投資戦略の発想法 2010

著者 :
  • ナレッジフォア
4.01
  • (37)
  • (34)
  • (22)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 387
感想 : 42
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (530ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903441122

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトル通り投資戦略に関する本として、非常にまっとう。
    参考になる本。
    【投資の前に押さえておきたい7つの心得】
    ・収入の範囲内で支出するという生活態度
    巨万の財を築いた人々は自分をコントロールする精神力、犠牲をいとわぬ態度、勤勉さが必要
    ・生活防衛資金毎月の家計費の約2年分、月40万円なら、960万円はほしいところ。
    ・アインシュタインによると、数学の歴史上、歳だの発見は何かと聞かれて複利とこたえている。
    ・まずはコスト感覚を身につけ、支出をコントロールする。
    ・節約が最も高利回り。
    ・防衛型エンジンの節約と攻撃型エンジンの仕事両方が重要。
    ・地運のバリューをあげて、専門を持つことで、投資力もあがる。
    ・転職して定年まで働きたいと思う会社の株を買いましょう。
    ・一つの産業分野への投資はポートフォリオの5%以下にすること

  • 投資関連本は100冊近く読んだが、これ一冊でOK。10回以上読んでいるが、根本をしっかり押さえているので、時間が経っても完全に通用している。続編がないのが悔やまれる著書。

  • 投資戦略の発想法2010/ 木村剛 / 2010.2.13(6/31)
     この本を知ったきっかけ:Kが図書館から借りてきた。
     投資戦略:Glow rich slowly(着実に、豊な生活にむかって、ゆっくりと)
     家は借金してまで買わない。家は資産でなく消費財である。
    1) 資産価値リスク
    ・ 金融商品にくらべて管理が厳しい
    ・ 資産評価が素人にいは難しい
    ・ 建築上のトラブルが発生する可能性
    2) 住宅ローンの返済原資のリスク
    ・ 予期せぬ出来事で収入が断たれる
    ・ 天災、病気
    ・ 雇用環境の変化
    3) 住宅ローンにおける金利リスク
    ・ 返済の先送り、ステップ返済やボーナス支払いローン
    ・ 金利見直しー半年ごと、返済見直しー通常5年ごと
    ・ 金利上昇で未払い利息が発生する可能性

    ただし
    ・ 全額即金でかえる、
    ・ 不動産価値があまり悪化しない物件
    であれば買ってもいい?
     あなたはあなたの家の社長なのです。
     生活防衛資金=出来れば2年間、少なくとも1年間分。
     防御型:最も有利な運用方法は支出のコントロール。節約ほどリスクが少なく高利回りな商品はない。
     攻撃型:仕事を通じた自己投資。現在の仕事で十二分の収入を得られる自信を持つ。仕事の能力を上げる。自分のバリューをあげる。資産運用は副業。
     5分割ポートフォリオ
    1) 銀行預金:生活防衛資金
    2) 日本株式:投資の主力
    3) 外貨MMF(または為替証拠金取引):保険としての生活を重視しながら、リスク許容度の範囲をおおめにとっておく。
    4) 外貨ETF:
    5) 日本国債
     老後の公的資金はあてにならない。
     投資信託するくらいなら株購入。株は長期保有が鉄則、デイトレはNG
     3段式ロケットの資産形成
    1) ホップ:一流の仕事をして、切磋琢磨
    2) ステップ:収入も生活も安定。リスクの世界に飛び込み仕事の経験や情報を活かしながら投資する。
    3) ジャンプ:長期株式投資のリスク許容度UP
    4) 複利の効果を見方につける。

  • 買う

  • ・アセットアロケーションについて
    日本国債2割
    日本株式4割
    外貨MMF(FX)3割
    外国ETF1割
    貯蓄は生活資金の2年分

    ・外貨資産を持つ意味
    →為替リスクはあるが、円安になれば資産が増加する。

    ・金融商品を選ぶための3原則
    ①コスト
    ②単純さ(Keep It Simple, Stupid!)
    ③流動性(換金性)

  • 意外に良書!

  • 家は消費財であり、資産ではない。

  • 前作よりも、新しい情報が多くて実際に使えそうだった。
    自分もしっかりと投資について考えていきたい。

  • 原版に比べて冗長。

全42件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

木村 剛
静岡雙葉中学校・高等学校教諭(理科・生物)。アメリカンフットボールに集中した大学を卒業後、横浜市立高校の教諭となる。教員、野外活動の実践、少林寺拳法、ベーシストなど多様な分野で活動を続けてきたが、舞台を静岡に移してからは、狩猟免許を取得、生徒と一緒に養蜂にも取り組んでいる。
著書に『学ぶキミを引き出す物理基礎』(企画/ 執筆協力、ラーンズ)、『アクティブラーニングに導くKP法実践』(分担執筆、みくに出版)。

「2024年 『シリーズ 学びとビーイング 4.学び続ける教師のあり方(Being)とは?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木村剛の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロバート キヨサ...
デールカーネギ...
村上 春樹
稲盛和夫
デールカーネギ...
ジェームズ アレ...
神田 昌典
小山 龍介
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×