ロンドン貧乏物語: ヴィクトリア時代呼売商人の生活誌

著者 : ヘンリー・メイヒュー 植松靖夫

• 悠書館 (2013年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

繁栄の底にうごめく貧しき者たちの笑いと涙、怒りと諍い、愛と諦念を、臨場感豊かに描いたメイヒュー不朽の名作!

感想・レビュー・書評

[mimmさんの感想 · 2017年12月1日]

ヘンリー・メイヒュー「ロンドンの労働とロンドンの貧民」全四巻のうち、第一巻と第二巻で、訳者様が過去著書に取り上げなかった部分を選択して訳出した１冊。１９世紀のロンドンの労働者の生活ルポが生々しく、時折現代か、もしくは日本の江戸～戦前までの話かと錯覚するほど似通う部分も。民俗的目線で読んでも面白く、叶うのなら全巻完訳版を入手したいと思いました。

[NFCC図書館さんの感想 · 2015年1月19日]

帯文：”繁栄の底にうごめく貧しき者たちの笑いと涙、怒りと諍い、愛と諦念を、臨場感豊かに描いたメイヒューの名作！”

目次：1 呼売商人と賭け事、2 呼売商人の政治ー警官、3 呼売商人の結婚と内縁関係、4 呼売商人の宗教、5 呼売商人など街頭商人の商品運搬道具、6 スミスフィールド、7 若い呼売商人の生活、8 女性の呼売商人、9 若い女性呼売商人の生活、10 呼売商人の食事と飲み物、…他