路上のミュージアム: モスクワのモニュメントが秘めた物語

著者 : 宮崎朋菜

• 群像社 (2013年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

モスクワの街を歩くと、あちこちで考え深げに通りを見下ろす作家や楽譜を前に演奏をはじめようとする音楽家に出会います。それはみな偉大な芸術家たちの記念の彫像。モスクワには実在の人物だけでなく、歴史的出来事や小説やアニメの登場人物、恋人たちや友情に捧げられたものまで、たくさんのモニュメントがあります。いずれも一級の彫刻家たちの手になる作品ばかりで、その由来や裏話を知ると、物言わぬモニュメントがロシアの文化の秘められた一面を雄弁に語りはじめます。観光名所をまわるだけでは物足りない、ひと味変わったモスクワ散策をしてみたい、そんなあなたを私たちがモスクワの街角で集めた「コレクション」をお見せするユニークな旅にお連れします。

感想・レビュー・書評

[chiro128さんの感想 · 2017年4月11日]

共産主義の流れと、まったく違う文化の流れがあって面白い。日本の駅前のつまらない彫刻と違って、きっちり意味があって、そこがいい。本物をまだ見たことはないのだけれど。

[kobecufsさんの感想 · 2015年8月4日]

おすすめ資料 第218回 (2014.1.10)
　
ロシアのモニュメントを目にしたことはありますか？

この本は、旅するようにロシアの彫像をめぐる物語です。
写真はもちろんのこと、その歴史的背景にも触れられています。

ご存知チェブラーシカやヴィーニー・プッフ、ヌ・パガジーなど、楽しいものがたくさん。
この本で概要をつかんで、あとは現地で実物をじっくりと鑑賞するというのもよいかもしれません。

ぜひ著者と一緒にモニュメントめぐりを楽しんでみてください。

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2013年6月1日]

モスクワ散策のガイドブックかな、、、

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｢モスクワの街を歩くと、あちこちで考え深げに通りを見下ろす作家や
楽譜を前に演奏をはじめようとする音楽家に出会います。
どれもみな偉大な芸術家たちを記念して建てられた彫像の数々。
モスクワには実在の人物だけでなく、歴史的出来事や小説やアニメの登場人物、恋人たちや友情に捧げられたものまで、たくさんのモニュメントがあります。
いずれも一級の彫刻家たちの手になる作品ばかり、そしてその由来や裏話を知ると、物言わぬモニュメントがロシアの文化の秘められた一面を雄弁に語りはじめます。
観光名所をまわるだけでは物足りないあなた、ひと味変わったモスクワ散策をしてみたいあなた、そんなあなたを私たちがモスクワの街角で集めた「コレクション」をお見せするユニークな旅にお連れします。 ｣
路上のミュージアム | ～モスクワのモニュメントが秘めた物語～群像社・おまけ編
http://tomona.jp/museum/