日本占領とジェンダー 米軍・売買春と日本女性たち (フロンティア現代史)

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著者 : 平井和子
  • 有志舎 (2014年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903426877

日本占領とジェンダー 米軍・売買春と日本女性たち (フロンティア現代史)の感想・レビュー・書評

  • 「対テロ」を掲げてアフガニスタン・イラクを侵略し占領したブッシュ政権が「成功例」として利用したのが、半世紀前の日本占領の経験だった。民主化と女性解放をもたらした「良き占領者」としてのアメリカというイメージ戦略に、占領軍の女性政策を高く評価してきた日本人フェミニストも加担してきたのではないか。本書はこうした問題意識から、占領軍の性管理に焦点をあてて、占領経験をジェンダー視点から問い直すことを課題に掲げる。
     真面目な女性史家らしく、具体的な地域の資料をていねいに掘り起こしている点に好感はもてるが、占領軍向け「慰安所」の設置から「パンパン狩り」に象徴される管理売春、そして占領終結後の売防法成立に至る過程を記述した各章の構成にまとまりがなく、占領とジェンダーのダイナミクスを理論的に解明しているとは言い難い。おそらく著者の関心は占領そのものよりも、売買春に関して揺れ動く自分自身の見方を整理することにあったのだろう。実際、占領期の売買春政策に関する著者の立ち位置はあまり明確ではないし、最後のまとめにおける売買春に関する諸議論も、著者自身の議論を打ち立てるために効果的に紹介されているというより、迷いを抱えつつ、とりあえずの結論を自分自身のために出したという感じ。
    こういう思考の整理は、研究者として、フェミニストとして必要な作業ではあるけれど、果たして一冊の本としてまとめるような研究成果といえるのかというと、どうしても客観的な評価は低くならざるを得ない。むしろいったん整理をつけたここから、地域女性史家として本領を発揮していただきたいと思う。

  • 非常時なら、「モノ」として扱っても許されるってコトじゃないでしょ。。。あっ今から、それを合法化するんだ!

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    「軍隊を維持するために「性的慰安」は本当に必要なものなのか?敗戦後の連合軍(米軍)による占領下、女性たちは「守るべき女性」と「犠牲にしてもよい女性」とに分断され、双方が「成功した占領」のために利用された。本書は日本とアメリカの合作による「慰安所」システムや基地周辺の売買春の実態、地域住民の対応や売春女性の実像分析により、日本占領をジェンダー視点から問い直し、「軍隊と性暴力」の問題を根本から考える。 」
    http://www18.ocn.ne.jp/~yushisha/indexn11.html

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日本占領とジェンダー 米軍・売買春と日本女性たち (フロンティア現代史)の作品紹介

軍隊を維持するために「性的慰安」は本当に必要なものなのか?敗戦後の連合軍(米軍)による占領下、女性たちは「守るべき女性」と「犠牲にしてもよい女性」とに分断され、双方が「成功した占領」のために利用された。本書は日本とアメリカの合作による「慰安所」システムや基地周辺の売買春の実態、地域住民の対応や売春女性の実像分析により、日本占領をジェンダー視点から問い直し、「軍隊と性暴力」の問題を根本から考える。

日本占領とジェンダー 米軍・売買春と日本女性たち (フロンティア現代史)はこんな本です

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