1978年11月11日、韓国・釜山で生まれる。九州大学大学院比較社会文化学府で日本社会文化を専攻し、久留島武彦や巖谷小波などを研究。2008年に博士課程を修了し、文学博士号を取得。同年に第48回久留島武彦文化賞、2010年に第34回日本児童文学学会奨励賞を外国人として初めて受賞。2016年には第39回巖谷小波文芸賞・特別賞を受賞。三つの受賞はいずれも史上最年少だった。久留島の故郷である大分県玖珠町で、町立久留島武彦研究所所長を2012年度から16年度まで務め、17年度に開設された初の町立ミュージアム、久留島武彦記念館の初代館長に就任し、現在に至る。 著書に『越境する文学』(花書院 2010)、『久留島武彦評伝―日本のアンデルセンと呼ばれた男』(求龍堂 2017)、『巖谷小波おとぎの世界』(求龍堂 2020)、『チャンスはハゲおやじ―久留島武彦の心を育てる名言集』(梓書院 2020)他。 「2022年 『ソンヨン一直線』 で使われていた紹介文から引用しています。」