山月記 (SDP Bunko)

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著者 : 中島敦
  • SDP (2009年11月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903620534

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山月記 (SDP Bunko)の感想・レビュー・書評

  • 表題作と『李陵』の2篇。先は、虎になってしまった男の話。臆病な自尊心と、尊大な羞恥心から自らの才を磨かなかったことを悔いる虎。とても身につまされた。後者は勇戦しながらも捕虜となってしまった将軍が故国では寝返ったと誤解され、という話。李陵を讃えたために帝の不興を買った司馬遷が腐刑に処せられた後、憑かれたように仕事をしていく心理描写が迫力あった。

  • 人の(男の)プライドという「虎」に喰われてしまえば人として生きていけない。「虎」というプライドは飼い慣らさなければならない。分かりやすいモデルとしてスポーツの世界での生き方がある。プロ野球選手などでも「虎」に喰わてしまった人達の人生模様は昔からよく語られているので、今更言うまい。

  • 表紙の岡田将生さんにつられて。山月記は高校の教科書に載っていたので、李陵が読みたかった。

  • 教科書にも載っているお話です。

    人との交わりをさけ、自分は他の人間よりも出来ていると
    思っている男が、トラになってしまうお話。
    なぜ、トラになったのか?トラとなった男の口から真実が
    話されます。

  • *山月記
    「臆病な自尊心」という言葉は、ぐさっとくるものがある。
    私も虎になってしまいそうだ…。
    ところで、こういう漢文調の文体が結構好きだと最近気づいた。

    *李陵
    前漢武帝の時代、匈奴に捕われた武将・李陵の話。
    彼を庇って宮刑になった司馬遷は「生きながらえるためには、どうしても、完全に身を亡きものと思う必要があったのである」という件に涙。
    歴史の教科書には、司馬遷は宦官になって『史記』の完成に力を傾けた、…なんて書いてあるけど、そんなあっさりなもんかい、とずっと思っていたので。

    【2010.02.17】

  • 高校時代に教科書でやった作品だったので、実際本で読んでみてとても読みやすかった。
    授業では、少ししか触れることができなかったので、もう一度読んで、
    内容をもう一度確認することができてよかったです。

  • 高校のときに授業で読んだ。
    覚えてる作品は少ないなかで、
    これは衝撃的。
    そしたら、母さんの好きな作品だったこともわかって、
    また一目置いたの、覚えてる。

    だから、岡田くんのはまた改めて読んでみようかな。

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