- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904188309
作品紹介・あらすじ
がっこうからの帰り道。
くるまいすで動けなくて、困っているおっちゃんに出会ったマナブ。
ちょっとそこまでと、くるまいすを押してあげているうちに、
道行くみんなに「りっぱやわ!」「えらいわねぇ」と言われて…。
「ともだちやもんな、ぼくら」の3人組が、
ボランティアについて考えます。
褒められるのって気持ちいい。
でも、ええことするのって、感心されたり褒められたりするため?
感想・レビュー・書評
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「そうや、ぼくは、この おっちゃんが こまってたから、くるまいすを おしたんや」
ぽつりぽつりと涙が出て来る話です。ボランティアって、こういうものなんだなあと感じられました。(9分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ええことするのはええもんや #くすのきしげのり #福田岩緒 #えほんの社詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思ったよりいい話。
何も知らずに読み聞かせをすると、大人がやられます。 -
2021.6.24 4-3
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「ともだちやもんな、ぼくら」の三人組の続編
今回は、電動車いすのバッテリーが上がってしまって、
立往生しているおじいさんを助けるおはなし
ええことしている自分に最初は酔ってしまうのだけど、だんだん「なぜ助けたくなったのか」の本質に迫る
ここでも、やっぱり正直でけなげで元気な子供が登場する
くすのきさんの子どもたちには、よこしまな気持ちや意地悪をする気持ち、人を陥れるなんていう暗い心を持った子どもは登場しないんだなあ。 -
ええことすること
誰かにほめられること
心の葛藤が伝わってきます -
2019年度 6年生 13分30秒
5年生の時に、授業で車いすの体験学習をしたとのことで
興味を持ってくれるかと読んでみました。
「ええこと」をする時は、大人でも多少他の人の目が気になりますよね。
夏休み前の暑い下校時の事・・・
最初は困っているおじさんを助けようと軽い気持ちから車いすを押しはじめ、次は「見て見て!僕ってえらいでしょ?」
それから「あーしんどい、だれも褒めてくれないんなら意味ないやん」
13分超えの長いお話にもかかわらず、まなぶくんの心の葛藤に気持ちを寄せて最後までよく聞いてくれました。
みんなも最後の冷たーい麦茶のようにスカッとしたんじゃないかな? -
2019 3-2
5分 -
困っている人を見かけたら助けてあげる…この些細なことが案外難しいこともある。
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[墨田区図書館]
道徳にいいかも。
ちょっとした気持ちから車いすのボランティアをした主人公。途中からつらいなーと思って見物?している同級生に代わって欲しくなったりしたのに、「ピーターパンの塀のペンキ塗り」のように、みんながやりたがったら、なぜか「やらせてあげない、これはぼくの親切!」とばかりに見え張って頑張っちゃう。そして、思ったよりも重くてつらかったのに、予定以上に頑張って、おじさんを家まで送って行ってしまう!!
こういう単純さはくすって笑ってしまうんだけど、それだけでは終わらない。そのあとの上り坂はそれまで以上につらかったんだけど、見物?同級生の道が逸れて一人っきりになってしまうと、後悔の嵐。ちょっと調子にのって、落ち込んで、、、でもそこに今度は助っ人同級生が戻ってくると、それまでの独りよがりの功名心から仲間の助けの有難さがわかって本当の意味でのボランティアが始まる、本当の助ける側の気持ちよさがわかってくる。
ぜひまだ素直な子供たち、もしくは既に少しひねてはいるけれど、この話がひびく隙間が残っている子供たちに読んであげたいな。 -
関西弁の絵本