民族浄化・人道的介入・新しい冷戦 冷戦後の国際政治

著者 :
  • 有志舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903426402

作品紹介・あらすじ

冷戦終焉が「アメリカの勝利」と総括されて以降、世界のいくつかの国や勢力について「民族浄化」が指摘されたり、あるいは「悪の枢軸」「独裁国家」「強権政治」などの特徴付けが与えられ、それらを非難する側は「普遍的正義」の名で介入を正当化してきた。そこにおいて「邪悪」とされる側を擁護することなしに、このような黒白二元論的発想を超えることは可能だろうか。現代国際政治の「常識」を再考し、新たな見方を提唱する。

感想・レビュー・書評

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  •  うーん。どうしたものでしょう・・・。6章の書き方は、堅実で綿密な歴史実証主義研究で名高い氏とは思えない記述で、正直、ここで展開されている議論に同調する気にはなれません。

     ただ、全体として主流派の観点に問題提起をする、特にもともと国際政治を専攻しない論者が、問題提起をするということ、それ自体は、議論を喚起する意味では有用だと思います。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授

「2020年 『歴史の中のロシア革命とソ連』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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