教育の方法 (放送大学叢書)

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著者 : 佐藤学
  • 左右社 (2010年7月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903500348

教育の方法 (放送大学叢書)の感想・レビュー・書評

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  • ちょっと思い立って教育方法学について知りたいと思い、ずっと前に購入し、少しだけ読んでいたこの本を、今回は最後まで読み通した。いやはや、どうしてもっと早く読まなかったのだろう。私にとって関心深いことが目白押しの分野であることが分かった。もっとも、さまざまなことを学んだ後だからこそ、この分野やこの本の重要さが分かるのだろう。
    大切なのは、私の研究テーマである相互交流についてよく述べられており、その重要さが改めて示されていることである。今から10年以上前の本なので、現在はもっと様々な実践がなされているだろう。
    いやはや、山ほど線を引いた。後からしっかりと整理しておきたい。

  •  教育方法学の概略について、広く浅く学べる本。それでいて非常に読みやすい書き口・分量でおすすめ。

  • 教科書としてもこちらが優れているかな・・・それなりにテンションのあがる。

  • 後半部分は読み応えあり。
    全体像を掴んで、他の著書で更に深めたい

  • 7.教室の出来事―三つの対話的実践 7-1 出来事としての授業 7-2 三つの対話的実践 7-3 一つの事例から 7-4 事例を読む
    10.学びの経験としてのカリキュラム 10-1 カリキュラムとは何か
    13.授業の研究(2)―観察と記述と批評 13-1 「出来事」としての授業 13-2 教室のディスコース分析 13-3 教室の言語と学力差の問題 13-4 授業の事例研究へ 

  • (11/02/03)

  • 授業の歴史やデザイン、評価についてまとめた教科書。佐藤学をちゃんと読んだことがないので読もうと思って買ったのだが、前半は割と概説的な話で、佐藤学の考え方が前面に出てくるのは後半だと思う。

    後半は、気になった箇所がいくつかあった。

    まずカリキュラムの話から。
    近年、「階段型」カリキュラム=「プログラム型」単元から「登山型」カリキュラム=「プロジェクト型」単元の様式へ移行しつつある。プログラム型単元は「目標・達成・評価」の単位から成り、プロジェクト型は「主題・探究・表現」の単位から成る、とあった(p.157)。
    流れとして登山型=プロジェクト型に移行しているというのは実感としてもそうなんだろうと思うのだが、主題・探究・表現という単位の構成でいくと、プロジェクトの評価はなされないのだろうか。

    能力別編成は上位の一部生徒を除いて有効ではなく学力格差を拡大するというジェニー・オークスの見解と、クローンバックの適正処遇交互作用について(p.160、p.161)。
    教室の中があまり均質ではかえってよくないと思うが、15年間アメリカに住んでいた生徒と15年間日本で育った生徒を英語の授業・国語の授業で同じクラスにするのがよいのかと考えたら疑問。協同学習はどの程度の学力差/多様性に対応できるのか。学力差とレベル分けについて最適ポイントがあるか。

    p.176~p.178あたりの「反省的実践家」としての教師、「同僚性」の構築といった話も面白い。教師が専門性をどのように獲得していけるか。それを社会が承認し信頼してくれるようでないと、教育はなかなかうまくいくものではないと思う。

  • 現在の学校をめぐる問題点が整理でき、今後の展望が見えた。なるほど、マスコミで報道されている事実も、論調も?と思っていたが、この本を読んですっきりした。でも、そういうことなら文科省何やっているんだ?21世紀の教育をまかせて大丈夫なのかと不安になる。娘の学校の先生にも、教職をめざす近所の子にも読んで欲しいなと思った。「学びの共同体」って素晴らしいと思う。

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教育の方法 (放送大学叢書)の作品紹介

カリキュラムや授業や学びについて、フィンランド教育など、最新の研究成果をわかりやすく提示。教育問題に対する思慮を深める基礎を提供する。

教育の方法 (放送大学叢書)の単行本

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