チャヴ 弱者を敵視する社会

  • 海と月社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903212609

作品紹介・あらすじ

これが、新自由主義の悲惨な末路だ!緊縮財政、民営化、規制緩和、自己責任社会…。支配層の欺瞞を暴き、英米とEU各国で絶賛された衝撃の書!

感想・レビュー・書評

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  • チャヴとは、イギリスでもっぱら労働者階級(特に若年層)を侮辱する言葉。

    本書はそのチャブがなぜ生まれたのか、イギリスでどのようなかたちで扱われているのかを政治、経済、文化等の各視点からを考察し、イギリスの闇を深くえぐった内容となっている。

    個人的にはBBCのコメディ「リトル・ブリテン」に典型的なチャブが登場する(本書でも言及あり)のでイメージがつかめたが、これは他人事ではなく、日本においてもあてはまる内容ではないかと強く感じた次第。

    本書ではチャブが生まれた根本原因として、サッチャー首相時代の経済政策の大失敗を挙げているが、いかに政治の失敗が国を危うくするかがあらためて良く分かった。日本も既にイギリスと同じ道をたどり始めているのかも・・・。全ての為政者必読の本。

  • 昨今日本でも大流行の「自己責任」や「移民有害」論に対する指弾の書。最富裕層が中流階級以下から搾取するためにこれらのレトリックを捏造したという、各種論拠を用いての指摘は正当なのだろうが、とにかく読後感が悪い。暗く、絶望に満ちた気持ちになる。
    ひとつには、このディストピアに対する処方箋がないことだ。「頭を使わない単純肉体労働だが、長年勤めるうちに『熟練工』になれ、高給で安定した仕事」などというものを、肉体どころか頭脳労働の相当程度すら「ロボット(AI)に奪われる…!?」とおののいているこれからの時代に、はたしてつくり出せるものだろうか? そしてまた、「報われない」白人労働者階級が移民ヘイトやレイシズムに走るのを戒め、「英国は英国人にのみ報いればよい」というのではないと言うなら、そういう仕事を60億人分用意できなければならないわけだが、そんなことがいったい可能なのだろうか?
    片や、ただでさえ億万長者な最富裕層は、なぜこのうえさらなる金子を貯め込みたがるのだろう。子や孫のため? …そんな「貧乏たらしい」心配は、中流階級以下のものだろう。100回生まれ変わっても遣いきれない財産を有しているエリートのエリートっぷりは、そんななまやさしいものではあるまい。
    贅沢したいがため? …庶民の私ですら、四十の坂を越えて各種欲望(それはとりもなおさず「気力」の一種だ)の衰えを感じている。ダウンタウン松本が長者番付のトップを独占していた当時のエッセイで語っていたが、住宅などというものは、機能的にはどれもさして変わらない。ゆえに「オレに言わせれば、月に100万円払っても住みたい部屋などというものはこの世に存在しない」。これを「しょせん貧乏育ち」と嗤うことは、まだできるかもしれない。しかしこれが月額1,000万、さらに1億ではどうだろうか。人間の欲望には際限がないのかもしれないが、その身体性には、物理的限界というものが厳然と存在するのだ。
    彼らが足るを知り、ノーブレス・オブリージュに目覚めてくれればすべては解決するとも思えるのだが…しょせん人間に、それを期待するのが間違っているのだろうか。人類はこのまま、餓鬼のごとき欲望と、罪なき他人への愚かでいわれなき嫉妬の果てに、なすすべなく滅び去るよりないのだろうか…?

    2017/11/11~11/13読了

  • ・「ニート」発祥の地、イギリスにおける「チャヴ」という現象。

    日本において定着した労働政策に関する用語の一つに「ニート」がある。ニートとは、Not in Education,Employment or Training “NEET”つまり、就学、就労、職業訓練を受けていない事を意味する用語である。
    本国イギリスでは、1999年の労働政策の中で作成された調査報告書内の一文から出てきたものである。
    本書においても一箇所、ニートについて触れている部分がある。
    以下、引用本書261頁より

    「地元には、やってみたくなるまっとうな仕事がほとんどない。若者の四人に一人はどこかの段階で『ニート』になる。ー六歳から一八の『教育も受けず、雇用もされず、研修中でもない』若者のことだ。産業に徒弟制度がなくなったことで、労働者階級の若い男性の多くには、選択肢もほとんどなくなった」

    本書ではこれ以上ニートに関する話題は出てこない。しかし、この言葉の定義以上にイメージが定着した日本の「ニート」とイギリスの「チャヴ」、それがどういった若者達をさすかは非常に似ている。
    まず、日本におけるニートのイメージは以下の本田由紀のインタビュー記事の引用にあるように、今まであった様々な問題を含めた上で結局若者の「やる気のなさ」「向上心が欠けている」というような個人の内面の問題として捉えられてきたし、捉える方が都合が良かった。

