ルシファー・エフェクト ふつうの人が悪魔に変わるとき

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制作 : 鬼澤忍  中山宥 
  • 海と月社 (2015年8月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (808ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903212463

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ルシファー・エフェクト ふつうの人が悪魔に変わるときの感想・レビュー・書評

  • 2015年74冊目。

    学生に看守・囚人役を演じさせる模擬監獄実験「スタンフォード監獄実験」。
    当初2週間続行するつもりであったこの実験は、「役割」を超えて彼らが本物の看守・囚人になり、恐るべき虐待が始まったことで6日間で中止された。

    本書はこの実験の発案者であった心理学者のフィリップ・ジンバルドー教授が実験内容を詳細にまとめあげ、イラクのアブグレイブ収容所で起きたアメリカ兵によるイラク人捕虜への虐待事件を中心とした人間悪との共通性を暴く。

    本書の主張は、残虐な悪行に手をかけてしまうのは、「気質的に問題のある一部の個体」ではなく、「どこにでもいる普通の人間」であるということ。
    カギは「個人の気質」にではなく、彼らをそのような行為に傾けさせる背景にある「状況」、そしてそれらの状況を生み出している「システム」にこそあると著者は主張している。
    「一部の腐ったリンゴ」が問題なのではなく、「腐った樽」が問題なのであり、「腐った樽の製造工場」が問題なのであると。
    そのことは、スタンフォード監獄実験やアブグレイブ刑務所の事例のみに留まらない。
    本書で紹介される人間悪を観察した数々の実験によって、条件の設定によって「プチナチス」はどこにでも生まれうることが分かる。

    ハンナ・アーレントは『イェルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告』で、「ユダヤ人問題の最終的解決(ホロコースト)」において主導的な役割を演じたアドルフ・アイヒマンが「いかに凡庸な人間だったか」を説いている。
    人は「自分にできること」を見つめると同時に、「自分が陥りうること」にも謙虚に向き合わなければならないと強く感じる。
    「自分だけはそんな風になるはずはない」と思う人ほど、それがいかに脆く崩れ得るかをこの本を通じて自覚する必要があるだろう。

    逆に、「凡人も英雄になり得る」という希望も最終章で提示される。
    しかし、これに関する研究はまだ進んでいるとは言い難いし、挙がる事例はどうしても「特別な人間による行為」と思われがちなものが多い。
    本書が提示した「悪の陳腐さ」から目を背けないことと同時に、「善良の陳腐さについての報告」を重ねていくことが今後の大きな課題であり希望であるはずだ。

  • ごく普通の人々を、刑務所さながらの施設で看取と囚人の役割に分けたら何が起こるのか。
    スタンフォード監獄実験を企画した心理学教授の筆者が、その実験結果から得られた教訓から、人間の悪が際立つとき、その背後にどういった心理的メカニズムが存在するのか、イラクでのアメリカ軍による囚人虐待などを題材に、教えてくれる。

    普段、何か犯罪が起こったとき、犯人の家庭の状況などを考慮するとしても、その気質がどれだけ異常であるのかという点に、我々の関心は捉われがちである。
    本書を読むと、その認識が一変する。
    確かに、ヒトラー的な指導者には、そうした気質的な問題があるのかもしれないが、その配下としてとんでもない行為を行う人々には、驚くほど普通の人が多いらしい。
    いや、むしろ、家族や友人との関係、社会への参加態度などは、普通より望ましい人が多いとのこと。
    ではなぜ、そのような普通の市民が、凄惨な行為に加担してしまうのか。
    それが、本書で繰り返し言及されている、「システム」、そしてそれが作り出す、「状況」の力である。
    具体的なシステムの特徴としては、個人が責任を負うことを求められないような、「匿名化」、システムの構成員以外を「非人間化」するような扇動が挙げられる。
    このような状況では、人間の、往々にして権力に盲従しやすいという性質もあいまって、個人はいともあっさりと悪魔に変わってしまう。

