- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903908144
作品紹介・あらすじ
「不況、不況」と言われる時代に、<貧乏>を自分の中にもっている人は強い。
少々のことがあっても動じない。
貧乏体験が一度もなくても、情を肌でわかる「貧乏感性」があれば、その人の中には<貧乏>がある。
「体験の石油化をはかる」
「誇りをもってプライドを捨てろ」
「貧しても鈍しない」……。
三十二歳時、妻一人、子ども二人、定職、定収入なし。所属なし。年収二百万円台。
その時代に著者が獲得した、「貧乏を力に変える10の技術」を初公開!
感想・レビュー・書評
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斉藤孝さんの本を読んでみたかった。
そして今の私の状況を向上させる為にも凄くためになった。
生きていく為には、気持ちを前向きにする為には「貧乏」精神が大切。
ぬるま湯に浸かってちゃダメなのだ(私の解釈)。
もっと斎藤さんの本が読みたくなったし、参考になってる本も読んでみたいものばかり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貧乏を楽しむという余裕。
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貧乏は人生を豊かにする。今しかできない貧乏ライフを存分に楽しもうと思った。
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貧乏を経験しているからこそ、人から奢ってもらったときの嬉しさや、プレゼントをもらったときの嬉しさがわかる。
それは単に金銭的なことではなく気持ちをもらっているということが腑に落ちた。
EXILEのヒロさんも結成当初は貧乏で自分が食べていくお金もほとんどないのに、メンバーに吉野家を奢っていた話があるが、メンバーは嬉しかっただろうと思う。
そんな気持ちをいつまでも持ち続けたい。 -
自分が貧乏だった時期を思い返しながら読む。
確かに貧乏感性は力になると思う。
文中の中で出てきた引用に心が響いた。
ボロを着てても心は錦
読んでよかった。 -
貧乏心を忘れず、その時代に培った豊かさと貪欲さを武器にする、これは大きなバネになると思う。実際戻りたくない暗黒の貧乏期が自分にもあるが、そこがあるから堕落しないでいられる。指摘の通り、豊かな貧乏を経験しにくい世の中だと思う。何より恐ろしいのは心の貧しさ、人としての貧しさ。これはいつの世も道理である。
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貧乏な状況に置かれているだけにここに書かれておるメソッドを実践してみようかと思っている。
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貧乏のときにこそ、腰をすえる力を身につけたり、心豊かになるチャンス!
ただの貧乏だけでいてはいけないと思う一冊。 -
貧乏だからこそ出来るものがある。
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・体験が深いこと自体が人生の価値
・1冊の本をバイブル化する。 -
貧乏の体験がある人間は強いという。
私も学生の時はいつも金がなかった。
本を買うにも星1個が50円か100円だった。星の数が少ない本ばかりを買った。
貧乏を力に変える技を紹介している。
貧乏に戻りたくはないが、貧乏を通過して社会への抵抗力が着いたとしたら嬉しいことだ。
斎藤孝の本をもっと読むつもりだ。 -
実際に貧乏になれと言っているわけではく、貧乏力をつけようとのこと。
多くの作品から引用されている点は、齋藤氏の本の特徴とも
言えますね^^
貧乏から這い上がってきた人たちの体験談は、物や情報に溢れながらも貧しい(経済的また精神的に)状況に置かれている日本人が読むべき書物でしょう。
まずは西原理恵子さんの「この世で1番~」から読んでみます☆
(中央図書館) -
安藤忠雄さんの話に大変共感しました。
「貧乏は希望」の言葉を噛み締めていきます。 -
安藤忠雄さん、西原理恵子さん、忌野清志郎さん等…。そして著者自身の例から、「貧乏力」の力強さを語ります。
貧乏は自己投資であるのだ。著者はその貧乏感性を忘れないために、今や下流若者向けになったというSPA!を読み、そしてどうしても暗さがつきまとう山口百恵を聞くのだといいます。
今、貧乏な人がこれを読んで這い上がれるのかといえば、そういう本ではないとは思う。本当に貧乏を勧めていたり、ハングリー精神で成功しろ、という勧めが混ざっている、不思議な本。貧乏故の、「身銭を切ること」の濃さを活用しろ、ということ。 -
貧乏でいること。
周りに流されず、自分の軸/土台を作る。
ためになる本でした。 -
貧乏キライ。
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あ、この本はいままで読んだ斉藤孝のなかでいちばんよかったなあ。この本を読んだ後でドストエフスキーを読むようになった。
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エッセイ。