    以下、引用
    http://www.futoko.org/special/special-02/page0513-121.html

    「ニート」という言葉は、04~05年にかけて急速に広がりました〜きっかけの一つが、「働かない若者『ニート』、10年で1・6倍 就業意欲なく親に”寄生“」という見出しで一面に掲載された、2004年5月17日づけの産経新聞の記事です。それにより、日本のニート概念、つまり「意欲のない若者の増加」「親への寄生」というイメージが色濃く定まってしまった感があります。その後、「ひきこもり」や「パラサイト・シングル」といったニート以前の既存の概念もニートに集約され、あの急速な広まりが生まれました〜ニートという言葉の広がりを見て、政治家や識者からは「愛国心がないから、国のために働かず、ニートになるんだ」「ニートを育てた親の教育が悪い」といった意見も出されました。

    本書「チャヴ」においても似た議論がある。広まる時期まで似ている。
    本書15頁より

    「二〇〇五年に初めてコリンズ英語辞典に載ったとき、『チャヴ』の定義は『カジュアルなスポーツウェアを着た労働者階級』の若者だったが、その意味は著しく広がった〜いまや、チャヴということばには、労働者階級に関連した暴力、怠惰、十代での妊娠、人種差別、アルコール依存などあらゆるネガティブな特徴が含まれている」

    以上のように本書ではチャヴという言葉の使われ方、イメージがどのように広がっていったかが述べられる。
    そしれ、その言葉のイメージと実態が異なる事、実態を見えなくさせようとする動きを指摘している。

    ・上下を隠す動き

    昔に比べて無気力な若者が増えてイギリスが悪くなったという言説、「ブロークンブリテン」と呼ばれるものは、実際には、サッチャー政権下でおきた労働者階級の分断、産業の空洞化がもたらした真空地帯にほとんど何も手当を施さなかったどころか、「支援を受けるやつは向上心の無い怠け者だ」とするレッテルを貼って、責任を個人の能力の欠如とした事だった。
    レッテル貼りにはその政権の人間だけでなく、メディアや有識者も、左派も右派も加勢した。

    これは上下の対立を見えなくするやり方であって、本書の核心は常に権力のあり方、行使のされ方だった。
    本書361頁より

    「本書で論じたかったのは、憐れみやノスタルジーではなく、権力だった〜われわれは実質的にみな中流階級だとか、階級という概念はもはや時代遅れ、社会問題は個人の失敗の結果といった言説、どれもまちがっている」

    権力のあり方が資本と結びつく事を指摘した世界で最も有名な著者、カールマルクスはドイツ人ジャーナリストだった。ジャーナリストは世界を下から見ていき、権力のあり方を分析し、批判するべきだと思う。
    これはまっとうなジャーナリストが正面から権力について迫った本だった。




  • 「弱者を敵視する社会」とある。英メディアが生活保護不正受給者をバッシングする過剰報道を行う一方、その何十倍の規模で着服され続ける政治資金には触れられることがない社会。そして、中流階級の子供が誘拐された時には同情的世論が集まる一方で、労働者階級の子供が同じように誘拐された時には、その家族が批判される社会。

    その背景にはサッチャリズムにより作られらた中流階級志向がある。労働者階級と中流階級には格差があり、労働者階級からの脱却は向上心があればできるという幻想が作られた。つまり労働者は怠惰によってその位置にいるわけであり、貧しい生活を強いられるのも自己責任、よって社会福祉予算を削減することも致し方がないという風潮ができあがった。

    サッチャリズム以前のイギリスでは、労働者階級とは英産業を支える役割として認識されていた。しかしサッチャリズム以降、労働者階級とは「貧しく、知性がない」という意味合いとして捉えられるようになった。
    そこには、保守党の脅威として存在した労働党や労働組合自体の弱体化の狙いがある。

    「チャヴ」という言葉は「貧しく知性がない労働者階級の若者」という意味を持つ。サッチャリズム以降に醸成された「労働者階級=怠惰、無気力」といったような自己責任社会において最下層に置かれる若者を指す。
    しかし、労働者階級の多くの人々がそうならざるを得なかった背景には、保守党が行ってきた英産業の破壊による労働者階級のコミュニティや雇用先の破滅がある。
    奪うものを奪っておいて、結果は「自己責任」である。


    日本でもこのような風潮が見られる。若者を中心とした政治不信に、労働に対する忌避感。生活保護受給者に対する国民の目線は厳しく、メディアの偏向報道に従って国民の世論は「炎上」する。大相撲の暴力事件や不倫騒動を一日中報道する中、看過されたもっと大きな出来事はないのか不安にもなる。

