ニューヨーク 1980

著者 :
  • 赤々舎
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本棚登録 : 31
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903545882

作品紹介・あらすじ

鋼鉄のビルが落とす鋭い影、ストリートにあふれるグラフィティー。30年前、混沌のニューヨークに渡り、カメラを手に街へ、世界へと歩きだした。生のエネルギーを呼吸し、存在の謎と対峙する眼。ジャンルを超えて活躍する著者が、写真と言葉の回路を解き明かした重要な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • カメラのレンズを通して、自分の無意識を発見していくおもしろさ。
    写真を撮るという行為は、自分の知らない自分と出会うための手段であった。

  • 作者名を見る限り、どうやら女性らしい。
    カラー写真を知らないのかな

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著者プロフィール

1950年東京生まれ。小説、エッセイ、ノンフィクション、批評など、ジャンルを横断して執筆。短編小説集としては、本書は『図鑑少年』『随時見学可』『間取りと妄想』に続く4冊目。人間の内面や自我は固定されたものではなく、外部世界との関係によって様々に変化しうることを乾いた筆致で描き出し、幅広いファンを生んでいる。
写真関係の著書に『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』『出来事と写真』(畠山直哉との共著)『この写真がすごい』など。他にも『須賀敦子の旅路』『個人美術館の旅』『東京凸凹散歩』など著書多数。
部類の散歩好き。自ら写真も撮る。朗読イベント「カタリココ」を主宰、それを元に書籍レーベル「カタリココ文庫」をスタートし、年三冊のペースで刊行している。

「2022年 『いつもだれかが見ている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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