12枚のアルバム

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  • boid (2009年11月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903295268

12枚のアルバムの感想・レビュー・書評

  •  中原昌也の最新対談集『12枚のアルバム』が発売された(boid刊)。
     サイトの紹介文で書かれているように、“知識や教養の彼方の廃墟からやってきた、その波の記録としての書物” であり、『作業日誌』よりもあきらかに上級的。昨年に12ヶ月連続でリリースされたCDシリーズ『Monthly Hair Stylistics』の発売イベントとして東京・池袋のジュンク堂書店で行われてきたトークショーの採録本なのだが、私のような者にはそこに現れる固有名詞の少なくとも3/4はまったく分からないため、まさに彼方の廃墟を歩き回っている感触がある。
     『12枚のアルバム』という無造作なタイトルもじつに気味悪く、『200 Motels』とか『12 Monkeys』とかそういうものをもじったものなのか、語られている主題の実態も分からないまま(話し手の言葉そのものは、まったく明解)半分近くまで読み進めてきた私は、勝手なことに、音楽というメインテーマをいつしか離れてしまって、言葉の荒野そのものの裸形と対峙してしまっている。この対峙の感覚を、なるべく多くの方々が体験されることを願う。

  • 面白い対談もあれば、つらそうな対談や、どうでもいい対談もある。

  • やっぱり中原昌也は面白いなー。
    こういろんなひとと対談できる彼の勤勉ぶり(嫌だと思うけど)に良い刺激を受ける。
    本当に捉え所のないひとだ。ドノイズやってるわけじゃないし。
    量と固有名詞(ほとんどみんな知らない)の多さが取っつきにくくて時代の対極にいるようで心地よい。一番はその場にいたかったな。

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