I am

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著者 : 岡田敦
  • 赤々舎 (2007年7月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903545141

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I amの感想・レビュー・書評

  • 私の左腕、肩から手首まで
    無数に切っていた。
    はじめはためらい傷程度だったものが、
    いつしか深い血を見たいが為の行為として
    常習化した。
    縦に横に複数の無数の傷跡が残った。
    数年経ち激しく後悔をして形成外科にて手術。100針以上縫ったと思う。
    未だに傷跡は消えない。
    ただリストカットとは誰も思わない傷跡に
    変わった。
    私は楽になれた。解放された。
    リストカットして楽になったはずの私が
    リストカットの傷跡によって苦悩し、
    一体リストカットとは何だったのかすら
    今もわからない。
    リストカットして10年以上経っても、
    何がしたかったのかすらわからない。
    『I am』は傷跡と共生する、乗り越える、
    という見え方がして初めは抵抗があった。
    綺麗事に出来ない現実との葛藤を経て
    リストカットを生きてきた私には、
    リストカットが美しく見え過ぎる世界観だった。
    けれどリストカッターが美しく撮られる被写体として、存在できる世界がある事は救いだと思った。

  • 写真集の中の人物は、生きる方へベクトルを変えたのだろうか?それが感じられるような写真もあるし、そうでないようなものも。

  • きむらいへい賞サイアク! 自ら死のうとする人間は最低だ。命を大事にしろ。自分から死を選ぶのは人間だけなんだ。そんなやつらを綺麗に撮って持ち上げて何が残る? これが芸術? 仮に現実を写しだすのが芸術だとしても若い女性ばかり選んで裸にしてリストカットの現実をほんとうに伝わっているのか? 中途半端だろ。消えそうな命で必死に生きてる人や動物たちだっているんだよ。ただの人間岡田敦のエゴだろ。ほんと吐き気がした。

  •  第33回木村伊兵衛写真賞を受賞した若手写真家。
     自傷する身体を裸体でフレームに収めたインパクトが話題になっている。
     まな板の傷のように腕を横切るように走る切り傷は、他の傷一つない身体部分と、際立つ対照をなす。
     痛みを連想させる傷がリアリティを呼び覚ます。金原 ひとみ『蛇にピアス』の写真版といったところだろうか。

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