- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903342795
作品紹介・あらすじ
素数ってなに?
数のひみつをモンスターが教えてくれる!
感想・レビュー・書評
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素数の面白さをビジュアルとして楽しめる分厚い絵本。
1とその数以外割り切れぬ数、素数をモンスターにビジュアル化。
1から100までの数の間の素数と、素数と素数を合わせた合成数を分かりやすくイラストで説明。
数学をまだ習ってないお子様でも、イメージがつかみやすくなっている。
数学オンチの中年のわたしでも楽しめた。
数学科教授のシュワルツさんが娘さんに因数分解と素数を教えるために著した本を、下川船也さんと小学生の息子さん?の理人さんが訳した。
掛け算ができれば楽しめるので小学校中学年くらいからかな。
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素数を視覚的にキャラクター化したユニークで楽しい本。
これは子どもたちへのプレゼントにも良さそうだ。
最初に素因数分解の説明が少しあり(そもそもこれは著者が娘に素数と因数分解を教えるために書いた本だそうだ)、
素数(つまり1と自分自身しか約数を持たない数)と合成数(素数の積で表される数)が、樹木の枝のたとえで視覚化される。
そういう見方もあったか!と個人的に感心したのは、2以外の偶数は合成数なわけだから、長方形で図示できると説明してあったところ。
素数はそれぞれ違ったキャラクターデザインで、合成数は素数のキャラクターを融合させたかたちで表現される。
ページをめくるたびに、自然数は1ずつ増えていく。
これがわくわくする。ちょっと言い方は悪いけど合成数はいろんなキャラが混ざっているからごちゃごちゃして汚い。
それに対して、素数は独立したキャラクターだから、だんだんと次の新しい素数キャラが現れるのが待ち遠しくなってくるのだ! -
素数をビジュアル化した一冊です。
すごーく好きな人がいそう……。
学校は買いね!
2018/11/06 更新 -
ちょいとそこの「数学好きの旦那や子供がいるんだけども、自分はどうしても面白さがわからない」というお母さん、面白い本みつけたよ。
素数が素敵って言われて、変な顔して二度見してた私も面白いと思った本だよ。
よろしければどうぞ -
絵のセンスは置いといて、アイディアとしては面白い! そして数字好きの3歳児が全ページ読んでた(でも、単なる記号としてで、量としては認識してなさそうなのが課題・・・)
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★★★★☆
素数キャラクター図鑑ですが、昨今流行りのものとは一線を画しています。
素数・因数分解・素数の木、素数や因数分解の考え方。
素数を表すモンスターはそれぞれ数字の特徴があり、100までの数字がすべて素数モンスターで表されています。
モンスターのイラストはさがし絵気分で^^
因数分解の木は美しい。
(まっきー) -
1から100までのモンスターが登場する素数に関する絵本。
この本では合成数のモンスターが素数のモンスターの影響を受けたデザインになっていて、素数と合成数の関係性がわかりやすく描かれています。
翻訳者が親子の方でお子さんの方はまだ小学生というところが興味深い本でした。
(以上、ブログ全文です。)
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4852256.html -
素数の本。小2の息子と一緒に。かけ算がてきれば十分楽しめる。親が問いかけながら一緒に読むのがオススメ。素数が無限にあることの証明もわかりやすく解説されていてよい^_^
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合成数はかっこいいんだぜ