    国によって「弱者」と定義される人は変わる。その弱者がどのようにして、何の目的で生まれたのかを知らなければならないと感じた。
    学力社会における弱者は、大学にまで行けなかった人達。では行けなかった理由は彼らが怠惰だったから?貧困に陥っていたから?ではそうなった理由はどこにあるのか。自己責任で片付けてはいけない。

    個人の生活としてもこの本から学んだことは生かせる。職場でいきいきと働くことのできていない人がいる。その人がそのような状態にあることを自己責任で片付けてはいけない。原因はどこにあるのか、考えなければならない。



    Twitterアカウント
    @morichy3333
    #chavs #チャヴ というタグ付きでその時考えたことも呟いています!

  • イギリスの労働者階級が、サッチャーの新自由主義以降にいかに保守層からの攻撃によって貶められてきたかを、20代の著者が解き明かし、糾弾した本。
    著者の熱い筆致が400ページにわたって繰り広げられ、読みながらも何ともやるせない気持ちになります。

    本著によると、サッチャー以降にイギリスに起きた出来事として・・・
    ・サッチャーが階級なんて無いんだよ、自己責任だよ、と主張
    ・労働運動を弾圧して、労働者層を中流階級に行けるそうとそうでない層に分断
    ・結果、意外に労働者層にも受けて、労働党がボロ負けして労働党も中流寄りの「ニュー・レイバー」に変化(サッチャーは、この敵の変節が自分の最大の功績だと言ったとか)
    ・労働者層の味方はいなくなり、賃金が下がり、仕事も補助金もなくなり、税金は上がる
    ・そこまで大きな影響じゃなかった移民の影響を取り上げたナショナリズム政党が躍進
    というコトが起き、労働党何やっとんねん!とキレる事象にいたった訳です。

    驚いたのは、「金持ちケンカせず」って言うと思うんですが、イギリスの富裕層はメッチャ労働者層にケンカ売って法人税やら所得税やらを下げにかかってきたところ。
    著者は、法人税を引き下げて、貧困層に重くなる付加価値税(消費税見合い)を引き上げたことを「これこそ(富裕層から貧困層への)階級闘争だ」と表現していますが、そういえば思い返してみると、どこかの国でも同じようなコトをやってませんかね。。

    電話+パソコンの普及がコールセンターを生み出し、人ではなく機械で構成される工場の拡大が工場労働者の消滅に至るこの流れ自体は、イギリスだけではなく世界中どこでも起こること。
    なお、著者が文中に挙げたイギリスの平均年収は300万円台だったのですが、ネットで検索すると614万円という数値が出てきます。(ちなみに日本は429万円)
    614万円は正規雇用者で、著者の数値が非正規を含む数値なのかなと踏んだのですが、日本も結局同じコトで、非正規の年収を検索すると200万円を切っていて、結局日本は既に上記のイギリスよりも悪い状況にあるように感じます。
    強いて救いがあると思うのは、本著の末尾にもちょっと出てきた、格差を著すジニ係数をネットで検索してみると、イギリスよりも日本が「ちょっとマシ」な様子なこと。まぁ大して変わらないのですが。

    本著を読んだ個人的な目的の1つとして、イギリスのこの状況は日本と比べてどうなのか、将来どうなるのかということがあるのですが、読み終わってみて、どうにも明るい気持ちにはなれなかったです。
    敢えて言うと、日本では安部政権が労働者の賃金を上げようとしているというのはあります。(実際に上がっているのかは正直気がかりですが。。)
    とは言え、本著を読むことで日本の将来を推測して暗~い気持ちになるのはあながち的外れではないのではないかと感じてしまいます。

    ではどうするのか。富裕層ばかりが太る世の中の流れを止め、最低限の機会平等を実現するためにも、本著を読んで感じたことは「ちゃんと政治参加(投票)をすること」です。
    正直、政治ができるコトなんてこの時代もはや限られていると思っていたのですが、本著がなぞったイギリスの流れを読むと、政治的影響力が弱まるとその層への徴税強化や補助金削減に繋がっていて、意外にあなどれない要素になると感じました。
    適切な投票先は、ひょっとすると未来永劫産まれないかもしれませんが、それでもちゃんと選んで、投票に行って政治参加することが大事なんでしょう。

  • 所得の高い層に政治とマスコミが占領されると、当の貧困層までが福祉給付の削減に賛成するように世論誘導されてしまう点が、なんというか権力者は邪悪でグロテスクだと思った。日本にも他人事ではない。