    イラクのアブグレイブ刑務所では、日々、身元が分からないスーツ姿のアメリカ人が、入れ替わり立ち代り出入りし、捕虜から「情報」を引き出すために拷問を行っていた。
    それを監視する規則も取り組みを存在せず、それを上官に訴えても黙殺される。
    そして、ブッシュ政権の、自国がテロリストから攻撃されるという見えない恐怖に端を発した、ジュネーヴ条約を無視した捕虜の 非人間化による、非人道的な権威。
    おまけに、収容人数に対して兵士の数が全然足りず、ひどい衛生状態で、おまけに、日々砲弾が撃ち込まれて死傷者が出る。
    前半のスタンフォード監獄実験については、実験という日常生活の延長において、1週間あまりでも普通の人間が悪魔に変わってしまうという怖さはあったが、所詮は実験であった。
    アブグレイブの例は、システムと状況の力を軽視すると、凄惨な結果を招くということを、生々しく理解できた。
    戦争というのは極端な例ではあるが、組織の運営を考えるとき、人間を悪に変えるような状況を生むようなシステムにしないよう、細心の注意を払う必要があると感じた。
    また、その意味では、個人に過剰な悪のレッテルを貼るのも、極力控えるべきだ。

    こういう話を読むと、「自分は大丈夫」と思ってしまうのが、人間というもの。
    しかし、自分に対する評価には、常にバイアスがかかることは忘れてはならない。
    我々は誰しも、こういった状況に飲み込まれる危険があるのだ。
    それを防ぐために何ができるのか。
    まずは、やはり匿名化、非人間化の罠にはまらないこと。
    そのためには、常に自分の責任を自覚して行動し、どんな人間でも自分と対等であると認識すること。
    そして、それを妨げる権威には決して盲従しないこと。
    また、現在の状況のみに過剰にフォーカスを当てるだけでなく、過去自分がどういう人間であり、未来もずっと続いていくという事実に思いを巡らすことだ。
    実際に、例えば戦争状態になったら、想像を絶する難しさなのだと思うが、心に留めておきたい。

    700ページくらいあり、かなり冗長な印象もあったが、悪とは何なのかというありふれた問題の核心を教えてもらえ、とても重要な本だと感じた。
    日々生活する上で、誰もが知っておくべき内容だ。

  • 「面白い本を読んだから送るね」との友人からのメールが来た数日後、
    宅配便で荷物が届いた。へへへ、ラッキー。タダで本をもらっちゃった。
    それにしても宅配便の箱が少々重い。何冊入ってるのかなぁ。

    1冊である。なのに重かったのは注釈も入れて800ページを超えてい
    たから。ちょっとしたブロック並みの本である。それが本書。

    著者は心理学者であり、現在はアメリカ・スタンフォード大学の名誉
    教授だ。その彼が1871年に行ったのが「スタンフォード監獄実験」の
    名で知られる心理実験。

    この実験に関しては何度か映画化されているので知っている人もいる
    かもしれない。実験内容は至ってシンプル。中流家庭のごく一般的な
    大学生を集め、くじ引きにより囚人役・看守役に分け、心理状態を
    観察するというものだ。

    事前に心理学の専門家によって精神面でも心理面でも特に異常な点
    は認められなかった学生たちだったのだが、看守役になった学生たち
    はほんのわずかな時間で囚人役の学生たちへの虐待をエスカレート
    させていく。

    圧巻は勿論、実験過程の詳細な記述だ。看守役の暴虐とも言える
    言動には恐怖さえ感じるし、囚人役が看守役たちの行いを受け入れ、
    従おうとする姿には歯がゆさを感じた。

    これは実験である。どちらの役の学生も、途中で止めたくなったら
    途中離脱することも出来るとあらかじめ聞かされていた。それでも
    看守役たちが勝手に増やした規則に従い、囚人という役柄に囚わ
    れ「こんなの、ただの実験じゃないか」と言い放つ者がいない。

