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この作品からのみんなの引用
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私が働いてゆく原動力は、ここで生きてゆく上で都度感じる違和感です。あともう一つは、自分の周りにいる人たちに「楽しんでほしい」とか、「もっと活躍してほしい」とか。具体的な個人にむけた想いで動いている。
― 171ページ -
経済的な意味合いとは違う豊かさは、どれだけその場所に誇りを持てているかということと、身近な人をどれだけ尊敬できているかということ。
― 167ページ -
自信があるんですよ。自分に対する信頼がどこかにあるんです。それをやってもいい、という。自分で決めたことに向かっていいと自分に保証されている感じがあるんです。うまく行こうが悪くなろうが、自分で決めたことに向かっていい、ということが。
― 57ページ
みんなの感想・レビュー・書評
震災直後、約3ヶ月地元&自宅がある関東を離れて仕事をしていた時に考えていたことが線を結んだような感覚。極論、ノマドワーカーみたいな働き方がしたいのだろうという曖昧は確信に。結婚や出産しても無理なく続けられる、そんな働き方。今はそうなれるための地盤作り。会社に期待するより、自分に期待した方が健やかだもの。基本、主体でいた方が身に付くし楽しいし。地に足がついてないのは、2010年の島で暮らしからずっと消えないし、そういう意味では、今もノマドなのかもしれない。
3.11以降の東北、九州を訪れた著者が「いま、地方でいきるということ」について綴るインタビュー集。地元の人たちが自分の街に何かこう誇りを持てていること、個々の自由度の高さ、自立度の高さ、"反応ではなく予測のつかない事象に対応していく応答"、が地方で生きる上で求められていることを提示し、都市で生きる、お金という磁力で関係性を維持していくこととは別の生態系があるということを認識させられる。これまでの東京対地方、東京のモノサシ、経済成長という尺度、ではなく、どんな暮らし方をしたいのか、等のモノサシから身の周りに関っていくことが求められる点が、3.11後の日本のあり方みたいなものを形作っていくのだろうと思う。メモ。「定住型の農耕から新しい狩猟採取的な社会に移行していく」(星川氏)
読後の感想としては、なんていうか
地方うんぬんというよりか、自分がどこでどう生きるかって
ずっと生きてる限りつきまとうんだなということ
bestを見つけるというよりかは、betterな場所でもいいのかもしれない。
それを見つけるために、今、住んでいる町もよく知ることは
大事なのかもしれない。
ここは、好き。はだいぶでてきたなぁ~
思いのほか、タイトルのインパクトの強さはそれほど感じませんでした。
タイトルの勢いを期待すると、『結局答えは自分の中ってことかーい!』
みたいな感じになると思う。
でも、答えは自分の気持ちっていうのはあながち間違っていないのかもしれないな。
地方出身で、都会に働きに出ている人におすすめ。
地方で働く場所が無いとよく言われるが、この本を読むと、本人の努力次第でどうにでもなるのかなという気がしてくる。
この本には、地方で住むと決意し、そこで頑張って働いている人のインタビューを多く載せている。このインタビューを読むことで、地方でも考え方を変えれば、働く場所を自分でつくって暮らすことができることに気付かされた。
自分の知らない世界を知ることができた。
もっと視野を広げて生きるべきだと感じた。
なぜか西村さんの本なのに 読むのをためらっていた本 2日前になんか引き寄せられて 読み始めて さっき読み終わった
手に取るのは今だったんだなと思う
ここから先は ぬくもりという名のけもの道 そう考える
今年は北にも南にも行ってみることにする
Linker No.10
人間環境学府修士2年
なーにゃさん
鹿児島の地方で生まれ育った私が、本屋さんで見つけて思わず買ってしまった本です。
3.11の震災以降、「どこで生きるか」を考え直した人は多いのではないでしょうか?この本は著書の西村さんが、「いま、地方で生きるということ」をテーマに東北・九州を巡る中でお会いした約10名の方のインタビューが綴られています。
地方には東京ほどモノはいっぱい溢れていないかもしれませんが、そこには豊かな自然があり、お金で買えない豊かな生活があり、そこに誇りをもって生きているキラキラした人々がいる。地方で生きることは決して恥ずかしいことではないのです。
この本を読んで、今自分がいる場所について再考してはどうでしょう?
