- Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903908649
感想・レビュー・書評
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ロシア人の名前を巡る本。ザンギエフってあまりいないんだ、とか長過ぎる名前の理由とか様々な発見があって面白い。特に面白いのはコラムです。ちょっと悪ふざけ感のある箇所があってそれがマイナス。人名へのリスペクトは欠かさないでほしい。
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「コーヒーと一冊」というシリーズだけあって、お茶やコーヒーを飲みながらちょっと読むにはぴったり。
ロシア人の名前は父称を挟むのや、女性は女性形になるのは知っていたけど、「スキー」は地名につく、「ヴィチ」はスラヴ系、「コ」はウクライナ、ベラルーシ系、「ヤン」はアルメニア系、「シヴィリ」はグルジア系など知らなかった。ロシア人の知り合いいないし、知って何になるという気もするが。
苗字の意味なども分かって面白かった。
個人的には、名前の変化(愛称の多さ)にも触れて欲しかった。ロシアの小説を初めて読んだとき、呼び名の多さに辟易したので。
軽く読める楽しい本だが、この装丁で1000円は高くない? -
ロシアの変わった名前の人をとりあげて、その人物について楽しく語った伝記のような、エッセイのような本。ロシア文学が頭に入ってこないのは登場人物の名前の長さのせいだったのかもしれない。ロシア語ってややこしいなー、でもおもしろい!とこの本を読んで思いました。
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2018.9.28「本嫁の会」
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平成27年9月発行のYAだよりで紹介された本です。
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たしかにロシア人の名前ってわかりにくい。
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いい意味でくだらない内容でした。ほんとコーヒー片手にムフフとほくそ笑みながら楽しむのに最適な本です。
アッ、でもロシア人の名前の規則についてのコラムはためになった! -
独自の切り口が面白いシリーズ③.
よくぞここまで言いにくい人を集めたという感じ。
ポチョムキンから始まり、チェルノムィルジンやスヴドリガイロフなど、入力するだけでも一本打法が必需です。 -
抱腹絶倒の切り口で、一度聞いただけでは覚えられないロシア人の名前に、バッサバッサと突っ込みを入れまくる。疲れた脳に優しいながらも、薀蓄たっぷりの知的好奇心を、ゆるっとくすっとくすぐる愛すべき一冊。