  • 2011年に出版され世界的ベストセラーになった本書。1970年代後半のサッチャー政権による労働者の権利を奪い去る法律改正、さらには徹底した個人主義・能力主義によって概念としての階級が消し去られ、保守党だけでなくニューレイバーを掲げる労働党(トニー・ブレア以降)によっても現実の階級制度が強化されていくという、戦後のイギリス史にもなっている。

    階級は存在しないという階級を否定する階級政治ではそもそも中流階級以上の議員によって進められ、全ての人が中流を目指すべきで社会の底辺にいるのは自業自得だとするという徹底した個人主義に基づく。個人の人生を決めるのはその人の態度であり、物理的な貧困と人生のチャンスとは関係ないとする自己責任論に転嫁していくことで社会保障費を削減していくが、それによってより階級社会が強化されていく。政府やメディアは補助金を受けた野蛮人の群れが門のすぐ外で暴れているという中流階級の不安感を積極的にあおり続け、イギリス政治の中心にチャヴの作り話を置き、国中のコミュニティに無責任、怠惰、暴力的で性的に堕落したどうしようもない連中がはびこっているという考えを浸透させていく。つまり、かつての誇り高き労働者階級はイギリスの中流以上に向けた政治の中で犠牲となり、忘れ去られ、お荷物の烙印を押され、公然と差別の対象となっていった。

    階級政治はやがて移民問題へのすり替えとなるアイデンティティ政治へ変化をしていくわけだが、2011年には世界的なオキュパイ(占拠)運動が起こり、労働者階級の連帯が生まれるなど微かな希望を見せる。格差の問題は世界的な問題であることを改めて理解した。世界的な流れを理解することで、日本で起きている事にも当たりたい。

  • よい本だった。ただ前半は普遍的な話題を扱って、「日本でいえば〜だな、うんうん」って感じで読めたけど、後半はイギリスにおける実態の深掘りって感じになってしまって日本人的には読みづらくなった。
    貧富の差の拡大、1%対99%の構図、経済弱者への憎悪扇動、どれも対岸の火事じゃないだけにちょっと歯痒かったかな。日本にも日本のオーウェン・ジョーンズの登場が切実に待たれる、ってところだろうか。

  • 読みながら、これはイギリス各地で貧困層を中心とする暴動がいつ起こってもおかしくないのではないかと思っていたが、富と権力を牛耳る少数の集団は、そんな貧困層の格差憎悪を巧妙に仕組まれたスケープゴートに向けさせることで、自分たちには向けさせないように企むのだろうという絶望感も感じた。
    しかし、イギリス社会もこのままで推移するとは考えられない。コップに溜まった水は、いつか表面張力を越えて溢れ出す。それはそう遠い未来のことではなかろう。
    日本もジニ係数は決して低くはない。今のように、自民党を中心とする政権が権力をほしいままにし、一部の富裕層を優遇するような政権運営をしていくならば、そう遠くない未来にイギリスと同様のことが発生することであろう。

  • とても興味深かった。ただ、英国に居住しない人にはあまり関連がない内容だとは思う。
    著者は労働者階級の町出身で、オックスフォード大学で学んだ20代の若者である。彼は英国では生まれながらにして階級制度が存在するため、下層の人たちに機会がないことに憤慨している。そして社会の断絶や貧富の差をひどくしたのは、サッチャー元首相による、工業と労働組合の破壊だと論じる。昔の労働者階級はスキルも誇りもあったのに、今は公営住宅に住んでいる人々はチャヴと呼ばれ蔑まれている。中流階級の人は、彼らが今の状態にあるのは怠惰が原因と考えるが、努力不足でそうなっているとは限らない。著者はブレア元首相率いるニューレイバーにも落胆している。
    よくここまで調べてはっきりと書いたな、という感想である。ただ、自分が非英国人だからかもしれないが、ブレイディみかこ氏の「労働者階級の反乱」の方が、よく書かれていると思う。チャヴというタイトルはセンセーショナルだが、内容はイギリスの政治史に近い。それだけだと日本人との関連が薄いので、帯に日本でも同じことが起こる、と書いてあるが、私はそうは思わない。
    10年ほど前にジェイドという女性がメディアにいて、典型的チャヴだったのを思い出した。10代で出産し、貧乏なエリアに育ち、教養のない話し方をする。私が住む街にも当然たくさんいる。上下揃いのジャージ、闘犬を連れていて、日本でいうなら不良と呼ばれる人かもしれない。イギリスの階級は本当に根深く、チャヴの家庭に生まれたら、努力で中流に属するようになるのは、ほとんど不可能である。筆者はそれを嘆いていて、彼なりの提案もあるが、社会を変えることはできないだろう。面白いのは、この本が英国外で意外なほど反響を呼んだということだ。
    イギリスの社会問題に興味がある人にオススメ。

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