いろいろ考えさせられます。 私自身は、 かつて憧れのニューヨークに住んでみたとき、 結局はどこへ行っても、自分は自分でしかないこと に気付かされました。 911テロが起こってしまい、街が炭疽菌テロにおびやかされ、 ちょうど資金も底をついて、 東京へ帰ってきたときには、ニューヨークのような 親しみやすさをどこにも見つけられなくて 一時はひどく落ち込みました。 でも、そんな中で... 続きを読む »
「お金が要る,という重力」
あとがきにかえてに書いてあった言葉。
多分そういうことに自分は縛られているんだなぁ・・・
と読み終えて思った。
前半部分に出てくるたくさんのボランティアやNPOなどの
行動力はまねできないと思った。
後半部分のいわゆる地方で生活する人たちのインタビューは
大変興味深かった。
「地方」で輝いて生きるキーマンを丁寧に取り上げ、働くこと、生きることをあぶりだす一冊。
働くことがイコール企業への就職、というふうに錯覚してしまいがちだが、自分がどんな役に立てるのか、という視点が最も重要。そう考えると仕事は無数に存在するはず。
読み終えた今の心境はとてもニュートラルです。
僕もギアを「D」に入れれば、いま住んでいる場所を離れて生きることが出来る気がする。
一方で、しばらく「P」でもいいような気もする。そういう意味では本文中の秋田の矢吹さんの話はとても示唆に富む内容だった。
『この場所とやれることを、まずは最大限やることが大事』
地元に戻って、見えてきたものもあるので、まずはここで出来ることを探してみようかという気になった。
もう少し時間的に長いスパンで考えてみようと思います。
予備知識なく読んでみたら、知っている人が登場していてビックリです。だからこそ、登場する人の話が正しく伝わっていることが実感できました。
この本に出てくる人はみんなカッコいいけど、まだまだ物質の呪縛が抜けない僕には、いま実は東京が魅力的に見えてしまう。静岡県という半端な地方に住み、東日本大震災の被災地からも遠いと、こういう感覚が鈍っていくのかな。でも、東京も東日本大震災を経て、ある意味地方になった。
集中や依存のアタマに、ゆり戻しをかけたい。
そういうことは、制度に頼って生きてきたオッサンたちより、若い人には、むしろ言わなくてもわかっていることかもしれません。いろんなことを自分で決めるってこと。
話題のミシマ社からの1冊。クリエイティブ系の人の文章は掴みにくいことが多いのだが,波長が合えば楽しい。「公共」とpublic/commonとか,重力異常図とか,イロコイの民主制とか,震災と日本の狩猟化とか,東京/地方とか,色々な気づきのある本だった。
インタビューに応える人の中で,同世代である田北雅裕の「自分の幸せを考えたこともないですね」というスタンスには非常に親近感を覚える。だからこそ,彼の「本気にならないと,駄目だろう」は自分にとってとても,重い。
自分は横浜で生まれて、社会人になってしばらくして、職場に近い都内に越して、それ以降東京に住んでいるけれど、それは成り行きの範疇であって、本当の意味で自分の意思で住む場所を決めたことはないので、いつかそういう日が来たらいいなというか、そうしなければいけないな、と思う。
3.11があってから、「場所」の価値観が変わった。
依存することはリスクがある、という一節がとても印象的だった。
私たちは「どこで」「何をして」「いきる」のか。
地方で生きることはなんなのか?
企業に就職して働くだけがすべてじゃない。
誰のために、なんのために生きていくのか
ということを考えるキッカケになった一冊。
どこで生きるか? どこでもいい。重要なのはそこじゃないし。
きっと自分らしく生きているか?何をしているか?が重要なんだけど、それを成すには、地方の方がやりやすい、見つけやすいということ。
でもそんなタイトル的な内容よりも、
公・共・私のことに興味あり。
地震が起きたら現場に向かうくらいのパワーが必要だってことだね。いざというときに地がでちゃうんだろうな。
本書で紹介されている皆さんの地方で生活するきっかけ、取り組んでいることなどは十人十色だが、比較的地方に生きる自分には、それぞれの人の生き様のようなものにぐ っとくるものがあった。
特に福岡の田北さんの行動力、人生観は印象に残った。
111210on朝日be 偶然!自由が丘のほがらかな出版社 これ最新刊 他書出てる
震災を通じた「地方」で生きていくことを決めた人の体験集。地方で生きること=自分で働き方を決めること。
「多くの人が「田舎には仕事がない」という言うけどそんなことはないんだ、と話していた。それは勤め先がない、つまりいわゆる会社のような求人口がないだけの話で、人手が足りなくてできずにいる仕事はもう山ほどあるんだと。だから地域に入って、そこで暮らす人々と出会いながら、昔でいう便利屋のように働いてみればいい。彼らが困っていることを何でも手伝ってみるといい。給料はもらえなくても、生きてゆくための食料は手に入... 続きを読む »
結局、地方だろうと、東京だろうと、西村氏がインタビューしたくなる人は、自分の考えをしっかりと持ち、筋を通して生きていくスキルが高い人たちなんだなあ、と思う。年収や職業、という枠ではなく「どう生きるか」といういつもの切り口のインタビュー集。西に移住する人が増え、元気のない「東京は少し可哀想ではあるけれど、僕はいまのほうが好きです」と語る西村氏に共感。






