- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903908403
作品紹介・あらすじ
「『人より損をしたくない』などと考えていては、結局ロクでもないもんしか口にできない」
「街場」の男・江弘毅の至言が、現代日本を駆け抜ける!
「たとえハンサムであろうと、稼ぎが良かろうと、いい店を知らない男には娘を嫁に出してはいけない」
「街の景色が変わるごとにお好み焼きが変わる」「街を舐めるな」……。
「世界一うまいものがうまいように食える街」大阪、そことはちょっと違う京都と神戸。
三都の「街的」を語り放った、極上の21篇。
感想・レビュー・書評
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なんだか勇気づけられる本。
そして、すぐにでも大阪へ、京都へ、神戸へと行きたくなってしまう本。
サイコーです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「店」という社会化された場所は、町場にとって大きな魅力だ。
グルメ的思考ではなく、町そのもののありようが大きな魅力。 -
読み終わったー!おもろかったー!久々大阪帰って来て、衝動買いした本やけど、すごい大阪感じれた。「うまい口になる」ってのよう分かる。そしてここに載ってる店々に行きたい、けどなんかそれはちゃう気が…でも多分行くやろな。
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大阪・神戸・京都の主に下町の安くて旨くて心休まる胃も身体にも優しいお店を著者が日常的に利用しているとっておきのお店を紹介するエッセイです。
前回に引き続き、出版社の原点を目指す小さな出版社”ミシマ社”発行の関西3都で足を遣って見つけた飾らない暖かく包んでくれそうな旨いお酒と食べ物を提供するお店が載った本を紹介します。
著者は”ミーツリジョーナル”を立ち上げ12年間編集長を務めた街探し・旨い物探しプロです。
(該誌は関西地区の主に街と食を扱った月間誌で関西の書店には大抵置いてあります)
関西といえば”粉もん”ですが著者は全国的に言われるナニワの粉もんとはキッチリとしたカテゴリーがあると語ったり、鱧(はも)食文化の違いを本場と云われる京都と大阪更には産地である淡路での比較取材を行ったり、鰻については東京焼きと関西焼きを実際に関東と関西の老舗鰻名店で食べ比べをしてみる等実に行動力溢れ説得力とついついお店にフラフラと行きたくなる様な美味しい表現で空腹時に読むのは厳禁です。予定外の外食となってしまう事請け合いです!
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★★2.5
そうです、大阪の食文化はメディアに吹聴される粉モンどころじゃないんです。
しかしまぁ文章が、お洒落雑誌特有のやつでわかりづらかった。