たもんのインドだもん (コーヒーと一冊)

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著者 : 矢萩多聞
  • ミシマ社 (2016年8月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903908816

たもんのインドだもん (コーヒーと一冊)の感想・レビュー・書評

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  • 筆者のことを知らないで読んだが、ピュアで感受性が高く、それを言葉に乗せられる人だと思った。異国の日常に溶け込み、それを素直に感じられる人。筆者が未成年の時は、日本ではその素直さ故に苦しいと感じることが多かったのかもしれない。ボリュームが少ないのが残念。もっと深くたくさん話を聞きたいと思ったから。

  • 2016.10月。
    毎日、日本の限られた街の限られた場所で、同じように生活していると、大きい広い遠い目を忘れてしまう。どんどん近眼になって縮こまってくる。
    そういう時に本がすっと入ってきて教えてくれる。自分の興味の外から入ってくる本もたまにはいい。職場の人に借りた多聞さんのインド話は自分とは全く違う価値観の世界。しかし文化は違うが同じ人間。バリバリの体が心がふっとゆるんだ。

  • 幼少の頃からインドと日本を行き来する装丁家・矢萩多聞氏が、インドで出会った人々や生活について綴った本。
    *
    ”ぼくはどんなに遅刻をしたときも、(中略)相手が時間のことを言い出さないかぎり、遅れたことに触れることなく、楽しくハイテンションに振る舞う。(中略)意外なことに、遅刻の時間が大きければ大きいほど、この方法はうまくいく”
    ーーー同書 P.10
    インド人だからといって、必ずしも遅刻魔とは限らない。
    時間を守る人はキッチリ守り、守らない人は守らない。
    守らない人の明るく大らかな振る舞いを見て、矢萩氏は上記を学んだという。
    *
    郷に入っては郷に従え。
    日本では、おそらく許されない価値観ではあるけれど「こういう価値観で生きる人もいるんだなぁ」ということを知るだけでも、ふっと気が楽になるなぁと思います。
    インドが好きな方・興味のある方だけでなく、日本人独特のキッチリした価値観が肌に合わない方にも、オススメの1冊。

  • 『偶然の装丁家』もとても興味深かったけど、こちらも、インドの様子が想像できてゆる楽しかったです。やぱ若いうちにこういう体験しておくべきだよな。という意味で、我が家の本棚では子育て本のスペースにイン。

  • すごく薄い本
    図書館で借りて読む
    サクマのイチゴミルクがお土産に好評

    手足に指の数違う人多い
    ホームツアーの習慣

    アンドーラ、料理辛いので有名
    隣のカルナータカはインド一優しい味

    ヤシ酒トディ、半日の味わい。
    社会的には酒とたばこは害悪
    映画館でも酒が映ると画面隅に注意書きが出る

    シネコンが増えている
    映画もネット予約可能
    「かえるのうた」「アイアイ」が受ける
    南京玉すだれ、大うけ

    タクシー、スマホで一発

  •  14歳から一年のうち半分以上インドで暮らした著者のインドに関するエッセイ。
     インドに行ったことのある人なら「あるある」という話(No problemはいつだってproblem、2minutesは十分以上は待たされる合図、は名言)ももちろんあるが、インドの一般人と長く関わった人だからこそのエピソードが豊富。そのどれもが、ちょっと困ったところもあるけれどインドのおおらかなやさしさやあたたかさについてユーモアたっぷりに書かれている。行ったことのない人は行ってみたくなるし、行ったことのある人はまた行きたくなるだろう。これから行く人は、お土産は「いちごみるく」やフリクションがいいとか、「歌え」と言われたら「アイアイ」などのリズミカルで繰り返しの多い曲がウケる、など貴重な?情報も多い。歌の苦手な著者の妻が、南京玉すだれでスター級の人気者になったというくだりを読むと、南京玉すだれを練習したくなる。言葉が通じなくても、ちょっとした単語を覚えておけば老若男女問わずウケる、リズムと意外性があるよなあ、と。
     インドの懐の深さを感じさせる話の中でも、特に心に残ったのは、インド人のお母さんの言葉。たくさんある料理をどの順番で食べたらいいのか著者が訊いた時、お母さんはこう言った。「あなたのお皿はあなたの宇宙よ。順番なんてない。好きに混ぜ、食べなさい。人生を楽しみなさい」(P42)

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たもんのインドだもん (コーヒーと一冊)の作品紹介

14歳のころから、一年のうちの半分以上をインドで暮らしていた著者。
そんな著者にしか知りえない、生活者たちの飾らないインドを描いた、これまでにない味わいのインド本。
著者渾身の、インドの香りが伝わる挿絵も必見です。

この本にはインドの遺跡や観光名所はひとつもでてきません。そのかわり、ぼくがインドで暮らすなかで出会った人やできごと、忘れられないインドのかけらがぎゅっとつまっています。遠い日本に暮らしていても、彼らはすっとやってきて隣に座り、ぽんと肩を叩いてくれる気がします。――「はじめに」より

たもんのインドだもん (コーヒーと一冊)はこんな本です

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