d design travel NAGANO
- ディアンドデパートメント株式会社 (2010年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903097046
感想・レビュー・書評
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旅行ガイドというものは、いい所を100%載せるなんてことはあり得ないわけで、その載っていない隙間を楽しむのが本物の旅だと思います。
そういう意味で、デザインの視点であることを明快にして、ていねいに良いものを選び出しているのはとてもいいと思いますよ。
デザインの視点ということを意識してか、ページ構成やレイアウトも独特の雰囲気があります。
ページによって視線の動きが変わる・・例えば、パッと見開きを開いた時に自然に目が行く場所ってあるじゃないですか・・それが、ページによって視線の流れを変えさせられる・・そんな感じがあります。
まあ、変化があるってのは悪いことではないのでしょうが、それが度々あると決して読みやすいとは言えないように感じます。
今までの観光ガイドとは明らかに一線を画するものであるのは間違いないでしょう。
大手の旅行ガイドは「ここに全て出ています」「これ以外には何も無い」と思わせるんですが、ホントは全然そんなことはないわけでしょ。
ところがこの本はその逆を行ってるんだと・・そんなふうに感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
来週行くので
松本民芸→上田ルヴァン→善光寺 -
内容が薄く読み応えはなかったがビジュアルブックとして地元の観光絵本的な存在で手元に置くのはありだと思った。
後半は日本47都道府県の情報が細々と記載されており長野県内の情報の薄さが際立たされるようだった。
各題材の写真の撮り方は加工もせず素朴な感じで見やすかった。 -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784903097046 -
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/NB00009583
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今計画しているのは、長野の旅。毎年1回は決行している1人旅。長野はいろいろ見どころがありそうだ。安曇野、小布施、松本、軽井沢など
それぞれに、デザインを切り口に見どころがたくさんある。楽しみ楽しみ。 -
読了
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このシリーズ、大好きです。デザインの視点から観光を。その土地に根付く息づくものをまとめ上げていて、もちろん普通のガイドブックとは異なります。私は長野県が好きなのでこの号をピックアップ。しかし欠点がある。「く、車でないと…行けないっっ!」
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長野の魅力再発見。
新しいモノから古きよきモノまで、長野には心ひかれるところがたくさんだ。
新しさの中には、ちゃんと長野らしい昔ながらの本質を忘れていない芯がある。
だから、真新しい斬新なモノや場所にも、故郷に帰ってきた安心感とか愛着がちゃんと感じられる。
古い伝統の味や文化は、その質はそのままに、だけど魅せ方がどこか新しい。
だからどんなに古株の長野文化でも、今また、わざわざ行って見てみたい、と思わせる魅力はまだまだ健在。
その地域の良さとか、今の時代の雰囲気を
ちゃんとわかっているからこそ、
いつまで経っても、常に新鮮で、どこか心落ち着く長野が出迎えてくれるのかも。