ニセ科学を10倍楽しむ本

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著者 : 山本弘
  • 楽工社 (2010年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903063416

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ニセ科学を10倍楽しむ本の感想・レビュー・書評

  • 水からの伝言や、血液型性格診断、アポロ捏造説など、著名なニセ化学や陰謀論の話を、お父さんと娘の会話形式でわかりやすく紹介し、そして解説をしている。
    おおまかには知っていたけど、しっかり解説してくれているので、非常にわかりやすい。
    個人的に気に入ったセリフが、
    「科学は間違うが、ニセ科学は間違わない」
    というもの。
    科学は検証、反証に対しオープンであり、定説がひっくり返ることも多いが、ニセ科学は間違いを認めようとしない、という点が印象的だった。

    ただ、若干ニセ科学信者に対する小馬鹿にした言い方が鼻につくかな、とは思った。
    まあ、この人の本はそんな感じが多いけど……。
    子供にも読ませたいジャンルの本だけど、あまり積極的には進めたくない、そんな困った本でした。

  • 世の中にはひどいデタラメを言う人がいることがわかる。同時にそれを鵜呑みにしてしまう人の多さも。
    厄介なのは悪意を持って騙そうとしている人ばかりではないことだろう。
    彼らは彼らなりに根拠を持って信じている。
    ただその根拠が劣悪な欠陥品というだけで。
    本書を読むとそれがよくわかる。
    ニセ科学に引っかからないための注意点も載っているので、参考にして見抜けるようにしたい。

  • 巷にあふれるニセ科学を一刀両断、といった感じでしょうか。そこまで目くじら立てることもないような気もするが、あまりに酷いのに多くの人が信じてしまっているようなことを正すことは必要かもしれない。ニセ科学に対する著者の反論で、定量的な数値的な議論はいいけども、「学会で誰も認めていない」的な多少権威主義的な部分はどうかな、とも思います。

  • 会話形式でニセ科学を否定していくのが面白い。「科学は間違うがニセ科学は間違わない」はその通りだと思う。

  • 装丁はマンガのような本ですが、中身は普通の本です。読みやすさを重視して書かれていて、高校生の家族の会話形式で話しは進んでいきますが、高校生はもちろん大人も気軽に読んでいける内容なので科学の話しを扱っていますが、疲れずに気楽に読み進められます。

    内容は世の中に流布されている説や商品、書籍など、聞いたことがあるものも多くあり、それらを少し考えればわかる科学的な目線で解説していきます。

    世の中にはいかに怪しいものが多く出回っているかということと、自分で怪しいと思う力を持とうという啓発もこめられており、見た目の軽さにとらわれず読んで見て欲しい本です。

  • 山本弘のニセ科学を10倍楽しむ本を読みました。

    と学会会長の山本弘が書いた似非科学の解説書でした。
    若い人向けにわかりやすく解説されているのが好感が持てました。

    書かれている内容はほとんど知っていることでしたが、アポロは月に行っていない?、という章は結構面白く読みました。
    フランスではパロディとして作られた番組が、日本ではバラエティー番組でさも本当のように報道され、それを信じている人がたくさんいる、という構造が面白いと思いました。

    フランスでその番組を作った人がメディア・リテラシーを試すためだ、と発言しているというのもうなづけます。
    私も騙されやすいので、気をつけたいと思ったのでした。

  • 「水からの伝言」の部分しか読んでいないのですが児童向けに作られている分、対話形式で解説が非常に分かりやすく載っていて理科に疎い私は助かりました。いくつかの資料の中でもこれが一番分かりやすかったです。

  • 初学者、子ども向けの一冊にいいかも。
    ただし、山本節の登場人物の会話は、相変わらず背中かゆし。

  • 2011/6/8
    山本さんなのでトンデモ科学本と似た路線。

  • これは楽しめた。でもやっぱり、どうせ読むならできるだけ大人になる前に読んどいた方が良いかも。自分自身、疑ってかかることが不得手だっていう自覚があって、その能力を養うのは、基本的に中高時代までの影響が最大だと思えるから。でも、今読んでも十分に楽しめたし、いかに疑うか、ってことを学ぶよい機会になったと思う。

  • 勉強と譜読みが優先だってわかっていながら、黙々と。小~中学生くらいの子と読んだら疑問が芋づる式に出てきて楽しそう。

  • 日常に浸透しているニセ科学を会話形式で、分かりやすく
    事実を示してくれる。
    解説者となる父親が鼻につくのが少し残念。

  • 情報リテラシーの勉強になる。

  • 第3章「有害食品、買ってはいけない?」で食品の安全基準の考え方がよくわかった。厚労省の安全基準とは一言で言うと、「人が一生の間、毎日、摂取し続けていても害が出ない量」の100分の1とのこと。仮に基準値の20倍の○○が検出されたからといって、(違反は違反だが)すぐに健康の問題が起こるような値でないことをよく知るべきだ。
    序でにいうと、医療法の年間許容被曝線量は50ミリシーベルト。これは5,7マイクロシーベルト/時を1年間継続的に浴びた量。この数値を頭に入れてメディアの報道を検証してみるといい。
    ちなみに集団検診で胃をレントゲンで調べると約4ミリシーベルト被爆するという。

