指一本の執念が勝負を決める

  • 168人登録
  • 3.77評価
    • (19)
    • (31)
    • (28)
    • (2)
    • (2)
  • 27レビュー
著者 : 冨山和彦
  • ファーストプレス (2007年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903241494

指一本の執念が勝負を決めるの感想・レビュー・書評

  • いつ読んでもこの人の本は重厚というかいろいろ考えさせられる。自分が勝手に共感できるのはどこか泥臭くてスマートすぎないところが自分が目指しているところと近いからなんだろう。まぁ、ご本人は司法試験合格しつつもそっちの道を志さなかった天才かつ変わり者と言われても仕方ない方なので、僕とは比べるべくもありませんが…
    考えること、やりぬくこと、やってみせること、当たり前だけど愚直にやるのは難しいことが実践されているという印象です。

  • ストレス耐性
    リスクを先送りしない
    自分の関心を突き詰める
    人に対する好奇心(どろどろで理不尽な対人関係に興味を持てる)
    古典を読む
    自分のダメさを忘れない(徳川家康)

  • 「はじめに」と「おわりに」が、ぐっとくるものがあります。

  • この本を通してこれからの自分の働き方をイメージできためになった。苦しいときこそパフォーマンスを発揮出来るかが重要だなと思った。2012.5.17

  • これまでの会社に従うのみのサラリーマンではなく、今後はいつ会社からリストラされてもいいように個人の力を養う=プロフェッショナルとなる必要がある。学歴のよい利口なエリートは今まで挫折や失敗を味わっていない。そのためには35ぐらいまでの若いうちに失敗を恐れずリスクを負うことが大切だ。この段階の失敗なんてたかが知れている。特に自分はリスクを恐れてしまいがちなため、何事にもチャレンジし、そのチャレンジのための努力を惜しまないようにしたい。

  • 21世紀の経営はどのように変わり、そこに求められる人材はどのようなものなのか。自分自身のキャリアを考える上で、何を身につけないといけないのかを力説している。

  • <メモ>

    ・ストレスのかかる現場にアサイン要求をして、ストレス耐性を身につける。

    ・危機的状況にあえて身をさらす事で、自分がどういう人間なのかを確認し、今後につなげる。  

    ・個々人の言語領域の違いを認識し、自分を周囲に合わせる。

    ・異なる立場の人達のアクションを分析し、なぜそうするのか?自分ならどうするか?を考える。

  • 2010年9月1日読了

    富山氏の話を口述筆記したと思われる本。
    ところどころに光る指摘があるが、それでも会社は頭から腐るを読んだ本がはるかによい。
    記述の密度が全く違うように感じた。

  • リスクを取らないでエリート街道にのっていることに満足するなという冨山さんのアツイ本。
    エリート街道はしっているように見える冨山さんは、実際はものすごくリスクとってるし、そもそも自分がやりたいことを全力でやりきった結果が現在の姿なんだと思う。
    指一本の執念っていうのはテニスのくだりからきているけど、実際結果残す人と残さない人の差って才能うんぬんよりも最後の一歩だったり我慢だったりができるかどうかだと思う。あとは型にはまらず自分が闘うフィールドで本気になれれば、自ずと真のリーダーになれるっていう主張には本当に感銘を受けます。
    そんなに時間かからずよめるので是非読んでください!特に時間のある学生は意識として持っておくと役に立つことがたくさん書いてあると思います。

  • 別の著作「会社は頭から腐る」とかなり似ていた。
    ・負け戦を知らないエリートは土壇場でダメ
    ・若いうちに思いっきりリスクをとれ
    ・そこそこの頭があれば、正しい戦略なんてだれでも策定できる。問題はその実行・決断ができるかどうか
    などなど、BCG、CDI、産業再生機構など通じて感じたこと・学んだことが書かれている。

    精神論だなぁ、このまま最後まで行くのかなぁ。と思っていたら、最後の方で、勿論最低限の知識として、ファイナンスやアカウンティングなど経営の知識は必要。MBAも役に立つと書かれていて、まぁそうだよなぁと納得。

    特に印象に残ったのは、
    ・CDIを立ち上げ、苦境を通じて得た経営のリアリズムは、MBAや外資系ファームの日本支社では身に付かない
    ⇒やっぱそうなんだよなぁ。MBAは勿論外資系のUp or Outだって、それで死ぬわけじゃないし、まぁこの人にしてみればしょせん”ごっこ”なんだろうね。外資系ファームの人だって、なんだかんだ大企業に転職する人が一番多いらしいし。。。

    ・東大より筑駒の方が、頭のキレる人が多かった
    ⇒やっぱ、地方は詰め込みが多くて、都心のトップ校みたいな本質を教えられていないだろうか?

