エイジ・コールド・ブルー (マーブルコミックス)

著者 :
  • ソフトライン 東京漫画社
3.83
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本棚登録 : 530
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784904101063

感想・レビュー・書評

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  • とても面白い、独特のタッチが醸し出す雰囲気が新鮮、BL特有の読みにくさと噛みごたえのなさを感じない。
    異国の異人の性質をうまく表現できている。

  • 「ショーが跳ねたら逢いましょう」にあったミュージシャンの話の後日談&前日談。ビリーにニック、ジョーとピート、絶妙に絡み合う四人の関係がいいなあ。画廊オーナー・リュシアンの過去話も官能的で切なくて素敵でした。読み切りの宇宙飛行士の話も好き。

  • 空間の切り取り方が秀逸。まるで絵画のよう。

  • ひたすらオサレ、そして切ない。
    このブレない雰囲気と大人なストーリーが大好きです。

  • たまたま最初に読んだえすとえむ作品がこれで、海外バンドものということもあり、多田由美系の、安易にBLという言葉で括りたくないオシャレでかつ読み応えがあって絵も上手い作品を描ける人が出てきた!と嬉しくなったのを覚えてます。以降の作品ほとんど読んでるけど、今でもこれが一番好き。

    「Lost in the Supermarket」
    憧れのバンドだったレベルズのボーカリスト、ピート・ブライアンが死んだ夜、ギタリストのビリーはパブで酔っぱらう(レベルズのギタリスト、ジョーと一緒に)。翌日、バンドのお金を持ち逃げしていたメンバーのニックが戻ってくる。ニックは死んだピートと前夜寝たという。ジョーがライブを見に来て、二人のバンドはメジャーとの契約が決まる。

    「Party like all alone」
    バンドが軌道に乗るもニックは相変わらず放蕩、他メンバーからは苦情。ニックのソングライティング能力に惚れ込んでいるビリーは彼の面倒を見続けるが…。

    「If I was your mother」
    相変わらず母親のようにニックの子守を続けるビリー。しかしニックはついに犯罪に手を出し、刑務所へ…。

    「noises of silence」「Too old to die」
    ピートの死の前夜、ニックは彼に体を売る。ピートは、喧嘩別れしたままのジョーに、会いたいと留守電を入れる。パブで待っているジョー、しかしピートは来ない。そこにピートの死の知らせ、偶然そこにいたビリーと飲むジョー。ピートとジョーの過去。1話目の伏線回収。

    「THE FIRST DAY OF MY LIFE」
    ビリーとニックの出会い編。高校生のビリー、姉のボーイフレンドとして遊びにきていたニックは、ビリーのギターの音に惹かれる。

    以下2作は全く別の短編。
    「I saw blue」画家とモデル。実は画家はモデルの姉の婚約者だった。
    「HN nyxa HN nepa」スプートニク、宇宙飛行士。

  • あほのギタリストのは別バージョンも含めすき。

  • あんま好かんかも。

  • キャラクターの背景が作り込まれていて、お話もぱっとまとまってショートムービーみたいだった。

  • なんかこうギリギリな感じがたまらん。破壊的で衝動的で刹那的なんだけど、ちゃんとそこに愛がある。

  • 鳴りっぱなしのサイレン 麻痺している俺たちの耳
    この部屋には窓なんて一つもないけれど
    外を見てみろ、美しい夜だ

    かっこよすぎでしょう。
    しびれるね、Too Old Too Die

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著者プロフィール

2006年「ショーが跳ねたら逢いましょう」(東京漫画社刊)でデビュー。フィール・ヤング(祥伝社)にて連載の「うどんの女」が「このマンガすごい! 2012」のオンナ編第3位にランクイン。2011年からは月刊IKKI(小学館)にて闘牛をテーマにした「Golondrina ゴロンドリーナ」を、2012年からはジャンプ改(集英社)にて若き靴職人を描く「IPPO」を連載。BL誌、女性誌のみならず、青年誌にまで活躍の幅を広げている。

「2021年 『CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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