    看守と囚人。ただの役割であったはずなのに、両者共に本物になって
    しまった為に精神的に追い込まれ崩壊しそうな者が出たことで2週間
    の予定だった実験は6日間で終了することになった。

    この終了について、監督者である著者本人は打ち切りを判断することが
    出来なかった。著者問任さえも研究者であり監督者であることよりも、
    「スタンフォード監獄」の最高責任者との役割に飲み込まれてしまって
    いたからだ。

    看守役になり、囚人たちを虐待した学生たちは特別な性向を持っていた
    のではない。著者は言う。状況が人に影響を与えるのだと。腐ったリンゴ
    が周囲をも腐らせるのではなく、腐った樽がリンゴを腐らせるのだと。

    例えばナチスによるホロコースト、例えばルワンダ大虐殺、例えばアル
    メニア人大虐殺。どれも引き起こしたのは特別な人々ではない。ある面
    では善良でさえある人たちだ。

    自分はそんなに残忍な人間ではない。誰もが思うだろう。しかし、置かれ
    た状況が異なれば何をするのか分からないにもまた人間である。

    私たちひとりひとりが、悪の芽を抱えている。その悪が萌芽するかしない
    かは本人にも分からない。

    願わくば私だけではなく、多くの人の悪が萌芽しませんように。

    分厚い作品だが、ほぼ半分を占める「スタンフォード監獄実験」の過程
    だけでも参考になる。尚、本書ではアブグレイブ刑務所で起きた捕虜虐
    待についても考察しているので、半分読んで残りは時間を開けて読んで
    もいいかも。

  • 君や虐待され、いじめを受け差別されるのは君の責任ではない……が、
    君が虐殺し、戦争の火種を育て、テロを実行する。それもまた、君の責任ではないのだ。

  • 著者はかの有名な監獄実験のご本人!映画で観たど。
    詳しく知れて良かった。しんどかったが…。

  •  スタンフォード大学の地下で行われた監獄実験。1970年代のことらしいが,今回,ある講演会でこの実験の存在を聞き,興味を持って本書を読んだ。
     普通の大学生・大学院生を,囚人と看守に分けて2週間生活させると,どのような変化が起きるのか。恐るべき実験結果と,実験に参加した学生たちのその後の様子,そしてこの実験を巡る世の中の動きに関して,実に詳しく描かれています。
     800ページもある本書のうち,スタンフォード監獄実験そのものについての記述は,約半分。私は,まだ,そこまでしか読んでいませんが,これでも十分に読むに値する本です。

     あなたの人間性だって,社会的な状況の力や,それを生み出して維持する"システム”の力によってねじ曲げられかねないのだ。(422ページ)

     状況の力によって,私たちは,いつの間にか,本来の自分にはあると思っていなかったような状態になることもある。おそらく,戦争というのは,その一番の状態なのでしょう。人の命の大切さなどは,2の次になってしまう状態は,大変怖いことです。

     今(2017年),「もう,ここまで来たら北朝鮮に爆弾の1つでも打ち込めばどうか…」などと思っている人は,すでにいくつかの国家が作り上げた「状況の力」に翻弄されてしまっている人であると言えるでしょう。その爆弾の下に,私たちと同じ血が通っている人たちもいるということを想像できなくなっているのですから。

     この実験については,ネット上にもいろいろと紹介されているようです。

  • この本は主に有名なスタンフォード監獄実験のレポートがメイン、そして、そのケーススタディともいえるアルグレイブ刑務所の事件の話、そして少しだけそれらに対して、我々は何をできるのか?という論です。
    スタンフォード監獄実験は内容は省略しますが、本としてはこの部分が生々しくて読んでて辛いです。ミルグラムの服従の心理はもっと実験レポートって感じですし、重苦しさよりむしろ、ミルグラムの実験計画の素晴らしさを感じますが、こちらはともかく重苦しい。