    ・残りの人生を全て棒に振ってでも刺し違える覚悟がないやつは怖くない。今までそういう恐怖を感じたのは小泉純一郎と竹中平蔵だけ。
    ⇒これくらいの覚悟がある人からすれば、後から叩かれることくらいどうってことないのかもね。これくらいの覚悟があったから、いろいろなことを”決断”できただろうね。ポッポ首相と違って。いや彼は”何も決断しないことを決断”したのか。

    ・エリートのレールから外れるのは葛藤があったし、外れた後も色々悩んだ
    ⇒司法試験受かったのにBCGに行って、BCGを1年で辞めてCDI立ち上げるのに悩まない訳ないよね。CDIが経営難のときは、自分が選ばなかった弁護士、BCGで成功していく仲間と自分の境遇を比較して色々思うことはあったのでしょう。そういった本音が知れてよかった。この人は自分とは全然違う”生まれつき強くてブレない”そういう人間なのかと思ってしまうから。

  • 夢中になって読める本です。
    著者の人生経験がまとめられている。

  • イケメン先輩から紹介して頂いた本。

    ストレス耐性や知的体力の大切さを学んだ。

  • 内容は「会社は頭から腐る」とほぼ同じ。これまでの富山氏のキャリアから得られた経営哲学に関するもの。(ただし「会社は〜」の方が深いと思う。)

  • 著者は東大出身で在学中に司法試験に合格、その後ボストンコンサルティンググループに入社、CDIの立ち上げメンバーの一人となった。03年から産業再生機構の代表取締役専務兼COO(最高執行責任者)に就任。07年4月長期的・持続的な企業価値・事業価値の向上を目的として株式会社経営共創基盤(IGPI)を設立、代表取締役CEO(最高経営責任者)に就任。
    エリート中のエリートという感じです。この人がなぜここまですごいのか、この本を読むことで読み取ろうと思い、手に取りました。経営者に本当に必要な能力というのは頭の良さではないとのこと。どういう人間がトップとしての力を発揮できるのか、この本を読むことでわかった気がします。自らの体験を元に、経営者のあるべき姿を提案し、そのような経営者になるためには何を磨いていくべきかを示してくれている。

  • ・激しい生き方
    ・ビジネスに必要なもの
    ・経営者になるということ

  • なんというか、非常に勇気付けられた本。<br>
    東大法学部→大蔵省/日銀/総合商社→ハーバード/スタンフォード/MITのMBA、タイプの20世紀型の綺麗なキャリアエリートにはもはや価値がない、という主張。<br>
    そんなキャリアエリートに圧倒的に足りないのは、ストレス耐性であるという。<br>
    頭の良さではなく、ストレス耐性。<br>
    その人が使えるかどうかも究極的にはストレス耐性に規定されるのだという。<br>
    だからこそ若いうちからさっさとばっくれろ、負け戦にでも飛び込んでガチンコ勝負をしてストレス耐性を身につけろ、だとの事。<br><br>

    何に勇気付けられたかって、キャリアエリートの否定である。<br>
    自分の周りの学生(特に東大大学院のTMIあたりwww)に顕著なのが、
    戦略コンサル、投資銀行、MBAなどのホワイトカラーの頂点に君臨するような、いわゆるエリートキャリアは喉から手出るくらい欲しいものである。<br>
    おれもかつてはそれを目指していたし、見た目のかっこよさ、コンサルに入って社内制度を使って海外のMBAでも、とかいう小賢しいキャリアプランを考えた事もある。<br>
    就職活動を経て今はそんなエリートキャリアには進まない決断をした。(というより進めなかったといった方が正しいか。)<br>
    多くの就活生が進むような大企業にも行かず、世間一般で見れば「ばっくれた」部類に入るのだが、
    若いうちはそれでいいじゃん、と非常に勇気付けられた。<br>

