片山杜秀の本(5)線量計と機関銃──ラジオ・カタヤマ【震災篇】

著者 :
  • アルテスパブリッシング
4.25
  • (4)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903951584

作品紹介・あらすじ

第18回吉田秀和賞と第30回サントリー学芸賞をダブル受賞した『音盤考現学』『音盤博物誌』(小社刊)の衝撃から4年。
思想史研究と音楽評論の両分野で、いまもっとも注目を集める論客が、大震災と原発事故の後、メルトダウンを続けるニッポンを一刀両断する!

高音質衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」で放送中の深夜の“世直し音楽番組”「片山杜秀のパンドラの箱」。昨年3月11日の東日本大震災以降の放送分を一挙収録!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 3.11や原発とは一見関係ないものを巧みに関連付けながら、これらについて考えるための視点を提供してくれる。さすが。先日行われた高橋源一郎とのトークイベントも面白かった。

  • 今の日本が似ているのは戦中、戦後?『線量計と機関銃』トークショー - 本が好き! Book ニュース
    http://news.honzuki.jp/katayama_talk
    『SIGHT』で高橋源一郎さんと斎藤美奈子さんが『線量計と機関銃』を絶賛! (ブログ * ARTES)
    http://www.artespublishing.com/blog/2013/01/01-1181

    アルテスパブリッシングのPR
    「高橋源一郎氏、絶賛!
    「誰も気づかない“世界のつながり”が見えてしまう人──
    それが片山杜秀だ」

    大震災と原発事故後のニッポンを一刀両断。
    ライヴ感あふれるトークと博覧強記が合体した
    まったく新しい文明批評がここに誕生!」

  • 政治思想史家にして音楽評論家・片山杜秀氏のラジオ番組を単行本化したもの。3.11以後の放送の中からの抜粋。太平洋戦争前後の日本の社会と音楽を引き合いに出しながら、3.11以後の日本を捉えようとする内容が中心になっている。file.11「選挙制度と怒りの日」、file.12「吉田秀和とノストラダムス」が示唆に富んでた。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1963年生まれ。政治思想史研究者、音楽評論家。慶應義塾大学法学部教授。著書に『音盤考現学』『音盤博物誌』(いずれもアルテスパブリッシング、吉田秀和賞およびサントリー学芸賞)、『未完のファシズム』(新潮選書、司馬遼太郎賞)、『鬼子の歌』(講談社)、『尊皇攘夷』(新潮選書)ほかがある。

「2023年 『日本の作曲2010-2019』 で使われていた紹介文から引用しています。」

片山杜秀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×