世界を騙しつづける科学者たち 下

  • 楽工社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903063539

感想・レビュー・書評

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  • 下巻まで読み終わると微妙です。作者のスタンスがあまりに環境保護に偏りすぎていてこれはまさに御用学者たちが危惧していたことなのではないかと思えてきてしまいます。スイカのたとえが言い得て妙でした。外が緑で中は赤い。共産主義革命から環境保護にという流れが世界にはあるといわれれば納得してしまいます。シーシェパードやグリーンピースなどなど。科学はその時点での蓋然性を示しているに過ぎません。科学は自ら専門外の人たちに説明しようとしてきませんでした。それは科学者の仕事ではないから。となるとジャーナリズムに期待するしかありませんが、日本のジャーナリズムは明らかなにスポンサー寄りでしたね。震災時の報道はまさに大本営発表でした。ピアレビューのような方法の延長で自前の宣伝システムを持たないといけないのかも知れません。ただ、学会誌が引用を強要する等という報道をみると悩ましいですね。

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