- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903267395
作品紹介・あらすじ
プッチーニ、ドビュッシー、ピアフ、マイルス、ビートルズ、ケージ、武満、YMO、ビョーク…。古今東西の、あらゆる「音楽」がつながる20世紀 一般教養として学びたい、クラシックからポップスまで。
感想・レビュー・書評
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クラシックの音楽家を中心に、現代に活躍するアーティストに影響を与えたビートルズ、YMO、ビョークとか
マニア好みのケージ、武満などなど
音楽好きが喜ぶアーティストがたくさん紹介されています。
紹介されているアーティストはメジャーな人ばかりなので、きっと図書館やTSUTAYAでも借りれるアーティストばかりだし、音楽マニアだけではなく、新しく何か自分の知らない音楽を聞いてみたいな(その発想がすでにマニアかもしれないけど)人には楽しく読める1冊だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『プッチーニ、ドビュッシー、ピアフ、マイルス、ビートルズ、
ケージ、武満、YMO、ビョーク…
古今東西の、あらゆる「音楽」がつながる20世紀
一般教養として学びたい、クラシックからポップスまで』
ヴィレッジ・バンガードで買いました。
私の好きな、小沼純一さんが監修してたのでつい…。
あらゆるジャンルの、有名どころの音楽家を紹介している本です。
そして、その音楽家の説明を入り口にして、
数々の音楽のジャンルの、成り立ちや意味合いを詳しく教えてくれる、
有り難い教科書です。
音楽初心者向けに作られているので、とても読みやすいです。
親切な注釈が沢山書かれているので、
置いて行かれずに、ちゃんと理解できます。
情報の確かなウィキペディアって感じです。
クラシック、ジャズ、ノイズ、ヒップホップ、
現代音楽など、一見すると繋がりそうにないジャンルを
地続きに紹介しています。
果てはアナログからデジタルへの、時代の移り変わりの編纂まで…。
間に挟まれているコラムもとてもおもしろく、
『未来派/ノイズ』『電子音楽からエレクトロニカへ』
『サンプラー』『ギターの歴史』『映画音楽』などなど、
とても読み応えがあります。
それと、1900年から1990年にかけての音楽史の編纂を、
各章ごとに、10年単位で説明しているので、
全体の流れが掴めて理解しやすいです。
ビョークやライヒに、マイルス・デイヴィス、
ガーシュインにピアソラにイーノなど、
生まれた世界も活動のフィールドも違う音楽家たちを、
同系列で捉えているところに、とても感心します。
好きなジャンルしか認めない、というような、
門戸の狭い価値観を一蹴してくれるようで、スカッとします。
ちょっとジャズとクラシック率が高いですが…。
とても為になる本なので、あらゆる音楽ジャンルに興味が有る方への
入門書にはもってこいです。 -
学校で習う音楽史を、時代的に補完してくれます。
1900年代から1990年代までをカバー。
よく知っているミュージシャンが音楽史的にはどう位置するのか、俯瞰できます。 -
あたらしい教科書シリーズ第八弾。
20世紀の音楽について、歴史順に説明されている。クラシックなどよりも新しいジャンルに重きが置かれている。