潜行~地下アイドルの人に言えない生活

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著者 : 姫乃たま
  • サイゾー (2015年9月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904209820

潜行~地下アイドルの人に言えない生活の感想・レビュー・書評

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  • 地下アイドル「姫乃たま」の地下アイドルルポと自伝。本文にもあるが、彼女はアイドルとして舞台に立つよりも、物書きの仕事の方が多いという。とても内省的であり、等身大の良い文章を書くと思った。しかし多分に内在的であり、世界に開けていないことを特に気にもしていないし、むしろそれでいいと思っているようだ。

    彼女を知ったのは15年ぐらいのlifeにて。塚越がパーソナリティを務める番外編で、文科系で生きていく、ということをテーマした回の一人として参加していた。宮台真司をじっくり聞いたのはそれが初めてで、彼のインパクトが一番だったが、彼女もしっかりと存在感を放っていた。世界の真理に触れようとする宮台に対して、内輪でもそれが生き方であると肯定し続ける姫乃の緩やかな存在感が印象的だった。

    これはもう時代だと思う。今は世界よりも生活なのだ。それでも自己の外があり、それをポジティブに見つめる視点があればいいのかもしれない。それが今だ。


    17.12.10

  • 地下アイドルのリアルを、地下アイドルとしての主観を交えながらあくまで客観的に描写している。欲求とは人の性であり業だ。

    地下アイドルとしての覚悟を感じるし、客とステージの距離が近いアイドルのライブに足を運ぶ人にも秩序と責任を持つ必要があるのだと思う。アイドルファンにこそ呼んでほしい本であると同時に、この文化はどこまでも人間臭いと思っていて、多くの人に触れてほしい本でもある。

  • 文章がうまいのですいすい読めた。頭よくて可愛くて最高じゃないか。

  • 装幀と、帯がかっこいい。こんなんはじめて見た。いやしかし、アイドルの世界ってやっぱりちょっと黒い。たぶん、ここに書かれている以上にきっついことがありそう。姫乃たまさんがご自身のアイドル人生を、淡々とした文章でつづっている。

  • あまりアイドルのことは知らないのだけれども、興味深い本だった。それほど目新しい話はないのかもしれないし、同じ話が何度も出てくる。文体はわりとドライだけど、気取ってる様子もない。時々感傷的である。
    距離感だろうか。イエスというわけでもないし、ノーというわけでもない。はっきりしない曖昧な態度。肯定的ではある。
    今、私はここにいます、ということで、まだ渦中であり、結論のようなものはない。

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潜行~地下アイドルの人に言えない生活の作品紹介

地下アイドルの耳の痛い話、枕営業、整形、愛人契約、風俗、AV女優…"誰でもなれる"地下アイドルたちの悲喜交々。さとり世代の地下アイドルステップアップ論、なにもなかったわたしが地下アイドルシーンに居場所を見つけるまで。わたしのアイドル観察記、アイドルとは、結局のところ、どんな存在なのか。恋、仕事、心の病…様々な問題と向き合って。

潜行~地下アイドルの人に言えない生活はこんな本です

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