- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903843070
作品紹介・あらすじ
たった3秒で、心電図を理解する。意識を変える事で、いままで見えなかったものが見えてくる。自分の視線と視点を意識すること、これが時代に合った新しい心電図の読み方。
感想・レビュー・書評
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無意識にしていることを確認できたという感じ
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心電図初学者の看護学生です。タイトルに惹かれて購入しました。心電図を少しでも理解したいという方には必読の本です。
本書は心電図の見方を意味とともに学べる本です。心電図への幻想がはがされ、心電図とは何か?を知ることが出来ると思います。
全く知識のない状態で読むのはつらいですが、基本的な心臓の解剖と、モニター心電図の薄い本、12誘導の見てる位置がわかれば結構読めますし、学びが多いです。
看護師、学生向けの絶対わかる系の本はたくさんあります。しかし。解剖のあとは波形を暗記させるようなものが多いように思います。たしかに波形を覚えることで知識は増えますが、その波形が出るまで待つしかない、ただの暗記になりかねません。
本書を読むだけで心電図を鑑別することは難しいと思いますが、少なくとも何となく波形を覚えている人と違う視点は身につくと思います。それは、危ないと言われる波形の知識ではなく、安全だと言い切れる波形への理解です。
心電図へちょっと興味をもったけど難しいと諦めてた人にこそ読んでいただきたいです。
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心電図の判読に自信がない人にオススメ
どこに注目してどんな手順で読めばいいかわかりやすく指南してくれる。
ただこの本だけでは症例数として不十分なので、他の心電図波形を網羅的に勉強できる本などで知識を補強することを薦める。 -
【学内】
https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail/?id=2315
【学外】
https://mol.medicalonline.jp.iuhw.remotexs.co/library/ebooks/detail/?id=2315
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【学内】
https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail/?id=2315
【学外】
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わかりやすく、心電図を読むのに少し自信がつく本。
細かい理屈はどうでもいいからとにかく正常か異常かを大雑把に把握したいという方にとってはこの上ない良書。 -
心電図導入
国試レベルの知識さえあればサラサラ読める
無症候の心電図に対して評価できて、"何もないことの確認"が速やかにできるようになったと思う
有症状の心電図に対してはこれだけでは足りないから別で勉強が必要 -
なんでこの本をもっと早く読まなかったのだろう、と後悔するぐらいの良書だった。
心電図の理論や異常所見を知っていても、心電図を使うこととは全く別だということを学んだ。車を運転するのにアクセルやブレーキの名称を覚えても仕方ないのと同じだとするたとえが非常にわかりやすかった。
初期研修が始まる前に、もう一度読んでおきたい一冊。 -
なんとなーく心電図を知ってるくらいの人にとって良書。
まず前提としてある"正常心電図"という曖昧なイメージを、確固たるものにしてくれたので、健康診断のようないわゆるスクリーニングに自信がついた。ここが"3秒で読む"と豪語する所以だったしそんなに偽りなかった(著者の方疑ってしまってごめんなさい)。
また冠血管関連については、①正常から読み解くⅠ•Ⅱ誘導の"異常Q波"と②胸部誘導での"R波増高不良"についてとても参考になったし、今後は起電力を念頭において陳旧性MIも指摘できるようになった気がする。
ACSにおける異常心電図については他書(心電図ハンターなど)を併用することで、非循環器医にとっては十分すぎるほど心電図の"使い方"に精通できると思う。
常に初学者の気持ちに立って話を進めてくれるあたりも、読みやすさに輪をかけています。
文句なしで初期研修医に勧められる本です。 -
大まかにならほんまに3秒で読める