり、
    子豚を胸にのせて寝転んだり、
    逆に豚を枕に寝転んだり。
    おっちゃんも豚も、とっても良い表情。
     
    こういうの見ると、命をいただくということを、もっと大切にしなきゃいけないなと思います。
    それがひいては、自分が生きることを大切にするってことなんだろうな。

  • 出版されたときは、わぁカッコいい写真集が出たなあ、とぐらいしか思わなかったのですが、「思考する豚」「飼い喰い」の読書を経て改めて見ると、美しさと切なさに泣けてきてしまいます。
    おっちゃんは効率優先の養豚業界に倣わず、ずいぶんと手間をかけて豚を育てているといいます。たしかに写真からそれが伝わります。でも、最後のあとがきまで、そういう説明は一切なし。モノクロの、豚とおっちゃん、時々おばちゃんが綿々と出てくるのみ。こんな顔ができるおっちゃんになりたい。僕の豚は何処に。

  • おいしいぶたに、美しいぶたに育てるために
    おっちゃんは愛情いっぱいぶたに注ぐ。
    ぶたはおっちゃんの生活の一部かの様に・・・。

    人間と動物を撮った写真集は多いけど、
    こんなにも動物が生活の一部になって
    溶け込んでいる写真集はここ最近じゃ2作だけ。

    もう一冊はというと、「みさおとふくまる」。
    山地さんはおっちゃんとぶたを10年間も撮り続けていたそうだから、それはこれだけすごい写真集ができるんだろな。

  • 2012/03/11 一番読みたい本。
    購入して、一度、二度とみる。眺めて感じる。写真集を見てこんなに感じ入ることは久しぶり。おっちゃんお周りに群がるぶた達の顔が笑っている。そしてどんどん痩せていくおっちゃんの姿はもの悲しさを感じさせます。命と向き合っているのね。

  • 上村のおっちゃん最高だ(・ω・)ノ

  • なんとも、和む。

    豚達が愛おしくてしょうがないといった、おっちゃんの表情に自然と笑みが零れる。

    何か嫌なことがあった時に、この写真集は一つの救いになるだろう。

  • モノトーンで構成。
    おっさんの目じりが物語る。
    動物の意思を読み取れる時代はいつ来るのだろうか。

  • 生きる為にブタを育てるおっちゃんと
    生きる為に生きているブタたちを
    写し取ったハートフル写真集。

    おっちゃんとブタはまるで
    家族のようで、恋人のようで
    ほんとうに人間もブタも
    “同じ生き物”なんだなァ。
    と改めておもいました。

    それでもブタたちはいつか
    お肉にされてしまうわけで、
    やっぱり切ないのなんの。

    普通にこの写真がスーパーの
    お肉売り場に張られていたら
    豚肉が売れなくなるんじゃないかと
    思うような幸せそうなブタの
    写真に胸を打たれます。

    そしておっちゃんのブタと
    向き合う姿がほんとうに
    人間らしくて、愛に溢れていて
    素敵すぎました。

    ファンキーなおっちゃんと
    キュートなブタちゃん。

    モノクロがニクい
    最高の写真集です。


    読むのにかかった時間:20分

    こんな方にオススメ:ほっこりしたい方に...

  • ブタが笑っているとしか思えない。大量生産って何…とにわかにアンチ資本主義に駆り立てられます。

  • ブタとおっちゃんの境目が見えない。おっちゃんはタバコをくわえ、ビールを飲み、ギターを奏で、昼寝する。ブタは微笑み、目を細め、鼻を突っ込み、昼寝する。これって、美味しい豚を作るための秘訣、と後書きで語られているが、もはや手段より目的に見えてくる。命と命が対立しない、縄文ユートピア?でも、おっちゃん、豚ちゃん、食べてんだよね?写真家も、おっちゃんのところの豚ちゃん、美味しいね、って食べてんだよね?そこがすごい。

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ブタとおっちゃんの作品紹介

香川県の小さな町で養豚場を営むおっちゃんと1200頭のブタの日々の記録。

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