- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904209271
作品紹介・あらすじ
あなたがお金持ちになれないのは、税金のせい!ドクター苫米地流・国家の罠に騙されないための税金の基礎知識。
感想・レビュー・書評
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確かにという部分と、シャウプ勧告こそ外国ものだとは思う。 後半の自論は賛否がありそうだけど、やってみたい。
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2016/06/13
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タイトルで選んだ本だったけど、分かりやすくかつ斬新な良本。
国家の歳出はおもに一般会計(主に人件費)ざっくり100憶円と特別会計(建設費などの年度をまたがり計上されるもの)ざっくり400憶円からなっており、
国債償却などをのぞけばおよそ250憶円の純粋な支出がある。
特別会計の詳細は実質国会の承認なく決まっており不透明。
さらに増税とか。
一方で苫米地氏の提案は、「税金をなくし、日本国民貸付制度に一本化する」「税金を消費税25%に一本化する(所得税や法人税は廃止)」という2案。
累進課税をなくすことで平等なシンプルな仕組み。
個人的には大賛成。 -
三菱地所時代の話が一番おもしろかった。
びびった。 -
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「お金持ちになりたい」と思っていながら、一方では徴税時の「富の再分配」を正しいものとして積極的に受け入れるというのは、完全に矛盾しています。「お金持ちになりたい」と言いながら、実際にはお金持ちになれないシステムを積極的に採用していることになるからです。126
あなたがお金持ちになったとき、高い所得税を前に納得できるか?そう聞かれると、「いっぱい取られるほど稼ぐことはありませんから……」などと、お金持ちになることに自分でブレーキをかけてしまいます。127
「自分は将来、お金持ちになるに違いないのだが、そのとき累進課税による不公平を味わうのはごめんだ」とつねに考えるようにしてください。128
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本筋とはそれてしまうが、共産主義と資本主義は共存出来ないという視点に考えさせられた。
では、今の中国経済の先行きはどうなるのか著者には見えているということか…。聞いてみたいです。
本題の税金に関しては前半は学校の授業のようにわかりやすく、後半の具体案では「これが実現したら世界初で面白い!」と思うものでした。
著者の啓蒙が多くの人に届けば、国家の搾取は止められると信じて。 -
特別会計について学べた。こんなにおかしいものを今もまだ放置しているという現状に驚きです。
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良書。
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読んで良かったな