    よくフィクションで人の心を揺さぶるということがありますが、あれは筆が立つからだと思ってます。つまり、書き手の腕。一方この手の本は書き手の腕で説得力を持たせるのでなく、書いてあること自体が説得力を持っていると思います。

    また、そこらアルグレイブの件もつらいっすよね。ただ、今日の読書会でも批判がありましたが、最後の章はイマイチ。未来への提言というにしては雑だし、かと言っててもないし。

    それにしても、夜と霧なんかもですが心を揺さぶる本は読んでよかったー、とおもいますよねー。ほんとに。

  • なにキッカケかは忘れてしまったが読みたいと思ったものの、値段に断念。あきらめてあたが、地元の図書館にリクエストしてついに読むことができた。いやー、読んで良かった。考えさせられた。

    著者は有名なスタンフォード監獄実験を行ったジンバルドー氏。公募した一般の"正常な"大学生を囚人と看守に分類し、模擬刑務所でどのような事象が起きるのかを実験したのだが、実験は途中で中止となる。簡単に言えば元は同じ立場の人たちが囚人と看守にわかれただけで、看守が囚人へ非人道的な扱いをするようになってしまったからだ。

    では看守に選ばれた人々はもともと"腐った林檎"だったのだろうか。答えは否だ。囚人も看守もごく普通の人間だった。囚人役が看守役に、看守役が囚人役になっていてもおかしくなかったのだ。

    ジンバルドー氏は腐った樽が正常な林檎を腐らせたと考えている。つまりは模擬刑務所という状況とシステムが人々をかえてしまったのだ。

    同書では、監獄実験のほか、アブクレイブ収容所での米軍によるイラク捕虜への虐待もとりあげ非難している。なぜ事件は起きたのか。

    750ページもの本書をまとめるのはもちろん容易ではないが、端的に言えば[状況によってどんな人でも英雄にも腐った林檎にもなってしまう可能性がある]ということだ。ある人によってある事件が起こった場合、原因はその人のみではない可能性が高い。

    要約するには盛り沢山すぎる本書だが、是非、人間の危うさや希望を知る上でも読んで頂きたい一冊だ。

  • 2016/09/17
    学術書とは異なり、平易な言葉で社会心理学の面白さを覗き見させてくれる。悪人・善人の表裏一体さの観念を、かの有名なスタンフォード監獄実験から暴き出す。おそらく、この実験のおかげでこの観念は一般化したのだと思う。そしてこの実験の主催者でなければこの本は書けなかったと思う。

    訳注や引用の明記が丁寧だったので、このあとに読みたい本や論文もたくさん見つけられた。

    匿名化・没個性化(役割への埋没)がつまるところのキーワードなのかなと思った。

  • 平成28年6月9日読了

  • とても分厚い本だったけど、ガツガツ読めた。専門用語も控えめ。読み終える前から、ここに書かれていることは、特別なことではないと気付く。悪いことをした人イコール根っからの悪人、で終わらせるのは誰にとって得になる?

  • スタンフォード監獄実験。
    1971年に著者が実施したこの実験は、
    わずか数日のうちに、
    参加者であった「普通の」大学生を、
    冷酷で高慢な「看守」と、隷属的な「囚人」に変身させてしまった。

    実験の監督者でありながら、
    自身も疑似監獄の生み出す「状況」に呑まれてしまった反省から、
    著者ジンバルドーは、
    人間をとりまく状況と、その状況を作り出すシステムの「力」を警戒した。

    そして33年後のイラク・アブグレイブ捕虜収容所で、
    アメリカ兵による捕虜の虐待が発覚する。
    はたしてこの事件は本当に、
    少数のならずもの兵士=「腐ったリンゴ」が引き起こしたことなのか?

