脳を休める 脳科学と睡眠の新しい常識

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  • ファーストプレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904336373

感想・レビュー・書評

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  • ・研究結果の記載などは、説得力を増すために必要だったかもしれないが、個人的には睡眠を良くするための具体的な方法をより多く知りたかった。

  •  睡眠について科学的に判明していることが記述されています。
     ハウツー的な記述を期待していたのですが、講談社ブルーバックスを思わせる科学的な解説中心でした。
     科学解説とハウツーの記述は両立しないということを表している書。
     以前読んだビジョンヨガの本は、科学的なエビデンスを度外視してヨガで短眠は可能だとか、挙句の果てにはトンデモ的に直感について言及したりしていました。
     まあ科学的にはどうかとは思いますが、そんな本に限って読んでいて面白く感じるのです。
     非科学的トンデモ趣味に走りそうな危うい私の性格を表すエピソードです。
       http://sfclub.seesaa.net/article/474197958.html

  • 脳と睡眠に関するお話がとても興味深かったです。睡眠に関してはいろいろな話があるわけですが、やっぱりそれなりの時間を取るのが大事なのですね。日本人は世界で2番目に睡眠が足りない国民だとか。・・・知らなかった。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:491.371||N
    資料ID:51000147

  • でも図書館にないんだよねー。

  • ■概略
    精神科医である著者が、50の質問に答えていく形式で脳と睡眠に関する独自の見解を展開する。

    ■感想
    国ごとの睡眠に関する統計データや生理学に基づいた事実だけでなく、「睡眠学習」や「短眠人間」などの日常における素朴な疑問も取り上げていて面白いです。
    睡眠のモニタリングやアロマの利用、寝具など今日にも実行できることが多く掲載されています。
    また、よくある睡眠本のように常識を並べ立ててるだけでなく独自の見解に基づいて意見発表しており、かつそれが非常に的確なものだと感じました。

    ■一般的見解
    Q&A形式がわかりやすいということと、実践的であることの2点が評価されてるようです。
    睡眠に関する本はたくさん出ていますが、個人的にはその中でもかなりの良書だと思います。

    ■総括
    睡眠に関する本は比較的多く読んできましたが、その中でも本書は実践的でかつ興味深いものでした。
    「睡眠」というキーワードに引っかかった方は、是非ご一読あれ。

  • 1冊全てが脳と睡眠の関係について書かれており、睡眠中に記憶が強化されるメカニズムや、ホルモンとの関係、精神的にどんな影響があるのか、レム睡眠とノンレム睡眠の違いなどが理解できた。
    日本は韓国や香港と1位を競うくらい、平均睡眠時間の少ない国らしいが、その平均時間というのが7時間50分というのだから、では他国では、どれだけ長く睡眠を取っているのだろうと驚いた。
    記憶に関しては深い眠りの時に定着するので、やはり睡眠はしっかり取った方が良さそうだ。

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著者プロフィール

西多 昌規(にしだ・まさき)
精神科医・医学博士。早稲田大学スポーツ科学学術院・准教授。東京医科歯科大学医学部卒業。国立精神・神経医療研究センター病院、ハーバード大学医学部研究員、スタンフォード大学医学部客員講師などを経て現職。日本精神神経学会専門医、睡眠医療認定医など資格多数。専門は臨床精神医学全般と睡眠医学、身体運動とメンタルヘルス。著書に『「器が小さい人」をやめる50の行動』(草思社文庫)、『「テンパらない」技術』(PHP文庫)、『休む技術』(だいわ文庫)、ほか多数。

「2018年 『文庫 自分の「異常性」に気づかない人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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