- Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903908212
作品紹介・あらすじ
この絵本には、いまを生きるわたしたちがつい忘れがちな、とても大切なメッセージがつまっています。となりにいるお子さん、大切に思うひと、そしてこの本を手にする皆さん自身の心の声でもあります。この声に耳をふさぐことなく、しっかり耳をかたむけてみてください。自分が自分のところに戻ってくる、そんな感じがするはずです。
読み聞かせや、声に出して読むことも、おススメします。
感想・レビュー・書評
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「はやくはやく」
思ったり、口に出してしまうこと、あったと気づきました。
子供と一緒に読みましたが、親の教育絵本になりました。
自分だって他の人に言われたら、当たり前に傷つくのに、子供には気軽に言ってしまってる。読んだ言葉はブーメランみたいに自分に刺さりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これもちょっと私には読みにくい本。
一人称なのか二人称なのか分からないまま。 -
何の気なしにいってしまっている
はやくはやく。
こどものこころを見せられているようで、
反省しきり。
くらべられると どきどきする
どきどきすると ひんやりする
あーごめんなさい。
といっても、もう遅い。
ゆっくりいくよ ゆっくりおいで
わらったりしない?
まっててくれる?まってるよ。
みんなちがってみんないいってことだよね。 -
いわた書店の一万円選書の本で紹介されていた絵本。色んな人がいるから、「はやくはやくっていわないで」というメッセージ、私も言われるのは嫌だし、言われながらだと本領発揮できない。自分のペースでがんばりたい。と共感しつつ、子どもに対して「はやく、はやく」って言っちゃってるなあと反省。
「まっててくれる?」「まってるよ」この会話ができる親子関係でいたいと思う。他人の行動にイライラしてしまうとき、自分に自信が持てないときに読みたい絵本。 -
はやくってはやくってせかせないで、いや、いわないで。
この本、作者が益田ミリさんで選びました・・。
いま人生80年として、40歳で折り返しで今72歳なら8歳ですか。これからどんどん幼児に戻っていくような気がします。
実は10日ほど前からぎっくり腰で悪戦苦闘中。ベッドから起きるのも着替えも儘ならぬ状態。この本読んでいると、今の私の心情とまるっきり一緒。
はやくはやくっていわないで。
ぐずぐずしてる、できないの。
じーっとしてる どうしていそぐ。
あとすこしがとどかない。
そばでみてられると、どきどきするの。
ひとつひとつ ちがう できることがちがう。
できることや できないこと
できにないことや できること
どうしてできないの?
ひっぱらないで おさないで
ゆっくりいくよ ゆっくりおいで
まってて くれる? まってるよ
はやくはやくって言わないで・・・・。 -
益田ミリさんの書かれた絵本。
そうそう、子どもの頃なにをやっても鈍臭い私ははやくはやくと言われて辛かった。
それなのに母になった今はついつい子どもにはやくはやくと言っている。
子どもを急かす原因は、私が時間に間に合うように準備しておかなかったからなのに。
ゆっくりおいで。わらったりしないよ。まってるよ。
こう言えるようになりたい。
みんないっしょ。
最後のこの言葉。
あなただけじゃない、たくさんの人が同じように感じているんだよ、だから心配しなくて大丈夫だよって子どもたちに伝わったらいいな。 -
益田ミリさんの絵本初めて見ました!
はやくはやくってつい言ってしまう、、、
みんな違うからそれぞれのペースでいいのにねって言う気持ちを思い出させてくれました! -
振り返れば、「はやくはやく」と言いながら言われながら生きてきたような気がして、反省です。違いがあると気がつくこと、待ってる余裕を持つこと、かな?
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子供だけではなく高齢者を相手にしても同じことが言えるのではないかと思った。時間に追われる日々の中、はやさを求めるばかりではいけないことを思い出した。