    人の手によって成される「悪」は、
    個人の性格・特性だけが原因なのか?
    「悪」をはぐくみかねない土壌に目を向ける一冊。

      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    あの社会心理学者フィリップ・ジンバルドー。
    しかも800ページ超の大著となれば、期待通りの読み応えでした。

    著者を有名にしたのは、
    やはりなんといってもスタンフォード監獄実験でしょう。
    大学の地下に作られた「模擬刑務所」にて、
    看守と囚人の役に割り振られたどこにでもいる大学生たちが、
    みるみるうちに自らの「役割」に没入していったという、
    ある種、伝説的な心理学実験です。

    禁止されているはずの暴力に及ぼうとする看守や、
    度重なる苦痛から精神に変調をきたす囚人が現れたことから、
    当初2週間の予定が、6日間で切り上げることとなりました。

    本書の前半では、
    ドキュメンタリータッチでこの実験の全工程がふり返られており、
    「つくりもの」でしかないはずの監獄でおこった
    性的嫌がらせやハンガーストライキなど想定外の出来事について、
    詳しく記述されています。

    また、実験者であるジンバルドー自身が、
    刑務所長という役割に取りつかれ、
    みずからの作り出した監獄状況に呑みこまれていく様は再三強調されています。
    最終的に、
    部外者であり心理学者であり、
    そして恋人でもあったクリスティーナからことの異常さを指摘され、
    実験中止に至る流れは(良くも悪くも)ドラマチックで、
    読み物としても十二分におもしろかったです。


    うって変わって後半では、
    現実世界のイラク・アブグレイブ捕虜収容所に舞台が移ります。

    虐待を行った兵士の弁護人を務めた著者自身の経験と、
    米軍や人権団体の調査報告をもとに、
    この非情で違法な行為が行われた背景には、
    スタンフォード監獄実験で大学生たちを豹変させたのと同種の、
    「状況の力」が働いていたのではないかと仮説立てられていきます。

    また本書の特徴として、
    「状況の力」について一歩踏み込み、
    この状況を作り出す「システム」に着目している点があります。

    暴力を生むシステムを創り上げた根源として、
    軍上層部や大統領府の「告発」におよんだアブグレイブ編終盤は、
    やや急性な印象も受けましたが、
    それでもやはり、
    人の行動(悪行に限らず。また、戦時平時を問わず)を考えるうえで、
    個人にばかり責任が求められる「非情な厳格さ」については、
    やはり再考が必要だと感じます。


    最終章は「そして英雄になる」と題され、
    システムに取り込まれることなく、誇り高く行動した先人たちを例に、
    「英雄的行為」の要件が考察されます。

    悪が陳腐であるのと同様に、
    誰もが「英雄的行為」をなしうると考えられてはいますが、
    ①状況やシステムから距離をおき、真に主体的に行動するという「孤高」さ
    ②自らの行動をもって、賛同者を集め導く「指導者」的存在感
    この2点の両立は、そうそうたやすいことではないような。

    そしてこの「英雄的行為」を助長するようなシステムの構築も、
    ある種の理想型としてほのめかされていますが、
    このシステム/状況に強制された「善」が、
    はたしてどれだけ「善」... 続きを読む

  • 実験が直接記載された本や日本語訳がなくて困っていた。これでこの本を使ったゼミが増えるであろう。

  • 807ページの大著を読んだ達成感(笑)。原著が2007年刊なので、情報としては既に知っていることばかり。著者によるTEDのトークもあるしね。
    それにしても、人間は複雑怪奇。囚人、看守のどちらにもならないことを祈る。
    往々にして邪魔な訳者まえがき、訳者あとがきがないところも好感度アップ!

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ルシファー・エフェクト ふつうの人が悪魔に変わるときの作品紹介

考案者が初めて明かす「スタンフォード監獄実験」の全貌と悪をめぐる心理学実験の数々、アブグレイブ刑務所虐待の真相。人間の知られざる「悪」の本性とは?戦争、テロ、虐殺、施設・家庭での虐待、いじめ、差別、企業の不正…人を悪に走らせる「元凶」を暴く衝撃の書。

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