3秒で心電図を読む本

著者 :
  • メディカルサイエンス社
4.44
  • (21)
  • (15)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 180
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903843070

作品紹介・あらすじ

たった3秒で、心電図を理解する。意識を変える事で、いままで見えなかったものが見えてくる。自分の視線と視点を意識すること、これが時代に合った新しい心電図の読み方。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 無意識にしていることを確認できたという感じ

  • 心電図初学者の看護学生です。タイトルに惹かれて購入しました。心電図を少しでも理解したいという方には必読の本です。

    本書は心電図の見方を意味とともに学べる本です。心電図への幻想がはがされ、心電図とは何か?を知ることが出来ると思います。
    全く知識のない状態で読むのはつらいですが、基本的な心臓の解剖と、モニター心電図の薄い本、12誘導の見てる位置がわかれば結構読めますし、学びが多いです。

    看護師、学生向けの絶対わかる系の本はたくさんあります。しかし。解剖のあとは波形を暗記させるようなものが多いように思います。たしかに波形を覚えることで知識は増えますが、その波形が出るまで待つしかない、ただの暗記になりかねません。

    本書を読むだけで心電図を鑑別することは難しいと思いますが、少なくとも何となく波形を覚えている人と違う視点は身につくと思います。それは、危ないと言われる波形の知識ではなく、安全だと言い切れる波形への理解です。
    心電図へちょっと興味をもったけど難しいと諦めてた人にこそ読んでいただきたいです。

  • 心電図の判読に自信がない人にオススメ
    どこに注目してどんな手順で読めばいいかわかりやすく指南してくれる。
    ただこの本だけでは症例数として不十分なので、他の心電図波形を網羅的に勉強できる本などで知識を補強することを薦める。

  • 【学内】
    https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail/?id=2315

    【学外】
    https://mol.medicalonline.jp.iuhw.remotexs.co/library/ebooks/detail/?id=2315
    最初に利用する際は、eリソースコネクトへログインし、上記URLを再度クリックしてください

  • 【学内】
    https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail/?id=2315
    【学外】
    https://mol.medicalonline.jp.iuhw.remotexs.co/library/ebooks/detail/?id=2315
    最初に利用する際は、eリソースコネクトへログインし、上記URLを再度クリックしてください

  • わかりやすく、心電図を読むのに少し自信がつく本。
    細かい理屈はどうでもいいからとにかく正常か異常かを大雑把に把握したいという方にとってはこの上ない良書。

  • 心電図導入
    国試レベルの知識さえあればサラサラ読める
    無症候の心電図に対して評価できて、"何もないことの確認"が速やかにできるようになったと思う
    有症状の心電図に対してはこれだけでは足りないから別で勉強が必要

  • なんでこの本をもっと早く読まなかったのだろう、と後悔するぐらいの良書だった。

    心電図の理論や異常所見を知っていても、心電図を使うこととは全く別だということを学んだ。車を運転するのにアクセルやブレーキの名称を覚えても仕方ないのと同じだとするたとえが非常にわかりやすかった。

    初期研修が始まる前に、もう一度読んでおきたい一冊。

  • なんとなーく心電図を知ってるくらいの人にとって良書。
    まず前提としてある"正常心電図"という曖昧なイメージを、確固たるものにしてくれたので、健康診断のようないわゆるスクリーニングに自信がついた。ここが"3秒で読む"と豪語する所以だったしそんなに偽りなかった(著者の方疑ってしまってごめんなさい)。
    また冠血管関連については、①正常から読み解くⅠ•Ⅱ誘導の"異常Q波"と②胸部誘導での"R波増高不良"についてとても参考になったし、今後は起電力を念頭において陳旧性MIも指摘できるようになった気がする。
    ACSにおける異常心電図については他書(心電図ハンターなど)を併用することで、非循環器医にとっては十分すぎるほど心電図の"使い方"に精通できると思う。
    常に初学者の気持ちに立って話を進めてくれるあたりも、読みやすさに輪をかけています。
    文句なしで初期研修医に勧められる本です。

  • 大まかにならほんまに3秒で読める

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1986年 東京大学医学部卒業。大阪大学医学部第二薬理学講座、東京大学医学部循環器内科、(財)心臓血管研究所 研究本部長を経て、同研究所長・院長となる。専門は、不整脈、心臓電気生理学。日本心電学会「木村栄一賞」、日本循環器学会「Young Investigator’s Awards」、世界心電学会「Young Investigator’s Awards」等を受賞。『ナース・研修医のための心電図が好きになる!』(南江堂)『3秒で心電図を読む本』『不整脈で困ったら』(いずれもメディカルサイエンス社)ほか、著者多数。

「2013年 『最強のモニター心電図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山下武志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×