てんしさん

著者 :
  • 関西看護出版
4.14
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本棚登録 : 22
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (91ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904145173

感想・レビュー・書評

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    筆者が講演会などでナースに書いてもらったメモから選ばれた
    34編が載せられている。

    以前出版された「ナースtoナース」に収録されているものが
    多いように感じた。ほぼ再録かもしれない。
    「ナースtoナース」はメモの合間合間に筆者のコメントが添えられているが
    こちらはメモだけが淡々と載っているので、また違った味わいがある。

    後書きに
    「臨床で働く人と臨床を共に支える市民の方たちに読んでもらいたくて」
    とあるように、10分もあれば読んでしまえる作りなので、
    臨床に関わりのない人達でも読みやすくできていると思う。

    臨床が抱えている不安や怒りや喜びやおかしさや、
    一筋縄ではいかないドラマが短いメモにぎゅっと詰まっている。

    臨床で頑張っている人にはもちろん支えになりうる一冊と思うけれど、
    それ以外の人にも手にとって欲しい一冊。

  • 看護士さんって、やっぱりやっぱり、大変な仕事なんだ。
    命を預かるのだから、気持ちがはりつめる仕事なんだ。
    いろんな思いを抱えて、傷ついて、でも、続けている人がいっぱいいるんだ。
    そういうのが、徳永先生の集めたメモ書きの中から拾われて本になる。
    すごくありがたくて、尊い仕事だと思う。
    今後また自分が関わることがあったら、この本のこと、頭の片隅に置いておこうと思う。

  • ゼミの関係でお会いしたイラストレーターのミウラナオコさんの本

    1ページの文字数が少ないし、ところどころ可愛いイラストが挿入されていてとても読みやすかったです。

    看護師だった過去の話(ナースコール無視した事とか、載せていいのかな〜という話まで)が載っていて、
    リアルな仕事生活がのぞけたりしていやされながら、勉強になる一冊です!!!

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著者プロフィール

「野の花診療所」を営業する書き手が、永遠の謎である「死」を考える、いちばんやさしいデス・エデュケーション。増補として成人した夢二を追った後日譚を付す。

「2024年 『死ぬのは、こわい? 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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