  • 「ニセ科学にひっかからないための10箇条」は有用そう。
    1)話の出どころを確認する (そもそもそんな話があるのか)
    2)誰が言っているのか (そもそも科学者じゃない、専門家じゃない)
    3)キーワードに注目する(聞いたことのない造語や専門用語の間違った使用)
    4)反論に目を通す(批判に答えていない、自己主張のみ)
    5)数字に注目(ちょっと計算すれば矛盾が生じる)
    6)理屈で考える(誰が得するの)
    7)実験をする(自分で試してみる)
    8)自分の目を疑う(目なんてすぐ騙される)
    9)願望と事実の区別する(ニセ科学は願望につけ込んでくる)
    10)正しい科学知識を身につける(そして常にブラッシュアップしておく)

  • 第4章「血液型で性格がわかる?」
    第6章「2012年、地球は滅亡する?」が面白かったなあ~・・・
    って、2012年来年じゃん!(笑)

    エピローグ「疑う心を大切に」、これに尽きますねえ^^;

  • これはもうすっかり保存版。

    陰謀・デマ・ニセ科学…いろいろあるけれども、物事をどうやって客観視するのか、そのヒントがたくさん書かれている。

    ちなみに、血液型占いも水伝も2012年滅亡説も、別にちょっとしたツカミの話題にする分には構わないと思ってるんだけれども、それをネタにして商売をしようとしたり、眠れないほどに本気で怖がっちゃったり、血液型による本格的な差別をしたりする輩が実際にいるということを踏まえて、おかしな方向に転びそうな人に優しく易しく安心を与えられる人になるのにちょうどよい本。

    そうだなぁ、たとえば一つ効能を取り上げてみると、
    「血液型占いって当たるよね」
    っていう一文の持つ意味を「正しく」理解できるようになる。

    たぶん、正しい知識がなくて、かつ単に血液型占いが嫌い、ってだけの人は「血液型占いに科学的な根拠はない!そんな話をするな!バカバカしい!」なんつって「あの人オカシイ」という別の意味で煙たがられちゃうよね。けど、ちゃんと知っておけば、どこまでが「ちょっとした話題の延長」なのかが判別できるようになるから、多少乗ってもおだやかぁな気持ちでいられるようになるわけです。

    当然「来年にはフォトンベルトに飲み込まれて地球は滅亡してしまうからこのツボを!」なんて話も笑いながらぜーんぶ聞いてあげて、きもちよーく帰ってもらうこともできるのです。友達なくさなくてすむよ。

    ま、これから様々な「未知であることの恐怖」を正しく乗り越えていかなければならない子供の本棚にも、すっと滑り込ませておいてあげたい本。一家に一冊。

  • 一時期話題になった「買ってはいけない」にニセ科学として触れているのが面白かった。互いの言い分はもっともだが両方半々で捉えておくのが害がなさそう。

  • さらっと読む感じ。
    要は「メディアや権威に惑わされずに、自分の感覚を信じて判断しましょう」ということを、ニセ科学というネタを題材に、ゆるく論じている。
    この本をよむと、巷の「ニセ科学的なもの」は全て、「後件肯定の虚偽」を利用しているのがよくわかる。
    つまり、ワイドショーがよく使っている手段です。

  • とても分かりやすくニセ科学が解説されていて、面白いです。

    有害食品については勉強になりました。これは正すべきかもしれません。過剰報道など、酷いですからね。

    あとは正直、嘘でも本当でもどっちでもいいというか・・・。
    面白いんですけどね、凄く。
    ただし、教育となるとそうは言えないところがあるんでしょうね。
    嘘は教えちゃいけませんから。

    ニセ科学に騙されないため、と記載されていることの1つに、「理屈で考える」というのがあって、何だか自分と真逆の言葉なので笑ってしまった。

    山本さんの本は読み易くていいです。

  • 内容は面白いんだけれど2000円も払うほどではないかなぁ.「主張の根拠が~」と批判しつつこの本の主張も一部どうかと思うものがあるけれども,疑ってかかれと教えるには良い本か.

  • メディアリテラシーて大切

  • そうねと思うとこも、知らなかったこともあったけど、
    結局、直接関係してくるまで考えないんだろうな。
    この本に載ってることが正しいか調べる興味がわかなかった。
    案外、知りたいことは既に調べてるなと気付いた。

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