冬のUFO・夏の怪獣

  • ナナロク社
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本棚登録 : 126
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904292563

感想・レビュー・書評

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  • ナナクロ社のホームページの立ち読みを読んでから購入。
    すごく好きなテイストだったので、買う前から不安は
    なかったけれど、買って正解。
    まず本の質感がすごく好き。中身のレイアウトも
    他の方のレビューに書かれているように動きがあって
    読み心地がすごく良い。
    内容も多幸感溢れる作品が多い。何気ない日常のなかの
    光みたいな。でもシュールな作品もあったり、
    ユーモアあふれる作品もあったり、バランスが良い。
    バムとケロの絵本のように、読んでいる短編に他の短編の
    登場人物や小道具がちらっと出ていたりして発見が多くて
    結局先日購入してから三回も繰り返し読んでしまった。
    これからも何度も読み返す。間違いなく。
    すごく丁寧に作られているマンガだから10年分以上
    発行までかかったことも納得。また続編が読みたいなー。

  • これは好きだ、と開いた瞬間にわかった。
    イラストのかわいさと、日常のゆるさと、何気ない言葉の光と、斜めに入るユーモアと、日常に転がる不思議なモノを拾う登場人物たち。

    つい日常の変なものを面白がってしまうんだけど、それを表現するノリとかテンションがすごく自分と合っている。だから好きなのかもしれない。
    ヒロシとミドリがお気に入りである。
    たとえば、風が吹いて、飲んでた瓶の口からふおおおって音がして、おお~と思って一緒にふおおお!って言っちゃう。みたいな。たとえば。

  • ちょっとおもしろさがあまりわからなかったが、本の手触りとかそういうのは好き

  • ヨシタケシンスケ推薦作家ってことで入手。いわゆるナンセンスギャグっていう系統に入るものだけど、それ系が苦手な自分としては、正直、ストライクゾーンからは外れる。物語の世界観の割に絵はほんわかしてるし、いかにも当たり前の日常が描かれているから、そういうギャップが面白いのかもしれないけど…まあ、他の作品も是非!とは思わなかったす。

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著者プロフィール

1977年東京都生まれ。漫画、イラストレーション、絵本などを制作。
マンガ作品に『ツノ病』『ラッキーボギー』『隊長と私』(すべて青林工藝舎)。
絵本作品に『ぱたぱたするするがしーん』(福音館書店)、『これなんなん?』(くもん出版)、『とおくにいるからだよ』(教育画劇)、『こうえん』(偕成社)、『ゲナポッポ』(白泉社)ほか多数。

「2020年 『冬のUFO・夏の怪獣【新版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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