選んだ理由。

著者 :
  • ミシマ社
2.95
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本棚登録 : 258
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903908779

作品紹介・あらすじ

職業、結婚、進学……
人生の岐路で、あなたはなぜ「そっち」を選んだのですか?

喫茶店店主、写真家、女子高生など、さまざまな職業の人に、何の予備情報もないまま出し抜けにインタビューをしていくことになった著者。
初対面の人たちに聞いた話を元に、私小説のように綴られるそれぞれの「選んだ理由」と、そこから見えてくるものとは?

ミシマ社のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン」連載時から話題沸騰の「石井ゆかりの闇鍋インタビュー」が、ついに書籍化!
厳選された7本に大幅に加筆を加えた、珠玉のエッセイが誕生。

感想・レビュー・書評

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  • さらっと読めて、楽しめた。
    いろんな人のいろんな選択、人生があって
    興味深かった。

    それに対する作者の考察も分かりやすくて
    一つ一つの長さも絶妙だったと思う。

  • エッセイに分類したけど、インタビューした内容をまとめた本。ただ、そのまとめ方がすごい。いままで、たくさんインタビュー記事は書いてきましたが、なるほど、この手があったかと。

  • 【静大OPACへのリンクはこちら】
    https://opac.lib.shizuoka.ac.jp/opacid/BB2250967X

  • なにか人生のヒントになれば、と思って読みましたが、期待が高すぎたかもしれません。

  • 職業、結婚、進学…。人生の岐路で、あなたはなぜ「そっち」を選んだのですか? 『みんなのミシマガジン』連載「石井ゆかりの闇鍋インタビュー」から抜粋した8回分を大幅に加筆・修正して収録する。

    一般的な?有名人へのインタビューと違って面白い。

  • 平成28年9月発行のYAだよりで紹介された本です。

     人生の岐路で、なぜあなたは「そっち」を選んだのですか? 各方面で活躍する8人のインタビューを掲載。進路選択を考えている人にオススメです。
    (YA担当/なこ)夏休みに読みたいおすすめの本

  • インタビューを受ける人選が微妙。そこがまあいいとこでもあるけど。

  • 相手のことをしらされないままで取材して「選んだ理由」を読み解く

  • 281

  • その仕事を選ぶとき、いろいろなことがあって選ぶ。
    ゲームをやっていて、引きこもっていて、・・きっかけはいろいろ。
    はじめは引きこもっていた人の話だったので、同じような話がつづくのかな~~と思った、が、阪大医学部教授の話は面白かった。
    会社員とかがどうしてこの仕事をえらんだのかっていうのは、インタビューにならないのかな。

  • 仏教の考え方は自分にとっては新鮮。他の選択肢を選んだ場合の自分も、別のところで生きている。

    自分にとっては何が大事で、何が面白くて、これを選んだのか、振り返ってみたい。石井さんのインタビューを受けてみたい。

  • 闇鍋インタビュー集。阪大医学部教授から女子高生まで。それぞれのの選択と理由と。ああ、こうやって読むとライターさんの景色が見えて、それが面白い。鍋材料を選んだミシマ社の景色も。

  • 1人でも共感できる人や参考になる人などを見つけれたら良いかなと思った
    インタビュー本ではなく私小説であるので、まとまっていて読みやすい本ではあった

  • インタビュー本ではなく
    インタビューから影響を受けたエッセイ本。
    ただそこには闇鍋インタビューという
    自分でインタビューイを選べないルールがある。

    読者は目次の誰かというのをあまり読まずに
    闇鍋インタビューを
    後追いしたほうがいい。

    全く知らずに読み進めていくと
    多くの発見がある。

    自分でやっている事が
    自分で一番分かっていない。
    人に話す事によってそうか!と
    気づく事が沢山ある。

    雑談の中にある真理みたいのが浮き出てて
    何で?を突き詰めていくと思わぬ方向に行く事があってそれを楽しめるか、楽しめないかで人生変わってくるんだなーと。

    編集者がなぜその人を選んだか一言
    こぼれ話を書いたらもっともっと良くなったのに。

  • いろんな人がいて生き方があって、世界があるんだ、ということを気付かされる一冊でした。

  • 星座占いでお馴染みのライター石井ゆかり女史による下調べ無しの闇鍋インタビュー集。写真家、学者、ティーンエイジャーの学生まで幅の広さを感じる一冊。メモ。
    (1)かっこいいの裏側には憧れがある。可愛いには憧れがない。
    (2)新鮮さとは変化に富んでいるということ。
    (3)習慣こそが人の仕草をつくり、雰囲気を作り、姿を作っていく
    (4)罪悪感や自己否定、辿ってきた道の正当化などは私の心の中にだけあった。
    (5)表に見えている事って氷山の一角だと思うんです。
    (6)好きと執着は紙一重。いつかは別れる、という事が受け入れられなければ、何かを好きになる事がそもそも怖いだろう。
    (7)ある目的があってそれに関係する色々な人に話を持って行って声を集めてきてまたフィードバックして、といった様なポジションが私にあってる。
    (8)自分の中のNOを知っている事が羅針盤となる事もある。自分にもこんな事が出来るのか、という発見と手応えはその先に進む勇気に変わる。
    (9)知識欲とは見えているものを超えてもっと彼方にあるものと自分がどう繋がっているのかを知ろうとする欲求。

  • 20160718リクエスト
    借受。
    あまり興味を持てなかった。

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著者プロフィール

職業、結婚、進学……
人生の岐路で、あなたはなぜ「そっち」を選んだのですか?

喫茶店店主、写真家、女子高生など、さまざまな職業の人に、何の予備情報もないまま出し抜けにインタビューをしていくことになった著者。
初対面の人たちに聞いた話を元に、私小説のように綴られるそれぞれの「選んだ理由」と、そこから見えてくるものとは?


どういう仕事に就くか、誰と一緒に生きるか、どこに生きるか、どう生きるか。誰もが、人生で幾度も選択を重ねていく。このインタビューシリーズを通して、「どれを選んだか」もさることながら、「なぜそれを選んだか」「どういう経緯でそれを選ぶことになったのか」が、人によってまったく違うことに気づかされたのだ。さらにいえば、「なぜ選んだか」という基準が、その先で「どうなっていったか」ということと、大きく韻を踏んでいる、とも思えた。――はじめにより


ミシマ社のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン」連載時から話題沸騰の「石井ゆかりの闇鍋インタビュー」が、ついに書籍化!
厳選された7本に大幅に加筆を加えた、珠玉のエッセイが誕生。

「2016年 『選んだ理由。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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