「博士号」の使い方2

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制作 : incu-be編集部 
  • リバネス出版 (2010年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903168371

「博士号」の使い方2の感想・レビュー・書評

  • 博士号の使い方2読了。
    普段本読まないけど、雑誌みたいで読みやすくて面白かった。

    現在学部生で、博士を取ったあとのキャリアが未知数過ぎて不安だったのだが、博士号の明るい場面が見えて良かった。

    細かいことは省略するが、様々な博士のロールモデルを提示してくれたので、博士号がどのような威力を発揮するかがはっきりした。それとともに自分の進む道の幅がぐっと広がった。

    個人的に良かったのは、巻頭インタビューの「フラット化した世界には『休学のすすめ』」
    留学に関して強烈にインパクトが残り、院で留学という選択肢が急に浮上した

    全員に共通していたことは、「自分の興味関心とそれに対する姿勢は一貫している」 ということであり、その上でそれぞれが様々なキャリアを歩んでいたこと。とても参考になった。

    巻末に少し書いてあったが、やはり就職活動で支障が出たり、デメリットもあると思う。博士号をキャリアとして活かしていくためには、コミュニケーションスキルとマネジメントスキルが必須ということだと感じた。

    本書以外にも、一般社会から見た博士、ポスドク問題など、様々な視点の博士というのを掘り下げることがキャリア選択には必要だと感じた。

  • 学士力の涵養や自己の能力を伸ばすためのヒントとなる
    書籍類、職業選択や人生設計に必要な資料を集めています。


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  • 1と同じで内容的に大きく変化したところはない。
    ただ、今回はバイオ系以外の話も結構多くてよかった。

  • 前作に引き続き,博士の学位をもった人たちの話し.科学系の人もちらほら.こちらの本の方が新しいので,こちらから読んだほうが現状に近いので良いと思う.

  • 前作 「博士号」の使い方 - beautiful life makes beautiful something がとても面白かったので、2 も期待して読んでみた。いろいろな人のエピソードを知ることが出来るという点では期待通りだったのだが、エピソードとしては前作のほうがインパクトがあったなあという印象。読み慣れてきたため単調に感じるようになってきた、というのもあるかもしれない。

    紹介されている人たちは全員博士号保有者なので基本的には博士課程に進学しているわけだが、博士に進学した理由としては「修士課程の研究を続けたいと思った」「就職したが、やはり研究をやりたいので大学に戻った」程度にサラッと書いてあるだけである。博士課程に進学する理由は人それぞれ異なるし、決めるに至るまでそれなりの考えや覚悟があったはず。紙面の都合はあるだろうが、その辺の思いを詳しく知りたいと個人的には思うし、思いを書く事で内容がより惹き立ち記事が面白くなるのではないかと思った。

    本の中で、とある研究者の方針として

    「学生には、私や先輩の研究テーマのコピーは決してさせません。独自の視点で難しい問題にチャレンジしてこそ、自分だけの技術が生まれるのです」。


    というものが紹介されていた。研究室の研究テーマの決定方針は、大きく分けると「個別テーマ型」(それぞれが個別の研究テーマを持って問題に取り組む) と「集中テーマ型」(ある程度研究テーマを絞ってみんなで共通の問題に取り組む) になると思う。本に書かれていた先ほどの研究室は典型的な個別テーマ型であろう。わたしが所属していた研究室は、学部の研究室は個別テーマ型、修士の研究室は集中テーマ型であった。そのためそれらの違いについては認識しているつもりである。それぞれ特徴をあげると、

    * 個別テーマ型
    o 学生がそれぞれ違う研究テーマに取り組む (一人一芸)
    o 研究テーマ(課題や問題点)を一から探さなければいけない
    o 同じテーマの先輩がおらず、指導教員以外に専門的な指導をできる人がいない
    o いろんなテーマの人が周囲にいることで得られる知識が広がる
    o 知識が広がることで様々な角度から問題を見つめ、アプローチを取ることが出来る
    o 人によって所属学会が違ったりすると、文化の違いを実感できる

    * 集中テーマ型
    o 学生がチームとなり同じ研究テーマに取り組む
    o 研究テーマ(課題や問題点)は過去の研究成果からある程度見えている
    o 先輩から専門的な指導を受けられたり、ノウハウの蓄積がある
    o 他の分野の常識に触れられず、自分たちの分野の常識が世界の常識だと思ってしまう


    これらはトレードオフの関係で、どちらが良い・悪いの問題ではない。ただし、ひとつだけ注意しなければいけないと思うのは、短い期間で研究成果を出しやすいのはおそらく後者の集中テーマ型の研究室であろうということだ。その研究テーマでの課題がわかっており、手法も既に確立されているので、すぐに研究にとりかかることができる。成果を出す期間が重要となるのは、修士論文、博士論文を書くまでの期間が限られているためというのはもちろんだが、最も切実なものとして学振への影響がある。

    博士課程へ進むにあたりいろいろと考えさせられるのが生活費の確保だが、最もメジャーなのは日本学術振興会(通称学振)の研究員として研究奨励金という名のお給料をもらうという方法である。最初に申し込むのは修士2年の5月であり、それまでに研究成果... 続きを読む

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「博士号」の使い方2はこんな本です

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