消費者の意見を聞いてはいけない。(実践経営技術としてのマーケティングを問うシリーズ No.02)

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著者 : 稲垣佳伸
  • ドゥ・ハウス (2012年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903649054

消費者の意見を聞いてはいけない。(実践経営技術としてのマーケティングを問うシリーズ No.02)の感想・レビュー・書評

  • ●この本の概要をまとめると?
    - 定性調査は大事だが、消費者の意見を聞いても、無意識なことには答えられない。また、意見は事実に仮説を足したものだから、意見ではなく事実と行動にフォーカスしてそこから仮説を推論して立てるのがマーケターの仕事である

    ●この本から得た学びは何か?その学びをどう活かせそうか?
    - 意見を聞いてもしょうがないというのは理解していたが事実+仮説と公式化されると腹落ち
    - 毎回、半構造化インタビューから意見を事実と仮説に分解して切片化するのがよさそう
    - ポジティブな事実は機会発見に向いて、ネガティブな事実は改善に向く
    - ポジティブな事実からの方がそこに見出している価値や動機が理解しやすいのだと感じた
    - 発想法として既にヒットしているサービスのコンセプトの良いところを洗い出してから抽象度を高めて分析することで、核がみえてくるのでそれを応用する、というのは面白そう。分析の練習にもよい。
    - 事実観察のトレーニングとして、モノや人の良いところ、褒められる要素を洗い出すのは面白いし、いかに自分が観察しているつもりで観察できていないのかが分かった
    - 組織内で事実を共有するというのは新しかった。
    - 事実から立てる仮説は人によって異なるので、意見ではなくて事実を徹底的に共有する
    - 事実の切片をグループ化したものや、行動分類でデータベース化したら、機能改善の際にも必要なときにすぐ取り出せていいかもしれない

    ●何に1番驚いたか?
    - 調査から得たものを事実と仮説にわける、というのはきちんと意識していなかったのでハッとさせられた部分

    ●この本から得た深めるべき問いはなにか?
    - どうしたらインタビューや調査からより多くの事実を抽出できるようになるか?
    - どうしたら組織内に調査結果としての事実をDB化してストックし易いか?

  • ちょっと目からウロコ。マーケターの仕事を「商品開発研究」と日本語に置き換え、研究の方法を簡潔に記述している。マーケティングのどの本にも書いてある「消費者に聞いても答えはない」ということをタイトルにしているだけあって、消費者の意見はノイズだらけで新商品開発には役に立たないと断じる。消費者の行動観察による定性データ(事実)の収集と、事実からの仮説思考を元に、尖った部分を見つけよと説く。定性データを定量データに直してはエッジが立たなくなるのでやってはいけないとも助言。面白いのは、出てきたエッジを社内の上層部はなかなか意思決定できないだろうと予測していること。

  • マーケティングには定量情報ではなく、定性情報が重要。前者は意思決定のために、後者は機械発見のためにある。
    ネガティブデータより、ポジティブデータを重視。
    グループインタビューでは、録音では情報が少なすぎ、動画では多すぎる。人による観察が一番ちょうど良い。
    モニターの話から事実だけを抽出し、大量に集める。そこから仮説が生まれる。

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