  • メッセージはもう表紙に書いてある。
    残りの文章は、「いやぁ、そうは言ってもねぇ」と言わせないための補完。

  • 冒頭で、筆者は「カイシャ幕藩体制の崩壊」と銘うち、「一流大学卒業→一流企業就職=一生安泰」という勝ち組方程式がすでに崩壊し、今や日本に安住の地などないことを読者に突きつける。中国、インドの上位10%の人々と伍して戦わなければならない日本の現状を考えれば、この主張は正しいといわざるを得ない。こういう時代に生き残るためにはどうすればよいか?答えは、どこでも通用する実力をつけること。当たり前すぎるのだが、実力をつけるための努力を継続できる人は少ない。それどころが、社会人にもなって、「やりたいことが見つからない」、「自分探しをしたい」などとモラトリアムにドップリ漬かったアダルトチルドレンも沢山いる。これに対して、著者は20代は少々寝なくても死にはしない、兎に角やりたいことをやり倒せ、失敗が成長に繋がる、と過激にゲキを飛ばず。至極ごもっとも。が、著者の本書での主張のほとんどは、20〜35歳を対象にしているので、私は対象外。とはいえ、「シガラミを背負った状態での合理的判断をするための覚悟」や、「ストレス耐性がない人はリーダーになってはならない」、「最後は自分が引き受ける気概を持つべし」など参考になる意見は多々ある。あなたがビジネスパーソンならば、対象者であろうが非対象者であろうが、一読をお勧めする。

  • 哲朗に進められて読んでみました.
    自分の考えと合致するところが多く,個人的な感想として方法論ばかり学んで満足することの愚かさを再認識しました.
    〈加藤〉

  • 産業再生機構でCOOを務めた冨山氏の著作です。経歴を見ると「東大=BCG=独立=スタンフォード大でMBA」とすごい肩書きが並びますが、実際には非常に泥臭い職歴をお持ちです。特に再生(経営の現場)において、「教科書はない」「7−8割はへちゃもちゃしたもの」「誠心誠意を尽くせ」「生意気でなくなったら終わり」「意識してグレろ」というくだりで非常に共感を覚えました。中小企業の再生でも全く同じですので。口述筆記だと思いますが、表題の「指一本の執念」はテニスプレーヤーの上位100人の実力差はほとんどない。差を決めるのは指一本だ」というだけでこの部分を表題に持ってくるのは無理がある、と思いました。ともあれ、再生の現場を知っている人の体温が伝わる良書です。

  • さくっとよめる。

    ・経営の本質は片手にそろばん、片手に論語。

    ・リーダーに求められるのは不断の自己否定。

    ・経営のエクスタシーはお金では買えない。


  • もうひとつよりこっちのほうがよい

  • ずっと気になってた、元産業再生機構社長の冨山さん。BCGを1年で退社して、経営コンサルとして独立…って、普通じゃ考えられない。いわゆるエリート街道まっしぐらなのかと思ってたけど、やっぱすごいや。僕も古典読みます。

  • 本書は、産業再生機構COOの冨山氏が事業再生に関わった41社(ダイエー、カネボウ等)とガチンコ勝負した経験を基に書かれた一冊である。

    産業再生機構については、約300億円が納税され400億円ほどが国庫に納付される大成功のプロジェクトとなったことは記憶に新しい。

    しかし、本機構は、始めから成功を約束されたプロジェクトではむしろなく、社会一般的には現在の年金問題同様、無駄な国家プロジェクトの一つとして見られていたのも事実である。

    では、ナゼ彼らは成功したのだろうか?

    冨山氏は本書で、今後の日本企業には
    「リーグ戦を勝ち抜いた経営者」が必要だと述べている。

    つまり、今回不幸にも再生対象となった企業の多くは一度たりとも失敗が許されないトーナメント型人事システムを奨励した結果トップ自らが腐り、組織として自浄化機能を失った歴史であった。

    上記の結果をふまえ著者は、リーグ戦型人事システムを採用し、勝ち負けの繰り返しの中で、遺伝子の世界と同様に残るべきして残った経営者がいきいきと活躍できる場を創造していく重要性を述べている。

    上記以外にも
    ●失敗がないのは勝負をしていないことの証
    ●リーダーに求められるのは、不断の自己否定
    ●経営の本質は「片手にそろばん、片手に論語」など
    ビジネススクールでは決して学べない
    成功につながる実践例が多い名著だ。

全27件中 1 - 25件を表示

指一本の執念が勝負を決めるを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

指一本の執念が勝負を決めるを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

指一本の執念が勝負を決めるを本棚に「積読」で登録しているひと

指一本の執念が勝負を決めるの作品紹介

日本人のライバルは中国、インドのトップ10%、これからは、リーグ戦を勝ち抜いた経営者の時代になる、仕事ができるかどうかのポイントは、ストレス耐性、一般解を求める経営者は、答えを先送りする、失敗がないのは、勝負してないことの証、プロフェッショナルは、人間の苦悩と対峙する仕事、ほか、ガチンコ勝負でプロフェッショナルをめざす、リーダーに必要なのは「ストレス耐性」と「胆力」だ。

指一本の執念が勝負を決めるはこんな本です

ツイートする